2008/06/18

皇太子殿下、ブラジルで海兵隊を閲兵。中韓やブラジルはどのように報道した?

日本の真裏にある国、ブラジル。将来、日本の天皇になる皇太子さまが、このブラジルの地で海上自衛隊を閲兵していたという事実。これは、あまり知られていないのではないでしょうか。

日本ブラジル中央協会によると、皇太子殿下がブラジルを前回訪問されたのは、1982年のこと。今回のご訪問は、浩宮時代の訪問に次ぎ、2回目、26年ぶりになるそうです。前回は浩宮時代ですから、今回は皇太子として初のブラジル訪問となります。

※浩宮(ひろのみや)とは、御称号です。日本の皇室用語としての称号(しょうごう)とは、一部の皇族に与えられる幼少時の呼び名。

http://www.gettyimages.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/the-asahi-shimbun-108296450#crown-prince-naruhito-and-former-brazilian-president-fernando-teh-picture-id491273310

通常、天皇陛下が「国賓」として外国へ行くと、当然相手国の国軍を閲兵します。

けれども、日本の軍隊である自衛隊をが外国の国賓に閲兵されることはあっても、天皇陛下をはじめ皇族の方々が、自衛隊を閲兵することはありません。

1945年1月8日に行われた陸軍始観兵式 (Military parade)での、昭和天皇による閲兵以来、戦後初めて皇太子殿下(日伯交流年実行委員会名誉総裁)が皇族として自国の軍隊(自衛隊)を閲兵したことになります。

しかも、それが日本ではなくブラジルで行われたということ。しかも、10日間に8都市を歴訪され、多くの行事をこなされたそうです…。日伯関係の強化に極めて多大な効果をもたらしたそう。

以下ご訪問された都市。

首都ブラジリア、サントス、サンパウロ、パラナ州ロンドリーナ、ローランジア、マリンガ、ベロオリゾンテ、リオデジャネイロなど。

そんな皇太子殿下がブラジルで海上自衛隊を閲兵する。とは、将来の日本に何を意味するのか?私はこの動画を見ながらそのようなことを考えていました。

まずは、動画をご覧ください。



この動画はブラジルの公用語であるポルトガル語や、その他に英語でも探しましたが、一番画質がきれいな映像がチャンネルさくらという番組のものでしたので、そちらを選びました。

9:40から見てください。演奏が始まり、そして10:45分の皇太子殿下が兵隊たちの前を歩きます。その歩き方は、まさにエンペラー。現在、日本語でいう天皇というよりも、皇帝のようなおももち。まさに貫禄があり、一国の指導者のようでした。

皇太子殿下の歩き方、顔の角度、兵隊をみる視線、を観察してみてください。もうこれは完璧としかいいようがないです!!

そんな中、日本の海上自衛隊とブラジル軍が何度も練習した分裂行進が始まります。

大勢のブラジルの観客の前で行われるこの日本とブラジルの合作。

素晴らしい…。思わず、泣きだしそうになってしまいました…。
なんでしょう?このこみあげてくる気持ちは!?この皇太子殿下の大胆な態度。これは何かのメッセージ!?

日本とブラジルが何度も練習してこれを達成したと思うと、あまりにも完成度が高く、目が潤むのも無理はありません。

また、ほかの国がこの映像をみたら、いったいどのように思うのだろうか?

中国と韓国に住んでいた私が、中国人と韓国人の気持ちになってみて考えると、かなり複雑である。というのも、これをもし中国人や韓国人がみてしまったら、明らかに帝国主義の復活だ。と言いかねないからです。

日本でもほとんどテレビで取り上げられなかった、または話題にならなかったのはこれらの配慮からでしょうか?

以下の動画も、同じ動画ですが、よりいろいろな角度から見るために張り付けさせていただきますね。


これをみると、日本とブラジルの新時代が到来したかのような錯覚を覚えます。

日本人はもっとブラジルを意識するべきだと思う

私は今まで意識したことがなかったのですが、ブラジル人は日本にとても多いそうです。

日本の真裏にある国だけれども、日本には17万人の日系ブラジル人が住んでいることもあまり意識はされていないのではないでしょうか(For your reference)

17万人というと、少々少なく感じると思いますが、これは日本に3ヵ月以上滞在している外国人の中で、4位です。(中国、韓国、フィリピン、ブラジル)の順。
日本の外国人

それよりもなによりも、ブラジルには多くの日系人がいるという事実。この点も日本ではほとんど意識されていない点。それは朝鮮族が中国にたくさんいるけれども、同じ民族として思っていない韓国人のようだと私は思います。

ブラジルの総人口の約0.8%、およそ160万人もいるのです。これは日本に滞在しているブラジル人のおよそ9倍!それほどブラジルでは日本という国が意識されているということ。

日系ブラジル人




近い将来、天皇(エンペラー)になる皇太子殿下がブラジルで海上自衛隊を閲兵したことは何を意味するのか?

もちろん、私には何が起こるのかわかりませんが、今後自衛隊を皇室の関係者が普通に閲兵できる日がやってくるのではないでしょうか。私たちを守ってくれる自衛隊を、日本の象徴である天皇が閲兵すること。それはどこの国でも行われているようなこと。それが封印されてしまったこと自体おかしなことかもしれない。

ソース

以下、日本の皇室のブラジル訪問の年表

1958年=移住50周年記念に三笠宮崇仁親王と百合子妃
1967年明仁皇太子(当時)と美智子妃
1973年桂宮宜仁親王
1978年70周年祭には再び明仁皇太子と美智子妃
1982年浩宮徳仁皇太子
1986年常陸宮正仁親王と華子妃
1988年80周年祭には秋篠宮文仁親王
1995年紀宮清子内親王(現黒田清子)
1997年今上天皇陛下と美智子皇后
2008年100周年祭に再び浩宮徳仁皇太子

天皇・皇族の外国ご訪問一覧表(戦後)(昭和28年~昭和63年)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1317213323

中韓、ブラジルではどのように報道された?

中国大手の検索エンジン百度で、"巴西 2008 日本 皇太子"と検索してみましたが、あまり話題になっていませんでした。また、韓国大手の検索エンジン,ネイバーで"브라질  일본 황태자 2008" と検索してみたのですが、やはりこれもあまりヒットせず。まず、この出来事を、知っている人がいないということと、やはり皇太子だからあまり報道されなかったのかもしれません。天皇だったら大問題というレベルになっていたかもしれませんね。

ブラジルでは、海上自衛隊の分列行進がやはり注目を浴びたそうです。動画をみてもお分かりだと思うのですが、”一糸乱れぬ”という言葉、まさに文字通りの行進。またそれを支えた音楽隊の演奏。やはりこの動画は何度見ても飽きが来ません。

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2016年8月9日更新

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