2009/12/02

満州最大の都市、瀋陽で約二週間滞在

私は、なぜか瀋陽で生活がしたかったのです。上海に来て、すぐに飛行機で瀋陽にやってきました。上海はもう何度も訪れているし、正直あまり好きではありません。でも仕事を探すとなると、ここ瀋陽には働けるような場所がほとんどないということは知っているし、上海を拠点にして、こうやってたまに遊びに来ればいいかな?と思っています。

中国人同士の間でも、瀋陽を中心とする東北3省は他の地域とはちょっと違うようにみられていて、私にとって、この東北3省(いわゆる満州地区。英語では今でもマンチュリアと表現しますが…。)は、中国というより、中国と朝鮮半島の間にある別の国というイメージが強いです。なので、私がこの瀋陽に憧れを抱き、わざわざ上海から飛行機を使ってでも、また来たかった気持ちを理解してもらえますか?

私はある意味、この地区をとても気に入っていている理由の一つに、日本人が少ないのに、日本から割と近い地域という理由があります。



瀋陽桃仙国際空港行きの飛行機はガラガラ…。客室乗務員の態度もよいとは言えず...。それよりも、なぜか手荷物検査のときに、シャンプーを没収される…。日本で買った髪の毛さらさらになるシャンプーが...。しかも、女性に没収されたので、おそらく彼女がほしかっただけじゃないかな?と私は思っています。なぜなら、なぜ、国内線なのにシャンプーを飛行機に持ち込むことを禁止するの?日本では一度もなかったので・・・。これは、絶対に忘れられない思い出になりそうです…。

■瀋陽師範大学


ここは私が訪問した大学です。中国ではHSKの点数さえよければ、2年生や3年生に編入できるという大変便利な制度が外国人には適用されます。

なので、中国の大学を卒業すれば、海外で働くとき、ワーキングビザの条件を満たすことができます。私はそれを狙って中国の大学に入学しようと目論んでいましたが、財政的な問題で、断念しました。しかし、やはり中国の大学の雰囲気を感じたかったので、今までインターネットで調べていた、この大学にやってきました。この大学で、日本語学科の私と同じくらいの身長(165cm)の女性に、中国語を習ったり、瀋陽師範大学の校内を案内してもらったり、いろいろお世話になりました。彼女は満州族で、北海道の旭川に留学に行く予定であることも教えてくれました。



(Shenyang station built as model of Tokyo station during Japan's colonial.)

東京駅に似ていると思ったアナタ…。そうです。東京駅の兄弟駅です…。

しかし、ほとんどの瀋陽人は知らないみたいです。夜、瀋陽駅周辺を歩いていたのですが、やはり瀋陽という都市は魅力的です。上海や北京にない独特のものを持っている都市です。


遼寧大学

ここでの思い出はあまりありません。でも、大学の校内を一人で散歩したり、見学していました。

さすがに、何日間か瀋陽にいると、もううんざりしてしまいました。

でも、私はこの街の人たちのノリや雰囲気がとても好きです。そして、私は中街という瀋陽の新宿のような若者がたくさんいる街に滞在していたのですが、隣の部屋からギターの音が聞こえました。中国語でギターとは吉他と書いて、ジーターと言います。なんだか、その日はいつもと違う一日のように感じました。そして、中国語を勉強するために近くのデパートのカフェで一人で勉強していたら、外から誰かがマイクで歌っている声が聞こえたのです。なんと、中国各地で開かれているオーディションを開催していました。そこで、私が好きな、Jason Mraz - I'm Yours が流れたのです。そこで歌っていた人の声に一目ぼれ。私は、この中国に来るために、データ入力の仕事を夜勤で12時間、週6日連続で働いていました。そして、中国語の本を会社に持っていき、少しずつ勉強してきました。そして、私はこの Jason Mraz - I'm Yours を毎日聞いていました。

テレビなどに取材されている後に、私は恥ずかしさも何もなしに、彼に連絡先を聞いてしまいました…。

そのとき、彼はもう一人の相方とギターを弾きながら歌っていていました。数日後、彼から連絡があり、彼とその相方、そして私も合わせて、彼の家で中華料理を作ることに。彼の家に上がる前に、彼のペットであるネコちゃんが怪我をしたということで、動物病院まで私も同行しました。ちょっとさびれた高層マンションにある彼の部屋に到着。まず私たちは歌いました。彼らにとって歌うことがコミュニケーションのようですね。彼は音楽系の大学を卒業。3人で料理を作って、また歌って。私はこういう時間が好きです。日本で体験したことのない人の温かさに感激・・・。

こちらが彼が映っている貴重映像。左の人ではなく右の人・・・


また違う日に、泊まっている場所の近くの食堂?中華料理屋さんに夜一人で行ったら、台湾人と東北人の集団と一緒にご飯を食べることになりました。こういう出会いっていうのは旅の中での楽しみですね。

その台湾人は中年の男性で、20代くらいのとてもきれいな東北の美女と結婚しているそうです…。ちなみにその美女は私のことを気に入ったようで連絡を取り合うようになりました。私のことを最初女性かと思ったと言って近づいてきたのです。

そこの食堂?の厨房の人が私と話したいということになって、私はその食堂の厨房に足を運びました。そうすると、彼は日本へ料理の修行に行きたいらしく、私とちょっと日本語で話してみたかったそうなのです。彼の私に対して訴えかける日本への希望は、それはもう目がギラギラで凄まじかったです。(笑)

北京や上海、大連のように欧米化していなく、中国の本当の中心地とさえおもえる瀋陽が私は大好きです。またこの都市に戻りたい。次戻るときは、もっと近代化して上海や北京のようになっているのだろうか・・・。そうだったら、ちょっと残念だけれど・・・。

瀋陽滞在の最後のほうは、風邪をひいてしまい、もう明日返らないとやばい!ということで、急いで飛行機を予約して、上海に戻りました。