2012/12/14

ハトとカラス、あなたはどちらを選びますか?

日本で生まれ育った私には、もちろん黒人の痛みなどわかるはずがない。日本では、アメリカに住む黒人の歴史なんて一度も学んだことなんてなかった私。

正直、私にとってはどうでもいいような話だと最初は思っていました。なぜなら、日本に住んでいる私にとってそんなことは関係ないからです。ですが、海外に出るようになって、そういうことをどんどん意識するようになりました。

カナダやアメリカに滞在していたあの頃、意味も分からずに、

"Black is beautiful" 

と、正義者ぶって語っていた私は本当に愚かだなと思いました。

歴史を勉強すると、こんなにもたくさんのことがわかったからです。そして、歴史にはいつも聖書が関係していたという事実。正直、歴史というものに関して、私は何が真実なのか分からなかったりさえします。事実だったことが消されたり、事実ではなかったことが捏造されたりと、色々な情報が錯綜する中で、私たち一般庶民は翻弄されるしかないからです。



韓国の国立大学に入り、英語系の授業選択で、アメリカの歴史を履修しました。先生は黒人のアメリカ人。実はこの先生、私がこの国立大学に入学する前に韓国人の友達と地方裁判所を見学に行ったのですが、その時いた被告人でした。どうやら、女子学生との間でトラブルを起こしたらしく、そんな裁判でした。

私は英語を深く学ぶために法律用語などもかじっていたので、あの時は裁判所を見学することを強く切望していたのです。

話は変わって、白人とか黒人ってなんでそんな呼称があるのでしょうか?それ自体おかしなことだと私は思っています。いつも、記事を書くとき私自身も黒人とか白人とかイメージが浮かびやすいように書いていますが、他に違った呼び方ないかしら?と思っています。

文字通り、白人は白い人。でも、南ヨーロッパの浅黒い人のことを白人と呼び、東アジアの北方系の白い肌を持った人をアジア人と呼ぶこの単純さは、なんなのか?私が以前アメリカ大陸をバスで横断した時、バスに乗車している人たちの中に白人は一人もいませんでした。黒人かスペイン語を話すヒスパニック系だけ。あと1人か2人くらい東アジア人らしき人もいたかな。そして、バスがセントルイスあたりを通った時、北方系の中国人の若いカップルがいました。

彼らはどうみても、私たちが呼んでいる白人よりも真っ白い肌を持っていたのです。こういう肌を持つ人は中国の北方でよくみられますが・・。

何か適切な言葉はないのだろうか?とさえ思ってしまいます。私は今だに黒人という呼称が気に食わないです。

これは人間がカラスとハトをどのように見るかという感覚に似ているのではないでしょうか?

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