2014/08/30

フォームは2つある?FORM と FOAM の違い

このフォームにご記入ください。と日本語ではごく普通に使われているフォーム。

でも、英語ではこのフォームという動詞は様々なところで有り触れています。その動詞のフォームを説明する前に、まず、泡を表す、"foam" という全く違う単語を理解していきましょう。なぜなら、動詞で使われる形成するという意味の "form" と泡を意味する "foam" は語源もまったく違い、つまり全く別の単語だからです。

英語で泡を表す単語は大きく分けて3つあります。

①"foam"
(波を打つことによって、泡が発生するのを見たことがありますか?海によく行く人は知っているはずです)

"foam"の方はとても簡単な意味で、泡の意味です。洗顔をするとき泡立てしますよね?でも、じゃ、"bubble" は?と疑問に思う方が出てくると思います。"bubble" の方は、空中を舞うような丸い泡のことです。ちなみに空中に限らず、水中に舞うものもです。ちなみに、泡を意味するフォームが発音的に言いますと、[foʊm] フォムですので、きちんとを発音の中に入れるようにしてください。

"foam" [foʊm]
"form" [fɔrm]

はスペルは似ているものの発音には違いがあるのです。

これらの二つの単語は語源的に関連していません。
etymonline.com によると、"form" と "foam" は語源的に関係ないそうです。私は最初、直感で"foam" という泡は形成されるから、"form" から派生しているのだと勝手に思い込んでいました。ですが、久しぶりに私の予想は外れました…。(笑)

上にある海の泡の写真をご覧ください。このように波打つことによって、たくさんの泡ができますよね?案外、海に行っている人でもあんまり意識したことはないのではないでしょうか?バスルームの中でシャワーを浴びているときにも泡のようなものはたくさん発生します。それが、フォウムです。

②"bubble"
シャボン玉のように宙を浮いているものは、バブルです。そして、ビールの水中に浮いている丸い泡もバブルです。つまり、バブルとは丸いとはっきりわかるようなイメージですね。フォウムなどは、表面にくっついているので、丸いというよりは、丸いものの半分だけ表面からでているような感じです。

ですが、ややこしいことに、以下の写真のように何かの表面に浮いている泡は、フロスと言います。

このため、なんでも泡で済ませてしまっている日本語から英語に変換するにはこの知識が必要になるというわけです。

以下の写真はコーヒーの上に泡が浮いていますね?フロスとはそれ専用の言葉です。ちなみにフロスって二つあるんですよ?

①"froth" [frɔθ] いわゆる泡のことですね。
②"floss" [flɔs] こちらはデンタルフロスのことで、歯と歯の間の汚れを取り除く糸です。

私はどちらともカタカナのフロスで頭の中に整理してあるので、たまにどっちのスペルかわからなくなるという現象が起こるときがあります…。

③"froth"

ということで、これで泡を意味する "foam" の説明は終了。

問題は、"form" という様々な場面で使える動詞のことなんです。
フォームは形として日本語に訳されます。ほかにも形式・書式・形態とかいろいろありますが、じゃシェイプっていうのも形っていう意味ですよね?一体何が違うのですか?という話になるのです。

頭の中で曖昧なままになっていると、とっさに自信を持って話せないものです。では、例文で見てみましょう。その方がイメージもできて楽だと思いますので…。

①花は現れたのですが、果実は形成されなかった。
Flowers appeared, but fruits failed to form.

②その計画は私の頭の中で作られた。
A plan formed in my head.
私は何でも作るという動詞を "make"で済ませているせいか、なかなか"form" を使いこなせていません。実際、私も散歩しながらブログの内容とか頭の中で形成しているので、作るというよりもかなり明確な表現になりそうです。

③過去時制をどうやって作るのか知っている?
(私なら"make" で済ませますが…。厳密はこれ)
Do you know how to form the past tense?
文法の説明するときにも使えるフレーズですね。

まず、学生たちを4人のグループにわけなさい。(~させるっていう動詞の勉強にもなります)
First get students to form groups of four.

そのバンドは2007年にフォームされた。
The band formed in 2007.
あなたには好きな音楽バンドがいますか?たとえば、私が中学生の頃聴いていたバンドといえば、グレイとか、ELTとかでした。そういうのがフォームされたのっていつだっけ?と思いながらこの例文を読んでみました。

逆にシェイプの方は、物理的なもので、しかも目に見える形なので説明はいらないと思います。フォームがきちんと理解できていれば、シェイプのほうはそれほど重要ではないのです。

"form" がわかると。。。
①ドクターは緊急手術を行った。 = "Doctors performed an emergency operation" 

②そのエンジンはよく機能しているようだ。 = "The engine seems to be performing well."

などのセンスもよくわかってきますので、それだけに "form" のセンスはきちんと理解する必要があります。パフォーマンスとは、つまりエンターテイメントやパソコンのパフォーマンスだけではないという事です。きちんと、フォームという単語から派生していて、色々な場面で使えます。

インフォメーションなんかもそうですね。これ以上書くとキリがないので、この辺で…。

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