多言語話者として現在海外の拠点から英語と複数言語を教えさせていただいているMULTILINGIRLです。twitterなどに動画(日本語以外の6言語を話している)も載せていますので気軽に絡んでください('ω')ノ
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さて、この記事を最初に書いたのは2014年。そう。私は2014年11月に面白半分でこのスペイン語単語100という記事を書いた。
あの頃は、仕事を辞める1カ月前で何も仕事がなくなっていた時期だったので何か刺激が欲しかったのだよね…。
それから約5年間この記事を放置していたが、私のスペイン語のレベルもかなり上がり、今ではスペイン語を教えるコーチになったので、この記事の内容も、100単語を更に解説をつけて紹介していきたいと思う。
スペイン語の重要性は人によって違ってはくるものの、インターネット上で自分を表現できるようになった今、大変メリットのある言語だとも思うし、スペイン語圏の人口増加、それが日本経済との結びつきがさらに強くなるという流れになれば、就職にも有利になってくるだろうと言われている。
※以下メリットはまとめてみたよ。
「スペイン語を勉強するメリット、需要、重要性」
この記事ではそんなスペイン語を、話すというよりも全体的な文章をざっと読めるようになるために必要な100単語をご紹介していきたいと思う。
これらの単語は基本的な単語に見えて実は多くの学習者が見落としがちでしかももっとも重要な単語と言われている。
ちなみにスペルが英語と似ているものも多いのでスペイン語は英語が英検準2級程度はある人にとっては容易な言語とも言えるかもしれない。
※私のブログではインドネシア語に関しては207単語(スワデッシュ・リスト)をご紹介しているが、スペイン語の場合は、英語と同じインド・ヨーロッパ語族の言語であり似たような単語も多く存在するため、100単語で十分と考えている。
さて、始めよう('ω')ノ
①1~10までの単語
スペイン語の「ありがとう」は、grace から来ており、神からの助けのようなニュアンスがあるので覚えておくとよいかも。また、goodを意味するbuenoも、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからも分かるように、 good air という意味である。
なのでスペイン語圏の地名を覚えると勉強が楽しくなるかもしれない。
またスペイン語を覚える上で少しネックとなるのが、スペイン語にも、your, her, his, their(tu, ella, su, su)のように、それぞれの目的語があるが、お互いの距離が遠い人に対しては、全てsu で済ませることができる点。
スペイン語では、英語におけるon の役割も、enだというのに注意。
②11~20までの単語
つまり、英語のhave は助動詞と動詞の意味があるけれど、これはスペイン語ではきちんと専用の単語があるという事ね。持っているの意味の時は、"tener" を使えばいいってこと!
( 一瞬、"why" って思ってしまいそうですね…。
"ante" は英語にも入っていて
③21~30までの単語
Los Angeles や、Las Vegas からも分かるように、男性複数形のthe が、Los で、女性複数形のthe がlas と、英語には全く概念が存在するので、注意が必要('ω')ノ
④31~40までの単語
英語で言う、I love youはスペイン語に二つある。軽く言えるのは、I want you の直訳となる、Te quiero で、日本語のようにあまり使わないパターンの愛しているは、Te amo と思っておけばよいかもしれない。
gusta は英語の「disgusting=むかつく」にヒントがある。disは否定の意味なので、ムカつかない心地の良いもの。
casi は、家(casa)や、物(cosa)に似ているので注意!
dónde は、アクセントがついているほうをよく使う。donde だと英語における関係代名詞、「I work in a country where the salaries are quite good.」のような役割と同じになるため注意。
※写真はバルセロナ
⑤41~50までの単語
間接目的語としてseが使われているので、itself のみならず、herself, himself, themselves 等の役割がある。これは文法を勉強してね。
pero(but)は、perro(dog)という単語に非常に似ているので注意が必要。cuandoに関しては、cuanto(how much)という似ている単語もあるので注意。初心者はこの辺が混同してしまうことが多い。
si(if)は、 sí(Yes)と非常に似ているので注意が必要('ω')ノ。
⑥51~60までの単語
nunca, grande 以外は英語に全然似ていない単語なので、このパートは完全に暗記しよう。
⑦60~71までの単語
hora はスペルが、hola に似てるので注意が必要。mal は、malfunction(故障)とかいう英単語からも分かるように、スペイン語ではbadの意味。
empezar は、start や begin と全然スペルが違うので、必ず覚えよう。コサはかなり読みやすい。sacar (to take out, to remove), conocer (to know)
andar / sobre は英語のスペルとはかなり違うので暗記が必要。また、echar も throw とスペルが似ていないので是非覚えてください。
decir なんかはフランス語とかとも形が同じなのでスペイン語をある程度勉強すると、フランス語は非常に容易になるかもね?('ω')ノ
⑩91~100まで
食べる。は英語と全然違うスペルなので覚えずらい。tristeはtragedy(悲劇)に類似。また、listen なども、英語と全く違っていて覚えづらい。
leというのは、間接目的語といって、「彼に」「彼女に」「あなたに」のどの意味でも表せる便利なもの。英語には無い概念なのでスペイン語の文法を学んでみることお勧めする。
⑪100単語覚えても、話せない理由
このブログでも何度も書いているのだけど、単語を覚えただけでは言語は話せない。それは日本人が小さい頃に、「I am from Japan」「What happened?」「Nice to meet you」「Where are you form」などの英単語の塊を一つの言葉として覚えてきたように、スペイン語会話も単語レベルではなく、ある程度はこういう組み合わせを使うことが多いからだ。
なので、私はいくつかのフレーズを暗記して、それを運用する方法を提唱している。またそれを記事の上でもご紹介した3ヶ月のコーチングという形で完全に200フレーズを見なくても言える状態にするサポートもしている。
「1名限定。スペイン語3ヶ月(3万円)で「頻出200~300フレーズ」完全暗記サポート【無制限保証付き】」
例えば、以下のフレーズ。初級のフレーズだけれども、単語を中心に勉強してきた人にとっては言えないものもいくつかあるはずだ。
また読めるけど、実際には言葉が続いて出てこない。という人も多い。
この10が5倍の50フレーズになった場合、旅行でもある程度意思疎通(ホテルや空港などの決まり切った場面の場合に限り)がしやすくなる。
また、200フレーズ覚えると、スペイン語特有の、Yo soy / Usted es / Ellos son などの細かい動詞の活用も自然に覚えていくので、スペイン語の基礎レベルが格段に上がり、会話が出やすくなるので2年だらだらスペイン語勉強している人よりもレベルが上がる場合が多いのは私がコーチングをしてきて実際に見てきている。
というのも単語は自分で暗記すればいいだけだけれども、スペイン語特有の動詞の変化や、英語にない文法はいくつかのフレーズを暗記して覚えるほうが手っ取り早いからだ。
⑫以下、スペイン語学習に重要なツール
・発音記号に変えてくれるサイトスペイン語―英語辞書
・SpanishDict(英語圏で使用されているスペイン語辞書)
以下は、NHK出版の単語集で、私がコーチングでも使用しているテキスト。
・CDブック これなら覚えられる! スペイン語単語帳(NHK出版)