2014/11/16

中国語をマスターすると、アメリカ人のような感覚になれる

中国語をマスターすると、アメリカ人のような感覚になれる。私はこのように思っているのです。それはなぜか?というのを簡単に言いますと、中華人民共和国の国土はアメリカ合衆国のアラスカやハワイなどを除いた部分と大体同じくらいだからです。

アメリカに住んだことがある人ならわかると思いますが、アメリカに住んでいると、国土が広いので働く都市をたくさん選択することができます。日本の場合、大都市と言えば、東京・大阪・名古屋の3大都市圏くらいしか思い当たりませんが、アメリカには、ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴ・トロント(カナダ)、ヒューストン・サンフランシスコ・シアトル・ダラス・ワシントン・ボストンなど、日本の名古屋よりも大きい都市圏がたくさん存在します。つまり、英語が話せてアメリカ国籍を取得している人は、住む場所においてたくさんの選択肢があります。

私たち日本人には、このアメリカ人のようになる感覚を手に入れる最も賢い方法があります。それは中華圏の共通語であるマンダリンをマスターすることです。

日本国籍で日本のパスポートをお持ちのあなたが中国語をマスターした場合、アメリカ人がアメリカ全土を自由自在に回れるように、中国大陸、台湾、ちょっと遠いシンガポールまでを自分の行動範囲にすることができます。日本のパスポートがあれば、かなり融通が利くという意味でも、日本人だからできる特権だと私は思っています。日本列島だけで十分という方もいると思いますが・・。逆にこれは中国大陸に住んでいる中国人は、ビザの関係とかで全員が日本に何度も来たりできるということではないので、日本人の特権でもあります。
※中華民国台湾・香港特別行政区・シンガポールの人々は日本のパスポートと同じくらいの権限があります。



日本だけではなく、東アジア人になれる。
私は東アジア共同体を提案しているのではありません。政治的には対立していても、マンダリンを覚えることで、個人的に中華人民共和国・中華民国台湾・シンガポールなどの中華圏を自分の生活範囲にすることができます。いわば庭を広げるという感覚が正しいでしょうか?マンダリンをマスターするだけで、北京・上海・広州・瀋陽・香港・台北・シンガポールなどの大都市に気軽に行けるという考え方にかわるのですから。

日本列島に住んでいると想像しがたいかもしれませんが、これはアメリカに住んでいる感覚と同じです。中国語を習得した途端、自分の国が広くなったように感じるのです。

もし、あなたが中国語をマスターした場合日本の大都市「日本語話者の活動範囲」+これらの中華圏にある大都市が活動範囲になります。

こちらに記載の人口は都市圏人口です。簡単に言うと、東京の場合、横浜やさいたま市、千葉市なども含めた都市圏のようなイメージです。大阪だと神戸、京都なども含めた都市圏人口です。すでに国家の時代ではなく都市の時代へ移行しています。

特に中華圏(中国大陸・台湾・シンガポール)は、日本と違い地理的に広いのと人口が多いというのもありますが、それぞれ、独特の文化を持ち合わせています。それはいわば、同じ国ではないと考えるのが私は普通だと思っています。

広州 (約1831万人) + 深セン (約1286万人) = (約3000万人)
広州市がある広東省は、数年で韓国と同じGDPになると言われており、この広東省だけで韓国と同規模の国ということになります。その広州市は、香港とも距離的に近いので、この一帯を含めると、もしかすると、上海や北京よりも総合的に強い都市圏と言えます。私が思うに、実質的に中国大陸の中心は、広州・深セン・香港を一体化した都市圏ではないかとみています。

上海 (約2265万人)
上海は、東アジアの5大都市のうちのひとつ。中国の首都北京よりも人口が多く、外国人も多く、巨大な都市ですが、実は関東の首都圏の方が、上海よりも人口が多いです。上海はとても活気があり、中国の他の都市とはやはり何かが違います。たとえば上海人は中国人だと思っていないというのは有名な話ですね。

北京 (約1927万人)
グローバル化した現在でもやはり北京には上海とは違う独特さがあります。ここが本当の中国でしょう。その中国というのは中華人民共和国のことですが・・。中国というと、文字通り、中華民国である台湾のことも含みますのでご注意を。

台北 (約731万人)
中華民国台湾の首都。台湾の本来の首都は中華民国を受け継いでるがゆえに南京市となっておりますが、台北が実質的な首都です。そして、台湾人は大の親日と言われています。そして私たちと同じ島国であり、地震などの恐怖をともに感じてきている仲間といえます。私は台湾に一度訪れたことがあるのですが、台北の中心部は日本的な雰囲気がありました。中国語は中国だけではなく、台湾でも使用されるので本当に中国語の用途は広いですね。

香港 (約705万人)
みなさんよくご存じのホングコング。香港は、アジアの経済中心地と言えます。東京ではありません。香港は地理的にも東アジアの好立地で、しかも中華人民共和国でありながら特別行政区となっています。今後、どうなるかはわかりませんが、香港は中国大陸3番目の大都市広州市とも近く、将来的に、広州・深セン・香港がうまく統合された場合、この地区は東京と肩を並べるか、もしくは東京を超えるアジアの大都市圏となる可能性があります。

重慶 (約678万人)
なんだか、リトル・ニューヨークみたいでしょう?そんな言葉が似合いそうな都市です。
重慶市とは中国大陸のど真ん中にある巨大な都市です。開発が著しく進行していて、ここはまさしく中国内陸部の中心部です。今後どうなっていくのかがとても楽しみです。

瀋陽 (約581万人)
北朝鮮の上に位置する旧満州地区、現在は中国東北部の中心部です。大連の方が先進国的な雰囲気はありますが、瀋陽の方が地理的にも真ん中で、人口も大連よりも多く、旧満州地区の首都的存在です。この旧満州地区はある意味、独立国家的な雰囲気もありますので、それもまた面白いです。

シンガポール 約542万人シンガポールは人口規模において上海の4分の1ですが、その存在感はかなりのもの!
シンガポールの人口は上海に比べるとかなり劣りますが、隣接するマレーシアの都市であるジョホールバルが都市圏人口で170万人あるので、700万人の都市圏と考えてもよさそうです。シンガポールは地理的にも重要な場所であり、英語・中国語・マレー語などが通じる多民族都市です。

以上、この写真をみて、どのようなことを感じていただけたでしょうか?
中国語を覚えるということは、今まで東京・名古屋・大阪あたりの大都市しか活動範囲になかった人が、これらの都市に加え、北京・上海・広州・瀋陽・香港・台北・シンガポールなどの大都市にも気軽にアクセスできるようになることを意味しています。もちろん、中国語を覚えることでこのように人付き合いも変わると思いますし、考え方なども幅広くなっていくはずです。今まさに急成長中のアセアン(東南アジア諸国連合)でも、成功している人の大多数が華人であり、中国語を覚えると、アジアでは本当に有利です。もちろんビジネス上、英語を使うことの方が多いですが、人付き合いという面でみても、アジアで活躍する場合、中国語は欠かせません。

ちなみに、なぜ東南アジアの富裕層の大多数が華人なのか?というのは、昔中国南部の福建省からたくさんの中国人が東南アジアに移り住んだからと言われています。彼らは商売が好きなので、アグレッシブにのし上がったのでしょう。

そして、中国語ができると東南アジアでも有利です。なぜなら、東南アジアで成功している人は中国南部の福建省周辺から渡ってきた華人が多いからです。

ちなみに、よく混同されがちな華僑と華人の違いは以下です。
◆華人=中国国籍を捨て現地で暮らしている人。
◆華僑=中国国籍を持ちながら他国で暮らしている人。つまり二重国籍者もこれに当てはまります。

中国語は、いまやアジアだけで話される言語ではない!
ニューヨーク
トロント
バンクーバー
サンフランシスコ
ロサンゼルス
全ての大都市は、巨大なチャイナタウンを抱えています。それゆえ、中国語ができるメリットは韓国語なんかと比べると、かなりの差があります。

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