2014/12/27

accurate / precise / exact 意味の違いと語源

英語の上級者でも、この accurate / precise の違いをきちんと説明できる人はなかなかいないようです。ほとんどの人は説明できないでしょう。

翻訳経験者の方なら、話は別ですが…。(翻訳経験者でもできていない人が多いと思っている私・・)

実はこれら2つの単語はOXFORD3000単語です。

私はOXFORD3000単語の学習を推奨している以上、確実にこれらの単語に対するイメージを意識して頭に入れなければと思い、時間をかけて、これら2つの違いについて頭の中で整理してきました。でも、視覚化してこのように書いてみると、案外簡単なことだったのです。やはり、英語は合理的ですね!一方、難しい英単語はやはり語源の力を借りないと説明できないということも改めて感じました。

「日常英会話の90%以上は、OXFORD 3000単語」

それでは、まず以下の写真をご覧ください。

この写真は、高正確度だが低精度 "accurate"



この丸が時計だとしましょう。12時、3時、6時、9時と、比較的正確にが配置されていますよね?"accurate" この単語は、ラテン語の "accuratus" という単語から由来しています。実はこの単語には、"cure" という単語が隠されています。そして、"cure" とは、"care"のことです。治療するという意味で使用される"cure"ですが、1743年から"treat medically"という意味で使用され始めた比較的新しい言葉です。患者をケアするという意味が治療するという意味になったということです。

つまり、"accurate" とは、気をつけるという意味の"care" イメージを持つことが大切です。なので、日本語で言えば、"accurate"とは正確という意味になります。

"My watch is not very accurate." 私の時計は正確ではない。これはフレーズとして使えそうですね?

高精度だが、低正確度"precise"



この丸の図をみると、時計でいえば9時あたりのところに集中して●が配置されていますよね?これは一点に集中しているようなイメージです。つまり1つのものを細かく調べているような感覚です。"precise" = "pre"いうのは、前に。という意味。そして、”cise"というのは、"cut"の意味です。何かをする前に、細かく切っていくようなイメージです。それが、精密という言葉を表します。

"Can you give a more precise definition of the word?"  この単語のより精確な定義を教えてくれる?もし、私に記事のリクエストがあれば、このように聞いてくださって結構です(笑)

高精度な機械を実現するための知識や諸原則についての研究を行う工学の一分野である精密工学も、英訳すると"precision engineering"です。なので、この単語が日常会話で多用される単語ではないと認識していただいて結構です。(ウィキペディアからの参照)

精確と正確は違います。これはつまり日本語力の問題でもありますね。精確とは、精密で正確なという意味です。つまり、私はこのページで、"accurate"と、"precise"の違いを"precisely"精確に)解説しています。ちなみに、発音はプリサイではなく、プリサイです。

以上の説明をまとめると、以下のようになります。
"accurate" → "care"(注意)という意味に重点を置いています。
"precise" → 事前に細かく切ってみる。細かくということに重点を置いています。

両者がうまく使えない場合は、"exact"を使用しましょう。
もし、両者の単語がうまく使えない!という場合は、"exact"という日常会話で多用される単語を使ってみてはいかがでしょうか。この単語は、"ex+act"で構成されているので、ラテン語系統の単語ではありません。そのため日常会話で多用されるのです。
一方、"accurate" も"precise"も、ラテン語系統で、いわば日本語で言えば、”正確”や”精密・精確”のように中国語っぽいイメージになります。

最良の英語学習方法とは!?
私が信じている最良の学習方法は、時間をかけてでもいいので、語源をきちんと覚える。それは日本人が漢字を部首などから推察するように、英語圏の人たちも定義をしづらい単語をこのようにラテン語などの語源から推察するからです。

つまり、
注意をしながら正確に英語の学習を進めていく。わからないものは分かったふりをしないこと。
②そのわからなかったものの語源や発音記号を分解してみて、細かく精密に調べる。

①は、つまり "accurate"
②は、つまり "precise"

この両者が重なったとき、あなたの英語力はオーセンティック "authentic" になります。そして、細かく理由付けして覚えた知識はなかなか忘れないものとなります。その理由は、脳の中で何かと関連付けられ、保存されるからです。


ちなみに、私はいつも仕事を新しく始めるとき、他の同時期に入った社員よりもかなり後れを取ります。それは、私がかなり"precise"だからです。"accurate"にだけやればいいのに・・・。たとえばITの会社などで、OSI参照モデルなどを勉強していたとき、それだけに集中しちゃっていて、完全に趣味の世界に入り込んでいました・・・。このように、私が会社で仕事があまりできない理由の一つに、"precise"すぎるというのがあります。でも、"precise"でいることによって心の中がすっきりします。何かと何かが点でつながったと実感できるからです。

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