2015/01/01

ブラッシュアップする?間違ってるよ、その英語

よく英会話カフェなど行くと、なぜ英会話カフェに参加しているのか?とお互いに探り合ったりするのですが、よくみなさん、"I am here to brush up my English."のように言うんですね・・・。意味は、私は英語をブラッシュアップするために来た。本人たちは、”これから英語をもっと英語のレベルを上げるために来た。”というつもりでこのようなフレーズを使用しているようなのですが、実はこれは間違いなのです。

英英辞書によりますと、”特に長らく使用していなかったものなどのスキルを早く改善すること”とあります。(brush up - Oxford Learners Dictionaries.com)

もしや、この記事をご覧になっているあなたもそんなフレーズを発していませんか!?日本語ではブラッシュアップという言葉をこれからレベルアップするという意味で使っているらしいですが、英語での、"Brush up"とは、今までできてたことが衰えてきて、それを取り戻すという意味で使われます。

つまり、犬の毛などが乱れてい場合、ブラッシングしますよね?アメリカに留学したけれど、帰国して5年くらい経ち、英語を忘れてしまった。そんなとき、ブラッシングして毛並みを整えるかのように、英語を練習して思い出す。これが、"Brush up"のイメージです。

そもそも"brush"って、とても簡単な単語ですよね?ですが、これにとてもよく似ている単語が存在することも事実です。歯を磨いている。と英語で言えますか?そうです。"Brush my teeeth!"ですね。

この写真、”てめぇ、何みてんだよ!!”とでも言ってそうな感じの写真ですね・・・。どうやら、寝起きのようです!?髪の毛もちょっと乱れてるし・・・。
"Annoyed girl brushing teeth"という面白い画像を発見。こんな感じで睨まれたら怖いですね・・・。"Brush my teeeeeeth!" 覚えてください。もしよければ、誰か家にいる人に、"Brush my teeeth!"と言ってみてください。これで、あなたも一つフレーズを覚えたことになりますね。歯を磨くくらいなら、誰でも言えそうですね。ぜひ、この記事をご覧になったからには忘れずに完全暗記してしまってください。案外、中学時代に英語が割と得意だったあなたも、言えない可能性があります。そして実際に声に出してみてくださいね。

ちなみに、
"Tooth"→1本の歯
"Teeth" 2本以上の歯と単語が変化することです。これは日本語にないので覚えにくいものです。

話を戻します。日本語でのブラッシュアップはレベルアップする意味で使われますが、英語ではそのような意味はありません。

そして、この記事の題名とは関係ありませんが、"Brush"には、"Blush"というとてもよく似た単語が存在します。つまり、この写真のように顔を赤らめて恥ずかしがるようなことも、ブラッシュと言うのですよ?"He looked away, blushing." 彼は顔を赤らめながら、目線をそらした。

"Brush"→ブラシをする
"Blush"→顔を赤らめる

"blush" をもっと詳しく知りたい方はこちらのリンクをご覧ください。
ashamed / embarrassed の違い」

つまり、何が言いたいのかわかりますか?"L" "R" の発音がきちんとできないと、相手に誤解を与える可能性もあるということです。確かに、文脈から判断すればわかるような内容ですが、"Brush""Blush"は全く違った単語なので区別する必要があります。

この "L"  "R"かを判断する力は、自分で正しい舌遣いで何度も練習してみないと、いざ聴いたときに脳が反応してくれないのです。なぜなのか。それはマッスルメモリーというものに関係しています。「マッスル・メモリー (Muscle Memory)」 人は口の開けたり、舌を動かしたりするとき、脳に反応します。つまり、何度聴いても、記憶に残らないものは、自分で使ったことがないからです。

"BRUSH my TEETH" と何度も言ってみてくださいね。発音がきちっとでき、マッスルメモリーによって脳が反応するようになると、今まで英語を話すときに頭の中でイメージしていた単語がなくなり、舌を動かすことによって、様々な英単語、英語で話したときの記憶が蘇ってきます。

"Brush"というのは、ブラシ状になったもの全てを表します。
歯磨き→"Tooth Brush"
ブラシ(ペイント用)→"Paint Brush"
ヘアーブラシ→"Hair Brush"
このように、"L"になると全く違う意味になってしまいます。なので、自信をもって L を発音しましょう。"L"の発音の仕方は、前歯の裏に舌をつけながら、エルと発音することですが、お腹、鼻も使います。簡単に言うなら、お腹、鼻を使うために、わざわざ前歯の裏に舌をつけるわけです。


このページのまとめ。
"brush up my English" というフレーズがこれから英語をレベルアップするという意味で使うことは間違っている。
"Brush"→ブラシをする。"Blush"→顔を赤らめる。と二つ類似した単語があるので注意が必要。

最後に、この"Brush""Blush"を簡単に覚えられる裏技があります。
よく日本人女性は、ほっぺたを赤くしたりするお化粧をしていますよね?あれは、ブラッシュ"Brush"で、ブラッシュ"Blush"にするので、これさえ覚えれば、この二つの単語が同時に思い出せますね!?

チークブラシ”Cheek Brush” で "Blush"赤くする) する!これで覚えられるはずです。どうでしょう!?

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