2015/03/08

空気・雰囲気を表す air / mood / atmosphere / vibe / ambiance の違い

①air =空気です
②mood ムード=(人々のコロコロ変わる気持ち、またそれが作り出す空気)
➂atmosphere =アトモスフィア(air よりも狭い範囲での空気、人々のムードが作り出す空気、つまり雰囲気)
④vibe ヴァイブ= バイブレーションからわかるように振動のように伝わる空気
⑤ambiance アンビエンス = そこを取り囲む雰囲気のようなイメージ。高級感やポジティブに使われる


①air =空気です
空気です。そのまま直訳できます。

②mood ムード=(人々のコロコロ変わる気持ち、またそれが作り出す空気)

人間のムードはすぐに変わります。

特に天候や健康状態によって人間のムードは強く左右される傾向にあります。季節なんかもそうです。今日は英語の勉強はしたくない気分。という日がありませんか?これは疲れや、ストレス(そればかり考えてしまう)とか、違うことに夢中になっていることからくるものが殆どだと思います。

基本的に気分の状態。のことを言います。そして、それらが作り出す雰囲気に対しても使われます。ですが、それらが作り出す雰囲気に対して使われる空気という単語は、"atmosphere" です。なので、

"mood" = 人々のコロコロ変わる感情
"atmosphere" = ムードが作り出すその場の空気

と単純に覚えることをおすすめします。

これら2つの単語は英語圏でも比較されますが、上述したことが本質的な意味なのでそちらを覚えてしまうことをおすすめします。

The mood of the meeting was distinctly pessimistic.
その会議のムードは確実に楽観的だった。
というような例文がありますが、空気というよりも、ムード、みんなの感情が楽観的だったというところにフォーカスしています。

よく気分がコロコロ変わる人、いませんか?そういう人には、ムーディーって言っていいのですよ?(笑)

Moody people are very difficult to deal with.
ムーディーな人たちは扱うのが面倒。

grammatical mood = 法(文法)の意味に繋がるのは、こちら側の語源は mode というスタイルを意味する語から由来しているからです。直接、ムードと関係があるかは不明。

➂atmosphere =アトモスフィア(air よりも狭い範囲での空気、人々のムードが作り出す空気、つまり雰囲気)
部屋など閉ざされた場所で、人々のムードが作り出す空気のようなイメージです。地球を取り囲む大気圏。これも atmosphere と言います。

大気と空気の区別がつかなければなりません。

国語辞書によると、
天体の表面を取り巻いている気体の層。普通は地球の空気をさし、地上1000キロまで存在して太陽の強烈な紫外線やX線を遮るとともに保温の役割などを果たす。

このように地球という球体を取り囲むような空気のことなので、特定の場所などをムードが取り囲むような空気のことを指します。

④vibe ヴァイブ= バイブレーションからわかるように振動のように伝わる空気
ヴァイブまたはバイブって聞くと、人によってイメージするもの違うと思いますが、これを英語で使うととても便利でよく日本人が使っている表現を表すことができます。

The vibe of the place just wasn't right.
その場所の空気はちょっと違った。

これは、特定の人・場所・ものから生み出されるムード、またはアトモスフィアです。(イメージで言えば、やはりバブレーションの短縮形なので振動で伝わる空気のようなイメージです)
ちなみに、 vibration / vibe はフォーマルな響きで、 vibes と複数形にするとインフォーマルになります。複数形になることによってインフォーマルになるというのはちょっと私も説明できないのですが、英英辞書にはそのように説明があります…。

振動が焦点になっていると考えれば、他の単語とも区別することができると思いますし、違う意味として使う場合にも便利です。

⑤ambiance アンビエンス = そこを取り囲む雰囲気のようなイメージ。高級感やポジティブに使われる

これは取り囲むというものが語源です。が、英英辞書での説明を見る限り、atmosphere の意味に、質とか特徴などが追加された意味になっています。そして全然頻出単語ではないので、ちょっとフランス語っぽくいうときに使われると私は思っています。

The restaurant's new owners have created a welcoming ambience.
そのレストランの新しいオーナーは歓迎の雰囲気を作った。
the relaxed ambience of the city
リラックスした状態が囲む都市(そういう雰囲気の都市)
low lighting for added ambience
灯を少なくすることで空気を作りだした。

このように、高級感があったり、良いことにしか使われない単語だと思います。英英辞書の例文を調べましたが、ポジティブな内容の例文しかありませんでした。

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1 件のコメント:

yoshinori Fujii さんのコメント...

so good