2015/03/29

pay / salary / wage / fee / stipend の違い

①サラリーマンは、塩男?(OXFORD3000単語)
サラリー "salary" というと、みなさんはどんなイメージをお持ちになりますか?おそらく、サラリーマンのサラリーという風な感覚になるかと思います。サラリー自体、聞いていてあまり響きの悪い単語でもありませんし、給料と英語に訳すとき、サラリーを使う方も多いでしょう。

実はこのサラリー。もともとは塩の意味を表す "salt" から来ています。ここを覚えておくだけで、ネイティブスピーカーと同じ感覚でこの単語をこれから使うことができるようになると思います。なので、 salary = salt ということはここで覚えてしまってください。


(塩の塊です。わざときれいな写真を選びました。印象に残るように…)

給料。これが日本語で使っているサラリーに当てはまる言葉ですが、給料の給は、あげる。という感じです。誰かに何かをあげる。ときの、あげる。です。

中国語では、我给你这个。=私はあなたにこれをあげる。というように、現在でも生きています。一方、英語のサラリーは塩。昔は塩が一部の人が握っていて、塩を持っているということは豊かな証だったからというようなことをウィキペディアの英語版では紹介されていました。
(For your reference)

そのため、塩を表す、"salt" は現在でもこのように使われたりもします。(上級)

She salted away the profits in foreign bank accounts.
彼女は外国の銀行口座に利益を隠した。

のように、塩は現在でも、お金のような高価な意味として機能しているのです。英検1級で出題されるような表現ですが、構成はいたって簡単な単語が結び合わさってできているものです。

まとめると、サラリーは塩を給料にしていた歴史から来ています。そして、一カ月単位の報酬というようなイメージを持つとよりわかりやすいと思います。サラリーマンは一カ月単位で給料をもらっているのですから。

②pay とは動詞で、支払うの意味じゃないの?(OXFORD3000単語)
みなさんこのように思うかもしれませんが、"pay" は給料という概念の中で一番最初に覚えてほしいものです。支払うということは、名詞化すれば支払うもの。企業があなたに支払う報酬のこと。日常会話ではもっともよく使われるものです。簡単な発音の単語ほど、頻出単語になるというわかりやすい例でしょう。

Her job is hard work, but the pay is good.
彼女の仕事はとてもハード。でも、支払われているお金はとてもいいよ。(直訳風)
日本人はすべて給料とかで済ませてしまいますが、英語にはこのように幅広い言い方があるという事をご認識ください。その中でもっとも使われるのが、この "pay" なのです。
「いまさら聞けない Job / Work の違い」

(このようにペイは支払ったりもするし、会社から報酬として支払われたりもします)

➂wage は戦争を始めるという意味もあるけど、なぜ賃金の意味?(OXFORD3000単語)
The rebels have waged a guerrilla war since 2007.
その反逆勢力は2007年からゲリラ戦争を開始している

動詞として使うと、戦争を始めるというような意味になってしまいます。この場合、OXFORD3000単語ではありません。
a weekly wage of $500
一週間の賃金は、おそよ5万円。

このように、一週間ずつもらう賃金のことを指します。海外ではアルバイトなどをしたときに、このように一週間ごとに支給されることも多いので、そういう場面でこの単語は適切です。ですが、さきほども書いた通り、すべてを "pay" で済ませても大丈夫です。これが英会話の簡単なところですね。

戦争に突入する。と、賃金の関連性。これは、"wedding" という結婚式。という単語と繋がっています。つまり契約。戦争をするには、相手国に通知しなければならない。正式に開始するのです。そして、賃金も契約。一週間ごとに支払われる契約なのです。結婚式も契約。というように、すべてが1つの単語から枝分かれしてできていることに、気づいていただけたでしょうか。

このセンスがあると、OXFORD3000単語に指定されていない動詞の "wage" 戦争に突入するという単語もすぐに理解できるようになります。

④fee フィーって給料じゃなく、消費者が支払う方の料金じゃないの?

もちろんその意味もあるのですが、弁護士や医者など、専門職の人たちが受け取る報酬を、このように、フィーと表します。このように、日本語にも給料・賃金・報酬など色々あるのですが、英語にも同じようにあります。このような使わけはネイティブスピーカーでも簡単にできるわけではありません。日本人だって弁護士の給料いくら?って聞いたりするのですから。ある人は弁護士の報酬はいくら?と言う人もいるかもしれませんしね。

⑤stipend こんな難しい単語存在していたの?と思われたあなた・・・
なぜ、この単語を比較の対象にしたかと言いますと、これは手当のような意味で使われ、牧師さんなどのお給料に使われます。宗教関連の人にはお金のために働いているというようなイメージを与えないためにも、このような単語が使用されています。間違っても、牧師さんの給料はいくら?とは聞かないように…。

(日本の宗教である神道の "priest" です)


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