2015/03/27

私がステージ・フライト(舞台恐怖症)を乗り越えたプロセス

この記事では私の体験談を交えつつ、時系列にまとめました。そして現在大勢の前で話すのが苦手という方のご参考になればと思い簡潔に分かりやすく書いてあります。ポイントは限られているので、話し方の本を買うよりも手っ取り早く読めると思います。

まず、私は人前で何かを発表すると、声が震えたり、また人前で話すことが苦手でした。というより、できませんでした。できたとしても、仲が良い人たちの目の前だけ。誰かに見られてると思うと、まずそちらの方を考えてしまい、自分が話す一つ一つの単語が、あれ?正しかったっけ?という風に考えてしまい、結局は自信のなさから声が震えていきます。

2010年の夏、日本語教師になるまで、私はずっと人前で話すことをしたことがありませんでした。それまで声を出すような仕事をほとんどしてこなかったためです。また、義務教育期間、きちんと授業を受けなかったので国語力もなく、社会人になってからは、接客の仕事よりも、オフィスでカタカタ入力するような仕事しかしてこなかったため、自分の思ったことを発言するような機会が毎日あるというわけではない状態だったのです。



ステージ・フライトとは?
https://en.wikipedia.org/wiki/Stage_fright

この言葉を初めて聞かれた方も多いのではないでしょうか?ステージは舞台。フライトは、"frighten" という OXFORD3000単語からも分かるように、恐怖というような意味です。私は人前に立って話すのがとても苦手でした。それがたとえ区役所での手続きでさえ、固有名詞が思いつかない。とか、そういうことはよくあって、自信を持って言葉を操るということができなかったように思います。

舞台恐怖症。と訳されるステージ・フライト。誰もが最初は、このような体験をするのではないでしょうか。

私が今でもずっと忘れない、気まずかった場面。それは上海滞在の時の友達の誕生日パーティーで自己紹介する場面でした。私は最後に自己紹介したのですが、そのときは英語で自己紹介でした。まず、日本語でもほとんど自己紹介したりする場面に遭遇したことがなかった私は、英語でももちろん言えず、しかも文法がわかっていませんでした。

①上海滞在時の誕生日パーティーにて大恥をかく…

この内容は少し長いので、飛ばしていただいても結構です。
「上海に移住を試みるが、就職できず帰国。その後、神戸に滞在」



②職業訓練校の自己紹介で

「IBI関内スクール(職業訓練)で学んだ4ヶ月半と、追浜で過ごした7ヶ月」

このとき、数年間も私の母語はストップしていました。つまり、2011年のこの年まで私はずっと外国語の語彙数を増やしていただけ。つまり、日本語で新しい語彙を増やしていませんでした。言葉の面では、完全に私の心は鎖国状態だったので、日本語を吸収しようとしていませんでした。よって、職業訓練校の教室内で自己紹介するときも、自分をうまく伝えられず、ばつの悪い思いをしてしまいました。それが反動となって、この期間に国語辞典を購入。授業中なども国語辞典に線を引いたり、今まで意識して使ったことがない単語などを精査していきます。



③韓国の大学でのアフリカODAシンポジウムで英語が出ない…

大学で、アフリカODAに参加したい人たちが集まって色々お話するというようなものがありました。その時、会場には100人くらいいたでしょうか。そこで20人くらいは外国人だったのですが、私が前に来てといきなり呼ばれて、しかも英語での授業が始まったばかりで、人前で英語を話すのには発音の面からもかなり抵抗があったので、韓国語で質問をしました。どんな質問でもいいというので、アフリカ人は韓国人や日本人の違いがわかるのでしょうか?のような質問です…。突発的に何て言っていいのかわからず、こんなぼけた質問を…。ですが、やはり自信を持って話せなかったのです。

以下、詳しい日記を抜粋。

このシンポジウムでは、私の大学の隣にある中学校の校長が私の隣に座っていました。座っていたというよりも、私が日本人だとわかると、一緒に座ることになったのです。それは、もちろん普段使わない日本語を使いたいからでしょう。韓国人は本当に日本人が好き…。韓国の地方都市では、日本人は日本語学習者に大変人気ですね!

そのセミナーの中で、今回のアフリカの ODA について、どう思いますか?という質問があり、会場にいた何人かの外国人が無理やり前の立たされて、マイクを持って話さなければならないハメに…。そして、会場には100人以上はいたので、まさか私がマイクを持つハメになるとは思ってもいなく…。これって、コリア語で言えばいいの?それとも英語で言えばいいの?とりあえず、私は何を言っていいのかわからない。だって、そんな準備なんてしていないし…。ここは韓国だし…。英語がでてこなかった一番の理由は、私は英語の発音を勉強したことがなく大勢の前で英語を話すことに抵抗があったのです。その後、冬休みに英語の発音の勉強をして、2013年の夏には英語を話すのが快感になってきました。

2012/11/21



④ベジタリアンスピーチ(トーストマスターズ)

ドラフトを作成し、それを見ながらのスピーチだったのですが、声が震えるとか、自信がなくなるということはなく、自然にできました。ですが、ドラフトはもちろんみての会話だったのですが…。





⑤ベジタリアンスピーチ(クラス)



英語会話のクラスで、スピーチをしなければならず、そのときベジタリアン関連の内容をプレゼンしました。これは、完全にプレゼンテーションするパソコンの画面の1枚1枚を暗記しながら、その画面をイメージした時に内容を思い出すという方法で、やりました。個人的には納得がいけました。このように、どんどん人前で話すのに抵抗がなくなっていきました。


⑥韓国の大学から帰国後、英会話交流会など

英会話交流会などでの発表に積極的に手をあげ、グループの中で発表しなければならないときは、代表としてグループの意見などを発表できるようになりました。



⑦丸の内の外資系で…。

アメリカからのネイティブスピーカーや、また多くの英語話者がいる中で、怖がらずに自信を持って簡単なスピーチが出来ました。これは表情筋による効果だと思っていますが…。

結論。。。
顔が赤くなるのは当たり前。数をこなすことでそれはなくなります。また表情筋を作ることで自信がわいてきます。というのも、脳が反応するからでは?と思います。
数をこなすことで文章を読む力はおのずと解決でき、困ったときはこれを言う!!などというものは感覚的に出てくるようになるので、一番重要なのは数をこなすこと、また話す内容を自分自身が理解できていること、そして何よりも表情筋によって自信をもって話すことではないかと思って実践しています。

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