2015/04/08

あなたは感性や感受性が強いですか? sensitive / sensible 意味の違いと語源

閑静な住宅街
感性を磨く
完成した作品
歓声に沸く

日本語ってなぜ、こんなに面倒なのでしょうか?”かんせい”という日本語を漢字にするだけで、これだけの全く違う意味に変換されます。つまり外国人にとって、日本語の発音は簡単ですが、ボキャブラリが増えるにつれて漢字の知識なしでは覚えるのが難しい言語と言えます。そんなことはどうでうもいいのですが…。(いつも記事を書いている間、ビックリしています)

さて、本題に入りましょう。

最近私は、自分について発見したことがいくつかありました。それは感受性が強いということです。あまり意識をしたこともなかったこの言葉。私は感受性や感性などの意味の違いもきちんと理解していなかったので、もちろん使ったことすらありませんでした。ですが、特に女性と接するたびに”繊細だね”と言われることが多く、私はいつもそれをポジティブに捉えて、相手が本当は何を言おうとしているのかを全く考えていませんでした。

私の場合、自分自身が率直な性格なので、相手も私のように率直だろうと思い込んでいるところがあります。なので、もし誰かが私について皮肉ったりしたとしても、ほとんどそれに気づけないのが私の性格です。悪意のあることだとすぐに気づきますが…。




sensitive / sensible この似た単語の違いはどうやったら解決できる?

まず、"sense" という単語の意味をきちんと理解しなければなりません。
このセンスという単語の意味は、見る、聞くを通じて、感じ取ることです。


つまり、私は会社で同僚や先輩方のことを色々感じ取ってしまいますが、たとえば、ある同僚や先輩に違和感を感じたり、直接話をしなくても、良い上司と悪い上司を見極めることができるのはこのためです。ですが、感受性が強くない人はこういうことをあまり感じ取ることができません。

OXFORDD3000単語でもあるこの2つの単語。
①sensitive → センスが強い
②sensible → 強いセンスによって分別ができる

と解釈できるわけです。おそらく英語の資格を取ろうと思ってたくさん単語を勉強した人なら、これらの違いは何なのだろう?と一度思ったことがあるのではないでしょうか?

ちなみに、これと兄弟の "sensual" という単語もありますが、こちらはそんなに使うことがないので覚えなくても大丈夫ですが、意味は、官能的な。とか、肉体的感覚という意味になります。

Food is a great sensual experience.
食事は、最高の肉体的感覚(快楽?)だ。のような意味で使うことができます。

sensual lips
そそる唇。

このように、OXFORD3000単語には、"sense" から派生しているメジャーな形容詞が二つもあります。(sensual は OXFORD3000単語外なので)

私は②をあまり使ったことがありません。その原因を考えたときわかったのが、、日本語で感受性と感性の意味の違いについてきちんと理解していないからだということに気づきました。


◆センシティブという単語には複数の意味があります
①She is very sensitive to other people's feelings. (他人を理解する能力)
彼女はほかの人々の気持ちにとてもセンシティブです。ポジティブな意味で使われます。(他人の気持ちを察知できる能力があるということです)

a very sensitive performance (日本語で言う感性がある)
芸術、音楽、文学などが理解でき、自分自身をそれらを通して表現することができる。これはもちろんポジティブな意味ですよね。私が思いつく人は、オノヨーコさんとかです。もちろん、現在芸術・音楽方面で活躍されている多くの方に、この力があると思っています。

③She's very sensitive to criticism. (神経質な意味で使われる)
彼女は批判にとてもセンシティブなの。(ネガティブな意味です。神経質というような日本語に近いです。すぐにムッとなったり、怒るという意味なのですから)

④Health care is a politically sensitive issue. (敏感な問題などに使う)
敏感な問題。シビアな問題。こんな感じです。これもネガティブです。

⑤My teeth are very sensitive to cold food. (敏感な意味で使われる)
私の歯は冷たい食べ物を食べるととてもしみる。のようにこれもネガティブですね。

こちらの解釈はOXFORD3000単語に振り分けられる鍵マークのついたものなので必ず覚えてください。
(For your reference)

このように、センシティブって結構使いこなすのが難しい単語でもあります。
なぜなら、日本語で言う感性や感受性をこの単語1つに含んでいるからです。]


◆センシブルは感性や感受性とは関係ない単語です。日本語で言えば分別がある。

というような意味です。ですが、やはりこれも日本語に相当する単語はありません。これはポジティブな単語です。感情に左右されるよりも、理由づけしたり自身の経験に基づいて正しい判断ができる能力。

I think that's a very sensible idea.
これはとても理にかなったアイデアです。
It's sensible to keep a note of your passport number.
パスポート番号を控えていくことはセンシブルだね。

つまり、センシティブでなければ、センシブルにはなれません。


私が最近発見したことは、自分自身、とても感受性が強いのだということでした。

感受性とは人の気持ちになって考えることができるという意味です。漢字を見てもわかる通り、相手の考えていることを感じ取って、それを受け入れる性質のことなのです。それが強すぎると、マイナスのオーラを放つ人たちの環境でうまくやっていくことができません。なぜなら、ネガティブな人が私の周りに集まってきたときに、すぐに私はそれに同化しようとしてしまうからです。

なので、私はネガティブなものを敬遠します。何度もネガティブなものに取り囲まれた経験がありますし、少し注意しないとそういう状態になり兼ねないからです。

私はこの "susceptible" な性格が嫌でした。ですが、この記事を書いている通り、私はこの能力を良い方面に使っていきたいと思っています。相手のことを考えることができることを武器に、相手が求めているものを察知して、相手の立場に立った行動を起こそうと努力していきたいという事です。一時期、そういう神経質・または色々なことに敏感じゃない人たちに憧れたこともありました。なぜなら、彼らはそういうものを軽く受け流すことができるので…。

まとめ

感性と感受性は日本語では区別されている単語ですが、英語ではどちらともセンシティブの意味です。

感受性というものが強いと相手の気持ちを察することができるので、相手の立場に立って考えることでどんな人からでも好かれます。ですが、感受性をネガティブに使うと、悪循環に陥ってしまいます。たとえば、自分は嫌われている。などと考えたりするようなことです。

そして、感受性が強いということは、音楽は絵画などをみたとき、他の人よりもたくさんのことを感じることができ、それを自分のものにして改良したりして、新しいものを生み出す力があるということを感性があると日本語では言います。

つまり、感受性が強いということを気にしてはいけません。あなたがその感受性をどのように生かすかが鍵です。ただ感受性が強いというのを傷つきやすいとか、神経質だという考え方で終わってしまえば、その多くの人が持っていない感受性をただ台無しにするだけです。

感受性が強くなくてはできないようなお仕事はたくさんあります。感性が強すぎる繊細な性格は、つまり財産であり、それは自分自身でどう使うかによって変えられるということです。

というのが私の結論です。