2015/06/11

銀行員が使う”プロパー”とは一体何の意味?

私は以前、短期間だけある銀行で働いていたので、そのとき聞いていたプロパーという言葉が頭を離れませんでした。
「クレジットカード発行の入力・チェック業務」

まず、語源から探ってみることにします。
"proper" とは、適切なとかそういう意味でしか思いつかないと思いますが、この言葉は名詞化すると、"property" ですね。これは所有物などの意味になります。プロパティってきくと、パソコンのプロパティを思い浮かべる人もいれば、自分の所有物みたいな意味で覚えている方も多いと思います。

(この写真は、"liverpool" にある "National Westminster Bank" だそうです)

property "private" から派生している語で、いうならば私物ですね。
"public" が "private" の対義語だとわかればすぐに意味が分かるはずです。日本の文化では内と外でわけますね。簡単に言うと、銀行員が使用するプロパーは内の意味と言えるでしょう

銀行に限らず派遣社員のいる会社だと、プロパーと行ったりします。最初は私はわからなかったのですが、日立で働いていた時はプロパーがなんとかと聞いた覚えがあります。そのプロパーの意味とは、その会社の正社員のことです。実に誰にもわからないような用語になっていますね…。

プロパー融資、なんていう用語もあり、自前の銀行での審査で貸し出しという意味で使われます。

これら全てが所有物という "property" と同じ概念ですね。
所有物を貸し出すという意味になります。

これですっきりしましたか?つまり、語源をきちんと理解した人が、意味をわかったうえで、カタカナ語を流行させていると言えるでしょう。

ちなみに、
"proper" というのは適切なという意味で知られています。"proper pronunciation" で適切な発音と言えます。これも、"private" からもともとは派生されていると考えられます。この関連がなんとなくわかると、専門用語で使われているプロパーも、一般的に使われているプロパーも語感でなんとなく意味が分かってくると思います。

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