2015/08/20

案外知られていない "deal" という単語のヒミツ

あなたは会社で、「~を対応する」とか言いませんか?厳密に言うと、これは~を対処するという意味なのですが、~に対応するという意味を英語に直すとき、迷ってしまうものです。

この場合は、"deal with" です。

さて、私がなぜこの記事を作成したかといいますと、

"deal with VS handle with" この違いが判らなかったり、
"great deal of VS a large amount of" という量の程度を表す数量詞が使えこなせていなかったり。ということがあったからです。意味を知らずに使うのに抵抗のある私はやはりこの単語を調査してしまいました。

まず、この単語をOXFORD辞書で見てみると、2つ意味が掲載されています。
①カードゲームなどで、各プレイヤーにカードを配ること。
②イリーガルな薬などを売ったり買ったりすること。

①Whose turn is it to deal? = 誰がカードを配る番ですか?
②You can often see people dealing openly on the streets. = あなたはその路上で人々がよくイリーガルなものを売っているのを目にすることができるよ。

これがまず理解できていないといけません。


語源を探るとすべてがわかりました
ゲルマン祖語から派生した単語です。こちらはドイツ北部とヨーロッパ北部のスカンジナビアあたりの地域から生まれたものです。この単語の本質は、"divide" です。なので、細かく分けてシェアするようなイメージなのです。ビジネスの意味で業務や交渉などの意味で使われ始めたのが、1837年です。比較的新しい言葉のようですね。もともとは、1560年から、数量を意味する単語のスラングでした。"Big deal" は、1928年から使われ始めています。

たいした問題じゃないよ。って、英語では、"It's not big deal" といいます。これは決まり文句みたいなもの。


ということで、
a great deal of / a good deal of という使いまわしは、
a great amount of / a good amount of と同じ意味を持つ言葉なのです。

こちらは両方とも、数えられない名詞、いわゆる不可算名詞に使われます。
そして、これをもっと話し言葉的に言いたければ、

plenty of rain / time / light のようにも使えます。
plenty of eggs/money/time のように、数えられる名詞の複数形と数えられない名詞にそれぞれ使うことができます。これも、OXFORD3000単語なんですよ?

"plenty" という単語はもともと古フランス語からきたもので、満たすという意味を持っています。つまり、十分な卵、お金、時間という意味で使えます。

おそらく、多くの方は、"a lot of rain / time / light" で済ませてしまうかもしれません。なぜなら、"a lot of" は可算名詞、不可算名詞両方とも使えるのでとても融通が利くからです。なので、"plenty of" を使いこなせていない方が多いような気がします。是非使ってみてくださいね?十分なというニュアンスを出すことができます。

deal with / deal in の違いは?
イリーガルなお薬を売るというところから、(路上で色々人々に商売という行為で分け与えるというイメージ)トレードするに繋がりました。ということで、 "deal in" はやっと本質を理解できることに成功。

"deal with" の場合は何かについて対処するときに、細かく分けて、対処していくようなイメージとして私は考えています。

deal を名詞で使うと、ビジネス的な同意の意味になります。"business agreement"
I got a good deal on the car. 私はその車に関して良いディールを得た。=安く車を買った。
単語から見てもわかるように、堅苦しい言葉ではありません。これも薬を売るところから始まったトレードの意味です。(For your reference)
(ビジネスが成立した時のようなイメージを持ってみるといいかもしれません)

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