2015/09/06

ロシア語の国際音声記号を考察

ロシア語の発音記号を勉強するだけで、中国語や韓国語の発音の復習にまでつながりました。ロシア語の発音記号を調べていくと、私が発せない発音はないという事が判明。


ロシア語・母音
【ɨ →発音記号を知らなかっただけ
イを狭い口で言ったバージョン。中国語でも、やっていました…。
日本人の"日" [ɻɨ̹]
実際にこの中国語を発してみたら、上述した説明と同じでした。

ʉ
これは、主にロシア語に見られる母音です。ニュージーランド英語にも現れるみたいです。
(For your reference)


日本語のアです。
中国語のア、英語のアも同じですが、英語のアの正式ではありません。英語のアは、ɑ というIPA(国際音声記号)で、日本語のアよりも、舌を後ろに置いたまま、アと発音します。細かい違いがあるのはわかるけれど、最近は薄れてきている気がする。。

mʲ / nʲ / bʲ / dʲ / ɡʲ / pʲ / tʲ / kʲ sʲ xʲ/ vʲ/ zʲ/ rʲ / fʲ / lʲ / t͡sʲ
この、"ʲ" って、何かしら!?かわいい…。
これを見る限り、ロシア語には、ミャ、ニャみたいな表現が多いってことだよね?


t͡s
韓国人には発音するのが難しいと言われている日本語の"ツ" 津波のツですね。このウを入れないものが、この発音記号の読み方です。無声音です。

t͡ɕ →発音記号を知らなかっただけ
ɕ こんな記号始めてみましたけど?w
北京[peɪ t͡ɕiŋ]
집   [t͡ɕip̚]
知人[t͡ɕid͡ʑĩɴ]

ʂ
中国語と同じなのです。これを知ったとき、ロシア語が好きになってきました。

ɕ→発音記号を知らなかっただけ
これを覚えなければ、上の音が習得できないわけね?
[ɕi] コリア語の "시"
[ɕi.o] 日本語の”塩”


(ロシアンブルーの子猫ちゃんです)

ʐ  →発音記号を知らなかっただけ
これは、中国語の "R" を発音するときに、北方方言のゾみたいになるときの音がこれです。なるほど。地理的にロシアに近くなるから、ロシア語と同じ音になるわけですね。

ʑ →発音記号を知らなかっただけ
[kaʑi] 日本語で、"家事" っていうときに、でてくる音です。

ɣ →発音記号を知らなかっただけ
日本語で、ラス。五嵐。どちらとも、ガの音が違うことに気づきましたか?五十嵐の方のガがこの発音記号です。

r
アールの国際音声記号は、とても似たものがあるので要注意。ロシア語のアールは、スペイン語のアールと同じ音です。そして、ポイントは英語のアールや、中国語のアールとは別ということです。このロシア語とスペイン語にみられるアールの発音は、日本人が、”コラー!”って言ったときにもでてくる巻き舌の音です

よく、英語のアールの発音が巻き舌と言われますが、これは違います。中国語のアールは、このロシア語やスペイン語のアールよりもさらに奥まで巻いた舌なので、巻き舌ですが・・。英語のアールで巻き舌と言われているものは、標準ではなく一部の地域、人たちのものです。

ɹ = 英語の "r" の音。発音記号では逆さまになっています。中国語の"r" とも、スペイン語/ロシア語の "r" とも違います。
ɻ = 中国語の "r" の音です。舌を、口蓋垂まで巻きます。ジのように聞こえるくらいやるのです。

ɾ = スペイン語には、日本語のラリルレロの音のアールの発音もあります。これは韓国語やアラビア語にもみられるものです。(For your reference)

実際に、私はロシア語をこのように読んでいます。

Я - студе́нт. = [jˈæ - stʊdʲˈent.]

国際音声記号を覚えるって、色々な外国語をマスターすることにつながるのだと改めて確信。

http://easypronunciation.com/en/russian-phonetic-transcription-converter
このような便利なロシア語をIPA(国際音声記号)に変換するサイトでラクラクできます。便利な時代に生まれてよかった・・・。IPA(国際音声記号)も、ウィキペディアの英語版で色々比較して考察できるのが便利。

今回考察してみて感じたのが、中国語の発音をマスターしていることが、ロシア語を簡単に発音することにつながることだという確信です。

ロシア語の頻出100単語はこういうページで見られます。
http://learningrussian.net/vocabulary/russian-words/top-russian-words.php

IPA(国際音声記号に関してはこちらを参照しました)
https://en.wikipedia.org/wiki/Russian_phonology

こんな記事もオススメです。
「複数言語を操るマルチリンガルになるためには?」

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