2015/09/19

満足を表す satisfied / content の違いは!?

満足している。あなたは、この英単語をどのように訳しますか?

私の英語学習の歴史をたどると、私が満足を意味する英語で、一番最初に覚えたのは、"be content with" でした。というのも、簡単な単語に見えたからです。そして、当時英語学習のビギナーであった私は、"be satisfied with" っていうのは、なんだか難しそうな単語に見えていました。


①"be content with"

②"be satisfied with"

これらは英語圏のサイトでもかなり議論になっています。ですが、違いは明確にあります。ネイティブスピーカーがどのサイトで言っていることも同じなので、これらの違いは明白です。

一方、多くのネイティブスピーカーがこれらの違いは明白だけれど、例文を使って説明した場合、簡単に示すことができるけど、違いを説明するのは時間を要するようです。

まず、グーグルの検索結果を見てみましょう。

①"be content with"     = 約 1,560,000 件

②"be satisfied with"   = 約 26,300,000 件

グーグルで検索する場合、検索件数がその人の地域のパソコンの設定によって違ったりします。実際私の会社での検索件数とは違いますが・・・。でも、②が圧倒的に多いはずです。

contain / content ちなみにIT系のコンピュータなどに使われる、いわゆるコンテンツは英語では "content" で、 "S" はつけません!ここ、わかっていない方が多いです…。
(For your reference)

少し脱線してしましたが、例文を見て、解説してみます。

They have plenty of satisfied customers.
十分に満足しているようなイメージです。達成しているという "achieve" の意味を含みます。
satisfied の sat は、悲しいを表す "sad" と同じ語源です。これは何かが感情の中であふれている現象で、sad という単語は、5世紀半ばから12世紀を中心にイングランドで使われた古英語では、"full" の意味を表していました。そのため、容器の中から水があふれるかのように、達成したというニュアンスが含まれるわけです。(For your reference)


(居酒屋でビールが少し溢れるくらいあったら、満足しませんか?)

一方、
Andy was a good husband, and Nicky was clearly very content.
充実しているようなイメージ。たとえば、コンテントというのは中身という意味ですが、contain という動詞という意味にもつながるように、含んでいる。というようなイメージがあります。ビンの中に水をたくさん含んで、それだけ満足しているようなイメージです。溢れてはいないのですが、ビンの中に納まりきるくらいの水を含んでいる=現状に満足しているような、あふれ出るような達成感はないけれど、満足しているというニュアンスで使えます。(マルチリンガール調査)


(容器に光などを含んでいますね。溢れるにまでは達していません)

この写真は、content のイメージをフリー画像検索で検索していた時に美しいと思ったので、この写真を選びました。もっとわかりやすい写真があったかもしれませんが…。

まとめ
つまり、両者の写真を比較してもわかるように、satisfied は full のイメージがあり、溢れているようなイメージで達成感を示すことができる。

content は、含むという意味があるため、full ではない状態だけれども満足しているというような意味になります。こちらは完全に日本語に直訳できないので、難しいですね。

なので、日本語の満足をそのまま直訳したいのであれば、"satisfied" が一番良いと思います。

単語の以下の二つのサイトを参考にしています。
(Yahoo answer)
(Forum Wordreference.com)
(etymonline)

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「とても難しい "genuine" "authentic" の違い」


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