2015/09/29

slip / slide / glide / skid の違い

落ち度がある。

私は仕事中に、他の人がこんな言い回しを使っているところを耳にして、そもそも私は、落ち度っていう単語を使ったことがないな。と思いました。

語源を中心に解説するのが好きな私は、頭の中で落ちる度?と思って、英語ではどのように直訳したらいいのだろうとあれこれ考えていましたが、見つからず。

まずはスペースアルクなどで、落ち度の意味を調べると、
mistake, slip などのような単語が出てきました。

そして、私は "slip" という単語が使えていないことに気づきました。感覚的には分かるのですが、まだ何かと比較をしたことや、あれこれこの単語について考えたことがなかったのです。

She slipped over on the ice and broke her leg.
このような文脈をみれば、転んだようなイメージはすぐにつくのですが。

じゃ、slide との違いは何?と聞かれた場合、答えられないでしょう。ということで、この記事を作成。

まず、ここで注目していただきたいのが、"slip" "glide"OXFORD3000単語という事。なので、必ず覚えてくださいね!

そして、"glide" "skid" はおまけとして覚えておいてください。

①slip
01. As I ran up the stairs, my foot slipped and I fell.
私は階段を走っていると同時に、私の足がスリップし、私は転んだ。

02. His hat had slipped over one eye.
彼の帽子は彼の片目あたりに落ちた。

03. She slipped out of the house before the others were awake.
彼女はほかの人たちが起きる前に家をこっそり出た。
(creep と同じような意味で使えます。)

04. I managed to slip a few jokes into my speech.
私は自分のスピーチにジョークを少し入れることに成功した。
(静かにこっそり置くという意味を持っている)

05. His popularity has slipped recently.(悪くなる意味も含んでいます)
彼の人気度は最近落ちた。

これらの5つの例文は、すべてOXFORD3000範囲のものですので、感覚をつかんでくださいね。

これらの例文からわかるように下に滑ってちょっと落ちるようなイメージを持っています。例文を見る限り、あんまりよい意味のものはありませんね…。

ちなみに日本語でも普通に使われているスリッパ。英語では、"slippers" と複数形にしてくださいね。スリッパは片方だけではないので。スリッパもスリップから来ていることがわかりますね。

そして、スリップが名詞になると、落ち度という間違いの意味で使うことができます。
There were a few slips in the translation.
その翻訳には少しばかり落ち度(間違い)があった。
オクスフォード英英辞書をみると、この例文解説のところには鍵マークがないので、OXFORD3000の範囲ではありませんが、使えるとかっこいいですよね。

②slide (スライドは案外、日本語にも溶け込んでいるのではないでしょうか?)
実は、みなさんが小さいころ遊んでいた滑り台は英語でスライドと言います。
正式名称は、Playground slide

01. The drawers slide in and out easily.
引き出しは容易におしたり引いたりできる。

02. She slid out while no one was looking.
彼女は誰もみていない間に、こっそりスライドした。
(これは、slip と同じような意味で使われます。ここが①②の類似点です。イメージはちょっと違っていきますが、人にわからないようにこっそり出るという意味では同じように使えます)

The man slid the money quickly into his pocket.
その男は彼のポケットにお金をすぐさま入れた。

基本は 01 の意味ですが、そのイメージをもって 02のように、①のslip と同じような意味にもすることができます。

①②を比較するとき、滑り台とスリッパを思い出してみるといいかもしれませんね。

➂glide
(この鳥さん、飛行機みたいですね。)

私はスケートをする時のことだけを想像していましたが、飛行機がエンジンなしで気流を利用して飛行することや、鳥が気流に乗って進んでいくようなときにも使えます。①②との違いは、グライドは、スムーズに静かに長く滑っていくようなイメージです。それは氷の上だけではなく、空中でも使えるという事。

ちなみに気流を英語で言えますか?ここで復習してみましょう。

気流→air current
海流→oceanic current (oceanic[ˌoʊʃiˈænɪk]は、オウシーエァネック)※赤字がアクセント。
流れ→current (currentlyで現在の意味を表すのは時間は流れているから)

そういうイメージからこういう意味にもすることができます。
Kennedy seemed to glide through life.
ケネディーは人生を滑りぬけているように見えた。(ものごとを滑るように容易に達成する)
(For your reference)

④skid 
The bus skidded off the road and into a ditch.
そのバスは道路をスキッドオフし、溝に落ちた。


車などが突然横にスライドしていく、そしてコントロールできなくなる。という意味です。
英語圏では①②③と一緒に比較されることが多いです。合わせて覚えておくといいと思います。

こんな記事もオススメです。
hurry / rush の違い」


0 件のコメント: