2015/10/17

2050年には約6億人のアフリカ人がフランス語を話している?

現在、ヨーロッパの中心言語はドイツ語です。ドイツの人口はヨーロッパの中で一番多く、その周辺国の小国を合わせれば、やはりドイツ語がヨーロッパで一番重要、実用的な言語と言えます。


ですが、この状況が変わるかもしれません。まず、

フランスの出生率(しゅっしょうりつ)がとても高く、ドイツ人口を超えると言われていること。

Demographic の統計のソースはこちらです。

②現在もアフリカのフランス語人口はフランス国内よりも高い状況にありますが、アフリカのフランス語圏の出生率が高い。そして、もっと伸びる。

➂中国→インド・東南アジア・南米→アフリカ。のように、現在インドと東南アジアや南米に工場などの投資が加速していることからも分かるように、その次に来るのはアフリカしかありません。

そうすると、アフリカ北西部のエリアは、ほとんどがフランス語圏なので、このエリアはヨーロッパからも近く、今よりも投資が活性化する可能性を秘めていること。

◆2015年現在のフランスとアフリカのフランス語人口

フランスのフランス語人口
6535万人

フランス以外のフランス語人口
3億2012万人

フランス人口の6倍以上でもある3億人以上がフランス語を公用語としている国家に暮らしていますが、公用語と定められているだけで理解できない人もたくさんいます。たとえばカナダは英語とフランス語が公用語ですが、フランス語が話されている地域はケベック州に集中しています。またアフリカの多くの国では、フランス語を公用語としながらも、自分の国の言葉を話しています。ですが、教育が高くなるほど、フランス語を使う頻度は高くなるでしょう。なぜなら、大学などの授業、新聞、国際貿易などはフランス語の方が有利なはずだからです。なので、ざっと計算して、その半分の1億5000万人、そしてもっと少なく見積もって1億人。現在でもだいたい1億人くらいは理解できるのではないでしょうか?

このように、主要外国語をイメージするとき、
英語=世界共通のコミュニケーション手段
フランス語=アフリカ+世界各地に散々する小さな島で主に話されている国際語
スペイン語=中南米で主に話されている国際語
ドイツ語=ヨーロッパの言語
ロシア語=ヨーロッパの言語
アラビア語=北アフリカおよび中東、南アジアなどのイスラム圏で使用されている言語
という風に、私なりの定義ができあがりました。

アフリカ=フランス語ではありません。上の地図を見ると、面積的にもフランス語がアフリカを支配しているように見えますが、本当に西部側だけなんです。北部はアラビア語の方が通じますし、南部は南アフリカで話される英語、東部はスワヒリ語など。なので、フランス語はアフリカで優勢とはあまり言えません。(アフリカ全体を見た場合)

その地域は、CFAフランという共同の通貨を使っているそうです。


フランスの出生率 "birthrate" がとても高いので、2025年にはドイツの人口を上回り、欧州で一番話される言語になるだろうと予測されています。ま、あてにならない情報かもしれませんが(統計とはあてにならないものです)、そういう可能性はあるということで頭に入れておくのもいいかもしれませんね。

以下はフランス政府のHPからの内容を翻訳ではなく、私なりに解釈してみました。

French is one of the very few languages spoken all over the world, ranked the sixth most widely spoken language after Mandarin Chinese (over a billion speakers), English, Hindi, Spanish and Arabic. There are currently over 220 million French speakers worldwide, including 72 million so-called partial French speakers. Europe accounts for 39.87% of the French-speaking population, sub-Saharan Africa and the Indian Ocean for 36.03%, North Africa and the Middle East for 15.28%, America and the Caribbean for 7.66% and Asia/Oceania for 1.16% (OIF, La langue française dans le monde, 2010).
As a result of population growth, the OIF estimates that the number of French speakers will rise to over 700 million by 2050, 80% of whom will be in Africa. This would take the proportion of French speakers in the world population from 3% to 8%.

フランス語は、中国語(10億人以上)、英語、ヒンディー語、スペイン語そしてアラビア語に次ぐ、第六位で、世界中で話されている数少ない言語のうちのひとつでもあります。現在、2億2000万人を超えるフランス語話者が世界中にいます。7200万人のいわゆる部分的にフランス語を話す人たちも含めて…。この中で、ヨーロッパはフランス語人口の39%を占めます。サブサハラアフリカ(サハラ砂漠より北に位置するアラビア語圏の北アフリカをのぞくアフリカの大部分)、そしてマダガスカルなどの大西洋では36%、北アフリカ(ここではモロッコのこと)と、中東では15%、アメリカ(カナダのことです)とカリブ海では7パーセント、アジア・オセアニア地区(フランス領の島のことです)では、。(OIF調べ)
(おそらく、上述したフランス語人口より少ないのは、フランス語しか主に話さない国に絞っているからでしょう)

OIFは、2050年までにフランス語話者は7億人になるだろうとみています。地域別で分けるとそのうちの80%がアフリカであり、現在世界人口の3%にしか話されていないフランス語は2050年には世界人口の8%が話す言語になっているであろう。と予測されます。ということは、ざっと計算して、2050年には、10人に1人がフランス語話者っていうことですね。
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それ以外にも、現在でもフランス語は第二外国語としてとても人気が高い言語なので、それ以上の価値はあると思います。そして多くのアフリカ人がフランス語を今以上に話すようになると、メディアでの露出などでフランス語のイメージが、アフリカ人が話す言語というイメージもできあがってくるかもしれません。つまり、今の南米みたいにスペイン語がスペインの言語ではなくなってしまうということですね。事実上、今スペイン語はスペインでおよそ4500万人、The Americas 北米+南米で、その10倍の4億人1千万人以上のスペイン語話者がいるということを考えると、フランス語も、今後アフリカの人口が急激に増えて、今よりも経済発展していくと、アフリカを代表する言語のうちの1つとして、国際的に認知されるようになるかもしれませんね

ちなみに、私はフランス語を以下の英仏辞書で勉強しています。

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この辞書は安い割にボリュームがあり、私みたいに単語と単語の違いを研究するのが好きな人には向いている辞書です。

「現在のアメリカ州ではスペイン語を話す人の方が多い

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2016年11月19日更新


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