2015/11/15

なぜ中東人は無視され、フランス人は尊重されるのか?

世界各地の建造物が(スカイツリーも含め)、フランス国旗の色に染まったらしいですね。

また、私には現在約4000人のフェイスブック友達がいます。その中でも最近フェイスブックがフランスのために祈るという意味で、写真にフランス国旗の柄を提供し始めました。フランスでの出来事。これは衝撃的でしたが、一方で私たち先進国がいつも目をつぶってみないようにしている中東での空爆はそんなに価値が低いのでしょうか?

クンドゥーズ病院爆撃事件と名付けられたアメリカ空軍のAC-130ガンシップがクンドゥーズ市内の国境なき医師団の病院を攻撃したあの事件。これも、ちょっと報道されただけですぐに消えてなくなりました。

レバノン 43名
ナイジェリア 55名

ですが、レバノンは200人以上という情報も、BBCから発信されています。
(For your reference)


(中東のパリと形容されているレバノンのベイルート。)

どうでしょう?もし日本という国が発展途上国で、このようなテロを経験してしまったとする。そして、仮に韓国が大国で、韓国人で起こったテロのことは、報道されているのに日本での出来事は全く報道されていない。

レバノン人やナイジェリア人からしたら、まさにそういうことなんです。フランス人の時だけ特別扱い。彼らはヨーロッパに昔は支配され、今もこのように扱われている。そういう気持ちを遠くの国ジパングでは理解することもできないというのが私の考えです。

私たち日本人に伝わっていないことがたくさん世界各地で起こっている。パリの事件は衝撃的ではあるが、その一部にすぎないと思います。もちろん、パリが襲撃されたことによりほかの先進国にも波及していくのでは?という懸念から、一斉に世界各国が協力体制を構築しつつあるのですが、これを機に今世界で何が起こっているのかを日本人の特に、若者は意識してかなければならないと思います。

私はテレビを持っていないので基本的にテレビは見ていませんが、インターネットでニュース番組をみたりもしますし、記事もみます。

特にあのフェイスブックのフランス国旗を画像に入れるというのは、ただの流行りだけにしかみえません。私はなぜフランス国旗色に自画像を染めなかったかはこの記事を読んでいる方なら説明する必要もありませんね。

もともと中東というのはオスマン帝国後、ヨーロッパの都合で分断され、今もなお西洋によって中東人が苦しめられているのに、中東で起こっていることがパリで起こったら、こんなに世界は動くのですね。まるで、中東人の価値を見下げているようです。私は日本人としてこのような区別は絶対にしたくないです。

私は今回のフランスでの出来事が良かったと思っているわけではありません。もうちょっと根底にある何かを理解してほしいと思ってこんな記事を書いています。なぜ中東人同士がいがみ合っているのか、なぜ中東にいくつもの小さな国が存在し、王室があるのか、なぜドバイは発展したのか、など考えてみる。そして中東がなぜ分断されたかという歴史を紐解いていけば、今の中東が一体どういう状態なのかわかってくる。

私は最近そんなことをアラビア語の勉強とともに理解し始めているのでした。

「マルチリンガールの疑問、提案、オピニオン」に戻る

0 件のコメント: