2015/11/05

検証と妥当性確認? validation / verification の違い

まず、これらの違いは英語圏でも議論になる話題なのです。
(For you reference)

verification は、 verify という動詞の名詞形です。 
意味的には、 "check in detail" 細かくチェックするということになりますが、

みなさんがよく使っている "very"  の本当の意味は、真実というような意味を持っています。この知識があると、"verify" という動詞はまさに "very"  という形容詞の動詞に過ぎないという事がお分かりいただけるでしょう。つまり、"very"  の本質を知っている人なら、わざわざ "verify" という動詞をみたこともない新しい単語で意味が分からない。などと思わなくてもよいという事です。

"verify" という単語はOXFORD3000単語ではありませんが、OXFORD3000単語である "very" という単語がきちんと理解できていれば、解けます。

We have no way of verifying his story.
私たちは彼のストーリーが真実であるかという事を知る術はない

valid 
商品にできるか証明するということです。
a valid passport = 有効なパスポート。パスワードやパスポートなど、有効だというときに使う形容詞で、OXFORD3000単語です。

この単語は、valiant [ˈvælyənt] という小説などにでてくるような文語から派生しています。この単語の意味は決定的なとかとても勇敢なという意味で確固たるという意味に置き換えることができるでしょう。そのため、確固たるパスポート=有効なパスポート(必ず使えるという自信がある)という意味に繋がっていくわけです。

たとえば新しいスマートフォンなどをリリースするとき、まずはスマートフォンなどのアプリや構成などをエンジニアやプログラマーが隅々までチェックしていきます。この作業を "verification" 間違いがないか、真実になるようにチェックしていくのです。そして、すべてのチェックが終わった後、やっと世の中に出回るように、Validation をします。つまり、この製品は確固たるものですよ?商品として世の中にリリースできますよ?ということになります。

スマートフォンに限らず、verification → validation というステップは多くのことに当てはまります。

これら二つの単語を覚える場合、

"very" の本当の意味を理解する
"valiant" という文語を理解する

というのが早いかもしれません。そのまま日本語に訳して覚えるのもいいかもしれませんが、語源で覚えていくと単語がどんどん広がっていくのを実感することができます。

以下はおまけで、ウィキペディアの Verification and validation というページの一部を私なりに解釈してみました。(日本語版がなかったので・・・)

(まだリリース前。スマホに入っているアプリがきちんと動くかなどのチェックをする "verification"

"Validation. The assurance that a product, service, or system meets the needs of the customer and other identified stakeholders. It often involves acceptance and suitability with external customers. Contrast with verification."

"Validation. は、製品・サービス・システムが特定の株主・お客さんのニーズに合っているのかを確証するものです。つまり、verification (チェック)をした後で、この製品は本当にリリースされるべきなのかを確証することです。

(すべてのニーズを"validation" 確証したので、リリースされました。) 


"Verification. The evaluation of whether or not a product, service, or system complies with a regulation, requirement, specification, or imposed condition. It is often an internal process. Contrast with validation."

一方、"Verification. はその製品・サービス・システムが規定・要求・仕様・課せられた条件などに準拠しているのかということを評価(チェック)することです。その後、"Validation. (確証)してリリースするわけです。

これらの単語は混同しやすいので、語源で覚えるのが一番本質を理解することができて、効果的と私は思います。
なにせ、ネイティブスピーカーでも混同するような内容なので、

"verification validation difference" と英語版のグーグルで検索したらたくさんヒットしますよ!
ISO 用語では日本語に直すと、検証と妥当性確認となるそうです。日本語にすると、余計に難しく感じますね・・・。(For your reference)

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