2016/02/01

バイリンガルは当たり前

先日シンガポール在住の奥様?マダム?から私のフェイスブックでコメントをいただきました。その奥様曰く、バイリンガルは当たり前。とのことです。最近は英語だけでも大騒ぎしているのが日本とおっしゃっていました。日本は、英語ができなくても暮らしていける国です。なので、日本では実際、英語は英語を勉強したい人だけがすればいい国です。

たとえば、新幹線内や空港で働くなら多少の英会話はできたほうがいいでしょう。でも、みんなが必要というわけでもないし、英語を学ばなければならないという理由はありません。覚えていればメリットの方が多いとは思いますが…。



これが韓国となると、そうもいかない。英語ができないと就きたい職に就けないことが日本よりも多いのです。

また、シンガポールはどうだろう?バイリンガルは当たり前。なぜなら、英語・北京語・マレー語・タミル語が公用語だからです。

東京23区の60%が日本人、20%がインド人、10%が韓国人。そして10%が西洋人。こんな感覚なのがシンガポールです。

日本という歴史ある国家と、建国して100年にも満たない、マレーシアから独立したシンガポールを比較するのはナンセンスなのですが、こういう国もあるということ。そして実際、こういう国でも地政学的なものを生かして成り立っているという事。

私が思うに、バイリンガルは世界的にみても当たり前なのですが、その分バイリンガルではない人の割合も多いです。また、バイリンガルではなくても暮らしていける人もたくさんいるでしょう。語学を必要としない専門職はたくさんありますから。

この記事のポイントは、バイリンガルは当たり前。という風に思っていたほうがいいという事。何もバイリンガルというのが、いわゆるバイリンガールさんみたいに帰国子女ということではない。二つの舌を持つというのがバイリンガルの本来の意味ですが、たとえ上手くしゃべれなくても、相手の英語を聞き取れるだけで、ネイティブスピーカーはあなたのことをバイリンガルと思うでしょう。

人間って面白いもので、たとえば中国人と日本人のあなたが会話しているとします。中国人はあなたの話した内容を100%理解して、耳を傾けています。そしてあなたは、その中国人に、どうしてそんなに日本語が上手なの?思うでしょう。

一方、あなたが話した日本語を理解しないけれども、日本語で自分の主張ばかりする中国人には、この人一体日本語分かってるのかな?という風になります。

自分の話を理解してくれる人に誰もが好意を抱くように、話すより聞く方が実は大事です。これは世界共通でしょう。アメリカの自己啓発書にも、アメリカ人は人の話を聞かないので主張ばかりするので、聞き上手になりましょう。と最近どんどん言われてきています。

英語が結構聴ける。その能力を持っているだけでも、私は十分、バイリンガルだと思います。それなのに、私のほうが上手よ?とか高圧的に思っている人は、人間性に問題があるのであり、母国語をより強化し、まずは自分の言語で考え方の柔軟性を学ばなければならない類の人たちです。

実際にヨーロッパにたくさんいる多言語話者(マルチリンガル)は、会話はできるけど書けない。とか、ビジネス会話はできないけど、日常会話はできる。という風に、みな完ぺきではないのです。

自信を持って、バイリンガルと言ってみてください。きっともっと頑張ろうって思えるはずです!

最後に。

バイリンガルと聞いて、特別な人にしかなれないもの。とか、帰国子女でなければなれないものという固定概念から脱却しましょう。そういう思い込みが優越感や劣等感のもとになります。優越感や劣等感があることで競い合うことができますが、自分の考えをしっかり持ち言語と向き合っていれば、かならず納得のいくレベルに到達するはずです。

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