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外国では、バイリンガルは当たり前?英語だけでバカ騒ぎする日本人





先日シンガポール在住の奥様?マダム?から私のフェイスブックでコメントをいただきました。その奥様曰く、シンガポールでは、バイリンガルは当たり前。とのことです。

シンガポールでは公用語が4つあり、
英語
中国語
マレー語
タミル語
もうあるのだそう。

私も知識としては知っていたものの、現地に在住の奥さまに言われると納得してしまいますね。

ということで、世界のことがよく見えていない日本と世界の国々の言語に対する意識の違いをもう一度、整理してみたいと思います。

①英語ができるだけでスゴイと言われる変な国、日本


シンガポール在住の奥さまもおっしゃっていたのですが、日本って、英語ができるだけでも大騒ぎしている。のが、シンガポールから見ると、奇妙に映るということなのだそう。

例えば、芸能人なんかがちょっと簡単な英語を流ちょうなプロソディで話すと、スゴイ!!とか思ってしまうのが日本人。日本では


②英語を勉強しなくても生きていける国、ニッポン
日本は、英語ができなくても暮らしていける国です。なので、日本では実際、英語は英語を勉強したい人だけがすればいいのだ。

たとえば、新幹線内や空港で働くなら、多少の英会話はできたほうがいいでしょう。

でも、みんなが必要というわけでもないし、英語を学ばなければならないという理由はありません。人によって覚えていればメリットの方が多いとは思いますが…。

③英語という面で、日本社会と韓国社会を比較してみる

これが韓国となると、そうもいかない。英語ができないと就きたい職に就けない場合が日本に比べると多いのです。韓国は北海道くらいの国土に、北海道の人口の10倍の人たちが住んでいる。また、輸出に依存している国でもあり、何かを売っていかないと国が成り立たない。つまり、外国と取引するのに必ず外国語が必要になってくる。

また日本人のように、自分の国にずっと暮らしていたいという人が日本よりも少ないという理由もある。いつ、どうなるのかわからない。と常に韓国人は思っている。

つまり、こういう韓国の現状を考えてみると、日本ってどれだけ恵まれてるんだよ。っていう感じですよね。

④シンガポールはちょっと、特別

https://thesmartlocal.com/read/singaporean-culture-quirks

また、シンガポールはどうだろう?

シンガポールはもともとマレーシアだった土地に中華系の人たちが作った国。なので、もともとのマレー系の人たちに加えて、中華系、またイギリスがマレーシアを植民地にしていたときに連れてこられたインド南部のタミル系の人たちもいる。

だから、他民族都市国家なわけで、バイリンガルは当たり前。
という理由で、英語・北京語・マレー語・タミル語が公用語なのです。

東京23区の60%が日本人、20%がインド人、10%が韓国人。そして10%が西洋人。

こんな感覚なのがシンガポールです。ちょっと、想像しにくいかもしれませんが…。

日本という歴史ある国家と、建国して100年にも満たない、マレーシアから独立したシンガポールを比較するのはナンセンスなのですが、こういう国もあるということ。そして実際、こういう国でも地政学的なものを生かして成り立っているという事。

⑤ヨーロッパやアフリカにおけるバイリンガリズムとは?


ヨーロッパは、中国やインドのような感じ。中国にも北京語以外にいろんな中国語がありますが、結局統一に向かっていますよね?

広東語もあれば、上海語もある。書くと似ているように思えるのですが、その違いは英語とフランス語くらいのものがある。

つまり、こういう国と国が近くにあるエリアでは、おのずとバイリンガルにならないと生活できない。なぜなら生活を支える商売に外国語を使ったりするから。




またアフリカなどは、ヨーロッパの植民地の影響はイスラム教の影響で、フランス語やアラビア語、また英語が公用語となっている国も多い。

つまり、現地語に加えて、それら列強の言語が話せる人も多いということ。

残念ながら、日本は植民地化されたことがないので、日本語だけしか話せない人が多いっていうのもある。これは、日本のすごいところでもあるのですが…。

⑥バイリンガルではない国の代表例
それが、日本、アメリカ、ロシア、中南米です。日本は簡単な英語が少し読めれば、それでいい国。またアメリカは経済規模がとてつもなく大きい。アメリカに住んでいると、カナダ+アメリカ+メキシコの北米エリアだけが世界だと錯覚してしまうほど。

アメリカに旅行に来るものも、みな英語を話す。なので、アメリカ人は外国語を覚える必要性がない。けれども、ラテンアメリカ経済規模が大きくなってきていることや、アメリカにおけるラティーノ社会の拡大に伴って、アメリカではスペイン語学習者がフランス語学習者よりも、多いと言われている。

アメリカは英語だけわかれば大丈夫と思っているので、つまりバイリンガルではなく、モノリンガル国家です。

また中南米とかも、スペイン語しか話せない人が多いような気がします。英語の教育が行き届いていないエリアがまだ多い気がする。また、アフリカとかのように、現地語が公用語になっていないケースが多いのも特徴。

中国も貧しい人が多いと思うのですが、テレビではプートンファ(北京語)放送なので、現地語+北京語を話せるのが当たり前となりつつある。

また、面白いのはロシアである。ロシアでは、不思議なことに英語が上手な人と、上手ではない人がうまく混在しているという感じだろうか。

ロシアは国土が広いから、おのずと、俺らはTOPだぜぇーぃ!。みたいな感じになっちゃうのかしら?(笑)


⑦外国人みなが、バイリンガルというわけではない
私が思うに、バイリンガルは世界的にみても当たり前なのですが、その分バイリンガルではない人の割合も多いです。また、バイリンガルではなくても暮らしていける人もたくさんいるでしょう。語学を必要としない専門職はたくさんありますから。

この記事のポイントは、世界ではバイリンガルは当たり前。という風に思っていたほうがいいという事。そう思うことで、英語ができる人に、特別変な気持ちを抱く必要もない。

何もバイリンガルというのが、いわゆるバイリンガールさんみたいに帰国子女だということではない。

いつしか勝手に、多くの人がバイリンガルと言う人は、帰国子女にしか使えない言葉。と勝手に思っているだけなのである。

バイリンガルという英語の意味は、二つの舌を持つというのがバイリンガルの本来の意味ですが、たとえ上手くしゃべれなくても、相手の英語を聞き取れるだけで、ネイティブスピーカーはあなたのことをバイリンガルと思うでしょう。

⑧英語をできるか?できないか?は、リスニング力

人間って面白いもので、たとえば中国人と日本人のあなたが日本語で会話しているとします。中国人はあなたの話した内容を100%理解して、耳を傾けています。そしてあなたは、その中国人に、どうしてそんなに日本語が上手なの?思うでしょう。

一方、あなたが話した日本語を理解しないけれども、日本語で自分の主張ばかりする中国人には、この人一体日本語分かってるのかな?という風になります。

自分の話を理解してくれる人に誰もが好意を抱くように、話すより聞く方が実は大事です。これは世界共通でしょう。

アメリカの自己啓発書にも、アメリカ人は人の話を聞かないので主張ばかりするので、聞き上手になりましょう。と最近どんどん言われるようになってきています。

英語が結構聴ける。

その能力を持っているだけでも、私は十分、バイリンガルだと思います。それなのに、私のほうが上手よ?とか高圧的に思っている人は、人間性に問題があるのであり、母国語をより強化し、まずは自分の言語で考え方の柔軟性を学ばなければならない類の人たちです。

実際にヨーロッパにたくさんいる多言語話者(マルチリンガル)は、会話はできるけど書けない。とか、ビジネス会話はできないけど、日常会話はできる。という風に、みな完ぺきではないのです。

もし、リスニングに自信があるのなら、また英語で人の話を聴くことができるのなら、自信を持って、”私は、バイリンガールよぉ~!?”と、高圧的なイントネーションで言ってみてください。( ´艸`)

きっともっと頑張ろうって思えるはずです!

最後に。
バイリンガルと聞いて、特別な人にしかなれないもの。とか、帰国子女でなければなれないものという固定概念から脱却しましょう。

そういう思い込みが優越感や劣等感のもとになります。

優越感や劣等感があることで競い合うことができますが、自分の考えをしっかり持ち言語と向き合っていれば、かならず納得のいくレベルに到達するはずです。

こんな記事もオススメです。
「複数言語を操るマルチリンガルになるためには?」
2017年05月17日更新





外国では、バイリンガルは当たり前?英語だけでバカ騒ぎする日本人 外国では、バイリンガルは当たり前?英語だけでバカ騒ぎする日本人 Reviewed by よこいりょうこ on 2月 01, 2016 Rating: 5

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