2016/02/23

トライリンガル(トリリンガル)になる勉強法

英語は義務教育で何年もやっている。つまり、英語ができるということ自体、当たり前の世の中になってきています。(それが話せるかとか、仕事で使えるかということは別にして)

だれでも、 apple, orange, tree くらいなら読んでもわかるでしょう。知らない人の方が少ないかもしれません。

しかし、 píngguǒ, chéngzi, mù と言われて意味を理解できる人が日本の何パーセントいるのか?

ましてや、

تفاح
برتقال
شجرة

と言われたら、もう考える気すらなくなるでしょう。(笑)ということを考えれば、日本人のほとんどは英語を少なからずとも理解できると言えます。

どうでしょう?わかりやすいと思いませんか?英語は誰でもできる。けれど、それは話せるかとか、仕事で使えるかというのは別の話ということです。

英語は重要。けれど、英語を勉強しながら他の外国語と遊ぶのもありだと思っています。実際私はそのようにしてきましたが、今は翻訳業で生活しています。よく、1つの言語だけを極めなさいと言いますが、それは本当。その英語が基礎となってほかの外国語へと波及していくからです。だからといって英語を勉強している間、他の外国語を勉強するなという話ではないのです。英語に飽きたら気休め程度に他の言語をかじってみて、違う側面から英語を考え直すこともでき、またほかの外国語で学んだ発音を英語に適用することもできます。多言語を理解するということは、最終的には母国語も豊かになり、またそうすることで英語の表現の幅も広がっていく。そう私は思っています。



で、トリリンガルってどういう意味?

トリリンガルとトライリンガルは読み方が違うだけで同じ意味です。

trilingual [ˈtraɪˈlɪŋɡwəl] と書きますが、これはトリオの意味ですね。トリオとは、3人組とかの意味ですが、トライアングル(三角)も兄弟単語です。つまり、3つの言語+ linguallanguage と同じ意味で、元々はラテン語で舌の意味になりますから、定義としては、3つの言語の舌を持っている人ですね。

日本から最も近い国でトライリンガルが住む地域といえば、延辺朝鮮族自治州と言えそうです。私はこの延辺朝鮮族自治州に数年ほど前、滞在したことがあります。
「旧満州地区、中国東北3省への旅」

この北朝鮮に位置する延辺朝鮮族自治州は朝鮮族(母国語が朝鮮語)の人たちが学校では中国語で授業を受けるため、まず2カ国語を自然に覚える環境にあります。また日本人と同じようにもちろん英語教育も受けるわけですから、完璧ではないにしてもトライリンガルに近い人たちです。

ところで、私は日本はトライリンガルになるにはちょうどいい環境だと思います。

なぜなら、朝鮮語(韓国語)は日本語に語順が似ているので習得しやすいし、英語は義務教育で何年もやっているので、矯正すればいいレベルまで行ける。

日本人は漢字がわかるので、発音がちょっと難しいということを除けば、中国語の学習はどの国の人よりも入りやすいです。



マルチリンガルの私が提案するトライリンガルになる方法とは?

私は以前までは、

日本語・英語・中国語しか操ることが出来ませんでした。つまり、私は現在のマルチリンガールになる前は、トリリンガールだったんです。(笑)

日本人にとっては最も簡単といわれている韓国語を挨拶程度しか話せなかったので、そのときは話せるレベルではありませんでした。英語と中国語を外国語として先に学んでしまったがために、日本語と同じ語順の外国語である韓国語を、外国語として話すことが難しいという風に感じてしまったのです。

結局、参考書とか会話本とか読んで、頭の中では理解しているのに、声には出てこない。なぜなら、視覚で覚える方法と、聴覚で覚える方法、また発声で覚える方法はそれぞれ違っているので・・・。

最初は、たくさんの単語を覚えるところから始めたほうがいいと思う理由。それは、たくさんの単語を覚えておけば、現地の人と会話するときに、意味はとりあえず伝えられるレベルにはなれます。現地の人がその使い方は違うよ?と言ってくれるので、そこで矯正していけばいいのです。

文法も、できればがっちり覚えたほうがいいのですが、最初のうちはおおざっぱに把握する程度で、あとは現地の人は語学仲間と会話を通して自分の間違いに気づいていく、そして語学仲間がいるときは、その相手の間違いに気づいてあげ、そして教えることでより自分自身も覚えていくという方法を私はとりました。

トライリンガルくらいなら、すぐになれると私は断言します。よくバイリンガルを帰国子女しかなれない特別な人だと思っている方もいらっしゃるようですが、それは間違い。

バイリンガルもトライリンガルもマルチリンガルも努力次第でなれる。世界にはそういった人がたくさんいます。

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