2016/03/06

日本とドイツが大切にする匠(たくみ)文化。 artisan とは?

私は匠という言葉が大好きです。

たくみ。英語でいえば、 artisan という言葉が近いと言われています。


世の中にはたくさんの artisan がいます。メイドインチャイナの中国でさえ、たくさんの artisan  が存在しています。

私たちはこの匠の文化を継承していかなければならないのではないでしょうか?人が時間をかけて作るものには感動がある。

例えば、テレビ番組の制作なんかもそうです。1つの番組を作るのに色々な人がかかわっていて、映像に映る人、また裏側で映像の編集をしている人。

私はそんなことテレビを見て感じたこともありませんでしたが、最近そういうことを強く意識するようになってきたんです。

(江戸時代、商人の部屋。匠の結晶がだらけですね・・)

私は昔、大工になりたいと思ったことがありました。小学生のころだったのですが。小学五年生のときに、隣の家にあった●●建設にお願いして家を建ててもらっているとき、大工さんたちがかっこよくみえたのです。これから住もうとしている家を作っている大工さんたち。

中国でなぜ日本の電機メーカーのようなものが誕生しないのか?ということは、中国国内でも議論されています。そして多くの中国人がインターネットでドイツと日本をあげ、歴史が証明するように、以前は中国にも匠の精神が存在していて、それは社会で尊重されていたけれども、今の中国では匠(たくみ)の精神よりも目先の利益を追う人が多い。という内容でした。

また中国政府は2016年の目標に、国名はあげていませんが、ドイツや日本のような匠の精神を広めていくことにしたそうです。

確かに一概には言えないのですが、全体的に見ると中国よりも日本の方が、匠の精神を現在でも大事にしているように思います。

また、韓国では日本では尊敬される職人は、底辺の仕事だと思われています。これがドイツや日本になると、職人=科学者と同じように見る場合が多い。そうです。これはとても面白いですね。

なぜ、ドイツの製造業が未だに世界でももっともレベルが高いのか?やはりこの各分野の職人による匠の精神によるものだと思っています。またそれを政府が後押ししている感じがあります。

私は以前、大手エアコンメーカーのエンジニアに同行して、エアコンの修理などの補佐をしたことがありましたが、多くのエンジニアは言いました。上から目線のお客が多い。こういう仕事していると、下に見られているのかな?と思う。というようなことです。

意外なことに、私は多くのエンジニアに同行しましたが、数人同じようなことを私に漏らしたのです。私はエアコンに詳しいエンジニアなのだから、その仕事に、誇りを持っているものだと思っていました。

フランス語圏と英語圏の知識人に認知されている江戸社会のすばらしさ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Edo_society (英語)
https://fr.wikipedia.org/wiki/Soci%C3%A9t%C3%A9_japonaise_%C3%A0_l%27%C3%A9poque_d%27Edo (フランス語)

江戸社会に関するウィキペディアの記事は、フランス語と英語しかないのが現状。
ここで、伝えているのは、身分の序列です。サムライが一番上。二番目が農業を営むもの。なぜなら、農業なしで人々の生活はありえない。その次に何かを作る職人、最後はそれを流通させる商人。今は商人の身分が一番上ですね。それでおろそかにされがちなのは、農業を営むものと、何かを作る人、すなわち職人。

ですが、以下の序列が、すべてに当てはまるということではないということだけは言わせてくださいね。例えば、農民にだって色々な人がいますし、またはサムライにも色々な人がいます。一応、江戸社会ではこのように決められていたとはいえ、実際は少し違ったりもするわけですから。

①samurai (士 shi)
②farming peasants (農 nō)
③artisans (工 kō)
④merchants (商 shō). S

話しはちょっと逸れてしまいましたが、

ひとりひとりが何かに精通して、それを社会に役立つことが出来れば、もっと良い社会になっていくのではないでしょうか。私の大好きな言葉、量よりも質。

artisan 

という単語、是非覚えておいてくださいね。

0 件のコメント: