2016/04/01

質屋を英語でなんて言いますか?



質屋という私とは無縁の言葉。高校生の時に、ブランド物にハマっていたので、ブランドグッズが掲載されている雑誌の中にたくさんの質屋の宣伝があったのを覚えています。

私があの頃特に興味を示していたブランドは、クリスチャンディオール、エルメス、シャネルなどのフランスのブランド。また高校の時はフェンディのマフラーをつけるのがかっこいいと思ったりもしていました。フェンディ以外、特にイタリアのブランドには興味は示さなかったのは覚えています…。

そんな質屋、都内にもたくさんあるようです。大黒屋、銀蔵、コメ兵、ブランドオフなど…。大黒屋というのはなんとなくみたことがあります。

さて、日本語で質屋の意味を調べてみると、

江戸時代から庶民の金融機関として普及した。

とか、

何らかの物品を質草に取り、流質期限までに弁済を受けないときは当該質物(質草)をもってその弁済に充てる条件で金銭を貸し付ける(融資)事業を行う事業者あるいは店舗を指す。

とあります。

ちなみに、この質草とは英語では、 pledge という意味です。

pledge には約束的な意味と、このように

金銭・物品などを誰かに私、借りたものを返せなかった時それを差し出すものという意味もあるのです

http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/american_english/pledge_1?q=pledge

そんな質屋は英語では、

pawnbroker と言います。

https://en.wikipedia.org/wiki/Pawnbroker

broker は仲介業者みたいな意味なのでわかるのですが、

pawn って何?と思われた方が多いと思います。
私はこの単語を見たとき一番最初に思い浮かぶのは、動物の足です。



動物の足は、 paw [pɔ]  と言います。ちなみに、動物の爪は、 claw [klɔ] です。英語は日本語と違って、人間と動物などでも細かく単語が分かれているのが面白いですね。

この動物の足を意味する、ポーという単語はレディガガの歌詞で覚えました。

"Born This Way"というとても有名な曲です。

http://www.metrolyrics.com/born-this-way-lyrics-lady-gaga.html

It doesn't matter if you love him or capital H-I-M 彼を愛しても問題ないのよ
Just put your paws up 手をあげなさい
'Cause you were born this way, だってあなたはそのように生まれたんだもの・・

少し脱線してしまいましたが、

pawn という単語を調べてみると、二つの意味が検索されました。

チェスという将棋のようなゲームの駒のひとつであるポーンです。



この意味しか私は知らなかったので、なぜポーンブローカー(質屋)とこのチェスの駒が紐づいているのかわかりませんでした。

チェスの駒がなぜ質屋?なんだか不思議ですよね?そして英語で pawnbroker の語源を調べてみても誰も話題にもしていない。ましてや日本語ではそんなレアな記事を書く人もいなく・・

語源辞書で調べてみると、

pawn には二つ意味があり、それぞれ語源が違うそうです。


①古フランス語で pan = "pledge, security" の意味
②ラテン語で pannum =  ポーン(チェスの駒)

いつしか、二つのスペルが一緒になってしまったというわけですね。

http://www.etymonline.com/index.php?term=pawn&allowed_in_frame=0

ですが、この語源辞書に改定あるのは、①も②ももともとはラテン語の pannum というところから来ているそうです。

私なりに整理してしまうと、チェスのポーンは前にだけ進めて後ろに下がれないので、そこに取り残されたもの的な意味が、質屋の質草的な意味を持ち、つまり、何かを差し出してあとでお金を返せなかった時に、置き去りにするモノ的な意味になるのではないでしょうか?

というふうに無理やり関連付けてみたわけです。(笑)

ちなみに、この記事では質屋の業者である

pawnbroker の説明をしましたが、質屋の店舗そのものは

pawn shop で大丈夫です。

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