2016/04/24

アメリカでヒスパニックが1番多い都市、サンアントニオ

スペイン語といえば、アメリカの実質的な第二公用語。大統領選にもスペイン語を使用して票を集めるというくらい、この言語はものすごい速さで合衆国に流れ込んでいます。

以前私が書いた記事を見ていただくと、現在のアメリカにおけるスペイン語の状況がより理解できるかもしれません。
「現在のアメリカ州ではスペイン語を話す人の方が多い」

サンアントニオってあまり聞いたことがないけれども、ヒューストン東部の中心地です。メキシコに近いということもあり、市内のほとんどはスペイン語で表記されているそうです。

なぜ、私がこんな記事を書いているのか?ということなのですが、日本と違いアメリカという国は地域によって全く違う人種が住んでいる街がいくつもあるのでは?と思ったからです。あまり掘り下げたことはありませんでしたが、ウィキペディアの英語版などで調べてみ見ると、日本語版では決して検索することが出来ないようなリストを発見。

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_U.S._cities_with_large_Hispanic_populations


実にサンアントニオの人口の61%がヒスパニック系のアメリカ人なのだそうです。もちろんこれは不法移民などを除いた数なので実際はもっと多いと思います。つまり、この都市では英語よりもスペイン語の方の影響力が強いのではないでしょうか?また2050年には現在3000万人以上アメリカにいるスペイン語話者よりも、もっと多くのスペイン語話者で溢れかえっているという予想もありますが、ますます米国におけるスペイン語の地位は強まっていくような感じがします。

それにしても、このサンアントニオという都市のヒスパニック人口比率は異常ですね。



デトロイトは黒人都市。サンアントニオはヒスパニック都市ですね。なんだかアメリカって面白い。

上にあるURLのランキングではサンアントニオはヒスパニック人口の比率ランキングで16位でしたが、上位のほとんどは人口の少ない都市であり、サンアントニオは143万人もいるので、その61%となると、実に85万人のヒスパニック人口を有する街ということになります。

ちなみに、11位のマイアミって人口が多いように感じますが39万人しかいません。その69%がヒスパニックだというのは、かなりヒスパニック人口比率の高い都市ということは確かですが…。
またテキサス州のエル・パソという都市も、人口64万人に対してヒスパニック系人口の比率は80%ですから、これらは比率的に言えばかなり上位ですね。

どうでしょう?こういう側面からみてもアメリカという国のスケールの大きさがよくわかるのではないでしょうか?

またなぜ最近多くのアメリカ人がスペイン語を第二外国語として勉強しているのか?ということもなんとなくわかるような気がしませんか?

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