2016/04/04

urge / prompt / encourage / convince / persuade / advise / recommend の意味の違いと語源

この記事は、主にラテン語が語源である urge / prompt をメインに解説しています。

~を勧めるとか、アドバイスする。促す。など、日本語でも色々な動詞表現がありますが、日本語の動詞をそのまま英語に訳しているのでは、英語と英語が脳の中で繋がっていきません。英語脳を構築するためにも、これら似ているすべての動詞表現の意味をしっかりと認識しておく必要があります。

たとえば、アドバイスという表現は日本語でも使っていますが、この単語が vision から派生しているということを知っている人は少ないでしょう。

advice / advise の違いは?きちんと発音できてる?」

①advise
②recommend
③prompt
④urge
⑤prompt 

私はしばらくの間、 urge / prompt を同じような意味だと思ってはいませんでしたが、私の脳内ではこの二つの単語が同じ場所にありました。つまり、 urge を思い出すときなぜか、 prompt も思い浮かぶのです。意味の定義を理解しようとせずにアヤフヤにしていた証拠でしょう。

これらの単語の語源を調べてみました。

まず urge は、 persuade, recommend, advise よりも、強い意味を持っています。 一見スペルをみると、ドイツ語にもありそうないわゆる基礎的な英単語にもみえるのですが、この単語は実はラテン語の、urgere が正体です。意味は、pressdrive 的な意味です。 press といえば、push とは違い、ボタンを押すように力が入る感じ。drive も駆動なのでつよい意味ですね。つまり、相手を強く押すようなイメージ。

Persuade strongly
Recommend strongly
Advise strongly

などといえば、済みそうなのですが、urge を適切な場面で使うことができれば、あなたの英語力は評価されるに違いないでしょう。

一方、 prompt は、

Prompt action was required as the fire spread.

炎が広まると同時に、迅速な行動が必要とされていた。

のように、形容詞にすると迅速の意味もあり、また動詞になると、

The thought of her daughter's wedding day prompted her to lose some weight.

娘の結婚式を思うことは、痩せることを促した。

prompt の意味は大変興味深く、語源の解説が以下のようになっています。



"to assist a speaker with lines"

台本の一節を助けてあげる。

この prompt は現在でもこのような意味で使われます。たとえば以下の英英辞書を見るとわかると思うのですが、

http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/american_english/prompt_2

to follow the text of a play and remind the actors what the words are if they forget their lines

という意味としても使われています。

舞台のテキストを追う。そして、俳優に対して、その俳優がその一部を忘れてしまったときの為に、思い出させてあげる。

incite = 掻き立てる。というような意味も含んでいることがわかると思います。 

ちなみに、 recite 暗唱するという単語に似ているので注意を!もっと言うと、ジャイアンのリサイタルのときに、 recite を思い出すといいです。

この基本的な本来の意味だけ覚えれいれば、  prompt  は今後も使えるようになると思うのです。
そして、私はこの記事を書きながら、コンピュータ用語の、コマンドプロンプトの意味がハッキリ分かるようになってきました。



(台本の一節をイメージしてみました。。アラビア語ですが!)

convince についてですが、

convince に関しては、 vince の部分を理解すると、スムーズに英文を読みやすくなります。というのも、この vince というのは、 victory の意味です。victory とは勝利の意味ですが、conquer 征服する,武力で奪うという、少し強いニュアンスがあると思うのです。

たとえば、例文を用いて解説してみると、

I’d convinced myself (that) I was right.

このような例文が英英辞書でみつかりました。

これは、日本語的に言うと、私は正しかったと自分に言い聞かせた。(納得させる)のような意味になりますが、

まさに、自分が正しかったと、征服する、武力で奪って納得させるようなイメージがあるのではないでしょうか?

納得させる。と、納得するは意味が違います。納得するなら、ただ理解したという意味を用いて、

I understand. だけでいいのですが、納得させる。となると、 convince などを使うということになります。違う言い回しもあるでしょうが・・・。この記事は単語の比較なので。。

また recommend という単語には、文字通り、 commend が隠されています。この意味は、公式の場で誰かをほめるという意味です。そのお勧めする対象をとても褒めているということになります。(私の勝手な解釈)

ちなみに、 encourage には、 courage という単語が隠されています。この単語は、大学の college という発音にとてもよく似ているので注意が必要です。

①courage [kərɪdʒ] こちらは、カーと伸ばしません。曖昧なカで発音してください。
②college [kɑlɪdʒ] ハッキリしたアで伸ばし、 L の発音。①は R の発音です。

courage には勇気というような意味があります。これは brave という単語と比較の対象になりますが、ここでは割愛。

I encourage my friend to come to Tokyo.

東京に来たいけど、なかなか来ることのできなかった友達を東京に来るように勇気づけた=励ました=説得したとなります。やはり意味を理解して使う英語は楽しいですね。

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