2016/05/14

ヴァンダリズム (vandalism) が破壊行為や蛮行を意味する理由



中国による日系のスーパーや日本車を破壊するなどの行為。この行為は日本人の頭から一生消えることはないでしょう。この出来事は数年前に起きたことですが、多くの国の人たちが一部の中国人のこういった態度に疑問を感じたのではないでしょうか?日本なら絶対にありえないような行為ですが、実際に中国各地ではこのいわゆる破壊行為、蛮行を意味するヴァンダリズムが公然と行われたのです。

この単語には面白い歴史が隠されています。

というのも、昔々、現在のドイツあたりにヴァンダル族という人たちがいて、北アフリカに移動していったと言われています。スペインを渡って北アフリカに行ったとされていています。

またスペイン語のアル=アンダルス
この意味はスペイン一帯がイスラム勢力に統治された時期の名称です。
「スペイン語の4000語はアラビア語という驚愕の事実」

これらアンダルスというのは、ヴァンダル族の意味なのだそうです。

なんだか、そんなことを聞かされると、スペイン人、特にアンダルス州に住むスペイン人の印象が悪くなってしまいますね…。

ウィキペディアによると以下のような説明がありました。

ヴァンダル族(Vandal)は古代末期にゲルマニアから北アフリカに移住した民族。ローマ領外の蛮族による民族移動時代にローマ領内へ侵入して北アフリカにまで進軍し、カルタゴを首都とするヴァンダル王国を建国した。彼らが北アフリカに進出する前に一時的に定着したスペインのアンダルシア(もともとはVandalusiaと綴った)や、破壊行為を意味するヴァンダリズムの語源ともなっている。近代まではゲルマン系の部族と考えられていたが、現代ではポーランド地方のプシェヴォルスク文化に起源を持つスラブ系或いはイリュリア系民族であったと考えられている。
(For your reference)

非常に興味深いです。


ヴァンダリズムと聞くと、私はあの中国人の日系スーパー破壊行為のニュースを英語で読んだり聴いたりしたときのことを思い出すのですが、これからはヴァンダル族やアル=アンダルスまでつなげて行けそうです…。

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