2016/06/19

これで英語上達!?エピソード記憶とはなんぞや?意味記憶との違い

人が言語を学ぶとき、特に母国語を学ぶとき、なぜスラスラ言葉が出てくるのかと言えば、それは幼児期に何度も使った言葉が蓄積されているからです。電車に乗っているとよくママが5歳以下の子供に対して繰り返し同じことを言っているところをみたことがありませんか?何度も同じ言葉を教えて、そして子供はその言葉に強い好奇心を持ち何度もママに質問します。

これって、中国語習いたての当時19歳の私が、中国語の楽しさ故、当時中国人と一緒に仕事をしていたあのリゾートホテルで、何度も中国人従業員に繰り返し中国語で話しかけたときのことと似ている。

つまり、言語を覚えるということは強い好奇心のもと、夢中になって覚えていなかなければ上達しないということです。楽しい。って脳が感じなければ、それは体の芯まで沁みてはこないでしょう。

そして19歳の私が中国語に夢中になったように、何歳になったって強い好奇心のもと外国語を勉強したとき、あなたはいつでもあの1歳~5歳くらいのころの子供のように戻れるということでもあります。また、それには強い動機も必要ですが、

人間の性欲を利用するのも手かもしれません。というのも、全世界で7000万部を売り上げたといわれているナポレオン・ヒルの思考は現実化するでも紹介されていることなのですが、

人間の性欲に勝る欲求は存在しない。とのこと。

その人間の最大の欲求を何か自分が欲しいものに使う。という新たな発想なのですが、それが外国人とお付き合いするということにもうまく利用できるかもしれません。この場合は若いうちがいいでしょう。


(人によって、1つの単語に対してそれぞれイメージは違うことを知っておくべきである)

私たちは義務教育で外国語を勉強しています。その大部分は意味記憶 (semantic memory) です。つまり、意味的に覚えている。

山は "mountain" という風に、英単語を覚えていったり、文法を覚えていくという作業です。

ですが、エピソード記憶 (episodic memory) の場合、 "mountain" と聞くと、あなたが行ったことのある山を思い出します。自分が体験したエピソードの中のイメージを呼び起こす。これはエピソード記憶なのです。

私は北海道の田舎で生まれ育ちましたから、 "mountain"  と聞けば、北海道の山が瞬間的に呼び起こされます。もしあなたがフランスで生まれたのなら、スイスの山が呼び起こされるかもしれません。

このエピソード記憶とは人によって、つまり生まれ育った環境によって呼び起こされるイメージが違ってくるものです。

小説などを読んでいて目に入ってくる単語をもしかしたらあなたは自分の過去の体験と連想させて読んでいるかもしれない。つまり、その小説ひとつとっても人によってイメージがずいぶん変わってくるということ。

さて、英語を学ぶ上でなぜとにかく話していくことが重要なのか?それは少しでもいいからどんどん言葉をアウトプットすることによってその幅が広がるからです。話す相手がネイティブスピーカーでなくてもいいのです。中国人に英語で話しかけるのと日本人に英語で話しかけること。それにどんな違いがありますか?

エピソード記憶と意味記憶の違いを理解しているだけでもいい。

これを知っている。知らないとではやはり外国語習得のスピードは変わってくると思います。すべてをエピソード記憶で覚えればいいというわけでもありません。

たとえば、

矛盾

という言葉がありますよね?これは矛と盾で構成されていて、小学生の時意味が分からなかった人も多いと思います。こういう単語は、意味記憶 (semantic memoryとして最初覚えるものだと思います。そしてその言葉が使えるようになると、その使った時のシーンが頭の中に定着する。つまり自分の経験の一部になるのだから、特に矛盾という単語を矛と盾というような意味で覚える必要がなくなってきます。

もし話す相手がいないのなら、日記にでもいいから、使ったことのない表現などを書き留めて、昔起きた出来事と連想させるというのもあり。

そうやって1円玉を貯めていくような作業ができる人は、数年後翻訳家になったりするのでしょう。


(なんとなく、こういう写真を掲載しておけば、エピソード記憶という言葉自体覚えられるかもしれませんね!)

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