2016/08/15

在宅も可能、「ファーマコビジランス」の翻訳という仕事



世界には医薬品を必要としている国がある。また、日本では医薬品が必要以上に出回っているという事実もある。そんな私たちの体を時には支える役目もある医薬品。

私はほとんど薬を飲まないのですが、やはり予想もしない何かがあったときに、医薬品は必要です。薬を開発している国は、欧州、日本、アメリカが中心です。その中でも、日本は、やはりまだ医薬品を開発できる基礎があるため、この産業の将来は暗くなることはなさそうです。

日本語で言う薬って、英語に訳すときこのようになります。

医薬品 = Pharmaceutical drug
薬物= Drug

通常、薬飲んだの?って言ったりするときは、

Did you take your medicine? メディスンといいますが!

おそらく、日本語から英語に薬と訳すときに、ドラッグしかでてこないという人は多いはず。

「ファーマコビジランス」って初めて聞いたんだけど何?

https://en.wikipedia.org/wiki/Pharmacovigilance

このファーマコビジランスとは、医薬品安全性監視という仕事といえます。なんか固い言葉ですね!?たんに安全性管理と言ったりもしますが…。つまり、薬が販売された後、副作用などがでたときに、その内容を記録する。ようなお仕事です。

その際に必ず英語でも書かなければならずそこで翻訳者が必要となるのです。


http://www.cioms.ch/index.php/cioms-form-i

このようにCIOMSというフォームを英語に訳さなければなりません。ここに翻訳者の需要が発生するわけです。

以下は、 WHO のページです
http://www.who.int/medicines/areas/quality_safety/safety_efficacy/pharmvigi/en/

 WHOと聞くと、このファーマコビジランスが難しい仕事のように思えるかもしれませんが、そんなことはありません。

どんな業界でも、DIVISION / DEPARTMENT があり、業界の全体像また自分自身が受け持つ業務の内容を理解していれば、それほど難しい仕事ではありません。

ここでは、

医療
医薬品
治験
安全性業務

というように、

枝分かれしていった業務内容「安全性業務」の業務についてざっくり書かせていただきました。

この安全性業務を意味するファーマコビジランスはつまり、薬が市場に出回った後に誰かがその薬のせいで副作用などがでてしまったとして、それが製薬会社に伝わります。そしてその副作用の情報を決められたフォームに従って提出することになっています。その仕事がファーマコビジランス。あまり聞かない名前だと思いますが、これがまた需要がありまくりなんです!

仕事に慣れてくると、在宅でも仕事ができるという超おいしい分野なのですよ!?

安全性情報管理に求められるスキルとは?

①薬学に関する幅広い知識は必須。
②強い英語力(薬学に関する知識がなくとも、こちらが優秀ならチャンスはあります)
③分析・処理能力(繁忙期などがある場合にスピード感をもってこなせるか)

MedDra という用語集に沿って翻訳する必要がある。こちらは、その PDF です。かなり重いですが・・・。これにしたがって英文を構成していかなければならないようです。

http://www.meddra.org/sites/default/files/guidance/file/intguide_16_0_japanese.pdf

で、気になる時給は?

派遣会社などで働くと、未経験の場合最低1400円から始まるところもあるそう。というのも、派遣会社は最初の3ヵ月~半年くらいまで、その未経験の人を育てる、いわば1400円で働いている派遣社員はお金をもらいながら学校に通っているものなので、これくらい安いのです。

即戦力になり、なんでも自分でできるレベルになると1900円まで上がるそうです。またファーマコビジランスのほかの仕事もできるようになってくると、2200円~というところも多く、大変安定した職ともいえます。

これが在宅になると、単語数や用紙の数での計算になってしまいますが…。

やりがいとは?

薬の開発に携われる。人々の生死にかかわることもある医薬品。医療従事者としての自覚が必要になります。

知っておくと優遇される!?

医薬品有害事象情報管理システム Argus Safety などのシステムを使用するので、そういうシステムのことも知っておくといいかもしれません!

最近は中国やインドにアウトソーシングしている製薬会社もあるようです。
https://www.accenture.com/jp-ja/industry-global-delivery-japan-pharma-covigilance

ファーマコビジランスに関連するサイト

・ファーマコビジランス - 日本薬学会
http://www.pharm.or.jp/souyaku/pharmacobiz.shtml

・こちらのサイトで薬学系の用語が学べます
http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」

0 件のコメント: