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therefore はあまり使われない?日本人が多用してしまう理由




医学論文の抄録(しょうろく)を読み漁っていると、あることに気付いた。日本人をはじめとする非ネイティブが書く論文と英語圏のネイティブが書く論文は明らかに単語の使い方が違うということです。

簡単に、どこが違うかというと、接続詞の使い方。だと私は感じました。

たとえば、日本人が書く英語では、なぜか therefore が多用されている。単に、日本語の中に、~なので。という言い回しが多いせいか、その少し控えめな表現にも聞こえる~なので、を英語でそのまま表現しようとすることにより、このような現象が起きるのではないか。と私は思っています。

書き言葉となると、あまり so はよろしくないとされています。というのも、  so  という単語自体、なんだかシンプルすぎるからなのかもしれない。話し言葉にちょうどいい単語ともいえる。

うまく説明できませんが・・。

その感覚を知っている人は、とりあえず so の代わりに  therefore を使おうとします。というのがこの単語が多く使われる理由なのかもしれない。



ちなみに、

日本語から英語に訳すときに、”なので”という言葉を英語で考えるとすれば、

because 
so
since
and
therefore

など考えられるのですが、この中で、 so, and, because はやはり話し言葉的な感じがする。という理由で論文でこれらを書くということを、避けている人が多いというのが私の意見なのです。

私が医学論文を読み漁っている限り、ほとんどのネイティブは therefore の代わりに and を使っていたりする。なぜなのか?

一応どんな感じなのか、論文の一部を抜粋したものがこの記事にあります。やはり and を使っています。
「今まで。を英語でなんて言いますか? so far / until now / for now / up to now / to date

たとえ、 therefore がでてきたとしても、ここぞ!という部分にしかでてこない。

そもそも therefore がなぜ堅苦しく聞こえるのか?というと、私の勝手な憶測ですが、 fore の部分にあると思うのです。therefore がどんな単語からできているのか?ということで、新しい接続詞に気づくこともできる。

because は接続詞でなぜならという意味ですが、この単語の代わりに for というフォーマル的な接続詞を使うこともできます。

there + fore というのは、理由・原因を表すということでは、 because のフォーマルバージョンである for と同じ意味である。

because は接続詞
therefore は副詞というだけです。

という大変わかりづらい説明になってしまいましたが・・。

接続詞の for because の代わりとして使われるのは、とても堅苦しいイメージがありますから、 therefore もここぞ!というときにしか使われない。というのが私の考えなのです。

ちなみに、 therefore を使う時の注意点があります。それは、

①Our first attempt ended in failure. Therefore, we revised our approach to the problem.

副詞だし、文頭に置いて、コンマをつけたほうがいいかな?と思う人のほうが多いのが普通だと思います。けれども、これってすごく強調しすぎていて、あまり多用するべきではないというのは有名な話。

②Our first attempt ended in failure. Therefore we revised our approach to the problem.

のように、コンマを消してまろやかにしてみる。とか、

③Our first attempt ended in failure. We therefore revised our approach to the problem.
主語と動詞の間に挟んで、おまけ的な副詞にして、副詞のもつ力を弱めてあげるとか。

とにかく、私は therefore が多用される日本人が書いた英語に違和感を覚えるようになってきました。

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」

therefore はあまり使われない?日本人が多用してしまう理由 therefore はあまり使われない?日本人が多用してしまう理由 Reviewed by よこいりょうこ on 8月 16, 2016 Rating: 5

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