2016/10/20

電通の残業問題から考える、仕事と生活の調和を知らない日本人



最近電通の労働時間問題が話題になっていますね。この汐留にある斬新な高層ビル。私もこのビルに入居している書店によく行くのですが、まさかこのモダンなビルの中で、いろいろな問題が起こっているとは知りませんでした。

日本人は勤勉。これは日本人が誇りに思っていることである。この勤勉さが経済を発展させた。その中心は、モノづくりが多くを占めている。


ノーベル賞も、25人と、ヨーロッパの国々は、100人以上が当たり前と考えれば少ないのですが、アジアの中ではトップ。

と、日本人の中には経済が第一と言う風に考える人が多いのかな?と個人的に思っています。というよりも、この国自体、企業が一番偉いからだと思うのです。

たとえばドイツと比較してみると、

ドイツ人は個人を一番大事にする。
中国人は家族を優先する。

日本人とそのシステムを一部引き継いだ韓国人は会社を最優先させ、ドイツ人は個人が体調を崩すようなところまでは絶対に残業をしない。

ドイツ人はアメリカ以上の個人主義だと個人的に思っています。

つまり、一言でいうと、ドイツは法律が一番正しいと思っている。日本では例えば法律では髪の毛を染めるのはOKですが、髪の毛を染めてはいけないという会社まで存在するという矛盾。

簡単に言うと、ドイツの場合はそれが法律に触れていなかったら、いいでしょ?と言う風に企業と対立できる人たちと言うことです。

というのもドイツ自体が、そのように法律を最優先する国だから。また日本はその辺が曖昧で、常に企業の風潮に従う。つまり、雇用を失うことを恐れているから、その人の人格自体まで変えられていることになる。

中国人もドイツ人と似た個人主義的なところがありますが・・・。(中国人は仕事が終わったら定時ですぐに帰ってしまいます!)ので。

中国の場合は、国全体で、家族主義なので、家族のために早く家に帰ることは、ヨシとされています。(法律の整備が遅れている中国ではドイツのように法律がこうだから、私はこうなの。ではないという意味)

一方、

日本人は定時で帰ることをためらう。本当は帰りたいけれども、会社の人たちになんか変な目でみられたらどうしよう?という不安です。速く帰ったら勤勉ではない。と思われたらどうしよう?と思っているのです。

つまり、日本人が残業が好きなのではなく、日本の社会システム、風潮がそうさせているだけ。というのが私の考え。

私が働いていた多くの場所では、10時間以上ダラダラ働いて、まるで会社で生活しているような人たちがいくらかいました。

その人たちの多くは昼も夜もコンビニ弁当。しかも顔色も悪く、まるで人生の楽しみを知らないような人たち。(たまにいるんですよね、こういう人たち・・・)

そんなに残業代稼いだって、それが体調不良のほうにいずれ、将来、消えてしまうよ?と私は思ったりもします。

つまり私が提案したいのは、ずばりワークライフバランスです。

8時間労働に反対はしませんが、それ以上の残業を減らすべき。それ以上仕事をしなければならないのなら、派遣労働者を増やせばいいこと。

8時間以内のこれだけの仕事を終わらせると決めればいいこと。

けれども、ドイツと違いお客様は神様的な文化が根強く残っている日本では、これは難しいのが現状なのです。例えば、電話を取る職種なら、定時後も誰かが電話を取らなければならないですし、

その担当者しか知らない情報もあったりする。

けれども、それをなくしたらどうだろうか。その担当者一人しかしらない情報をなくすという意味。

チームでメールを共有するとか、そういうシステムを作れば、電話対応は誰でも可能になる。

何かを変えようと思わないと、何かを生み出すことはできない。古い体質を取り壊していかないと、日本人はただ仕事の為だけに人生を費やすことになるでしょう。

給料を少し減らしてでも、人生の楽しみを増やしていくべきだと私は思う。

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