多言語を操るマルチリンガールりょうこが世界の情報やお得なお仕事情報などをお届けします♩

授与する? bestow / confer / endow 意味の違いと語源





英単語も上級レベルになってくると、なんだか、あの単語あれと似てない?とこんがらがってしまうことがある。英語は日本語と違って、すべてアルファベットで書かれているので、漢字をイメージするように暗記するわけにもいかない。
つまり、ここで語源の出番となるわけですが…。

この記事に登場してくる、これら3つの単語は

①bestow
②confer
③endow

すべて、give型の単語です。これらは、翻訳すると、授与する。というように訳されることが多いと思います。けれど、日本語の授与とはそれぞれニュアンスが違うことを語源を通して知っていただけたらと思います。


①bestow


It was a title bestowed upon him by the king.
それは王によって彼に授けられたタイトルだった。

これは、尊敬する人が対象。王室文化が多い西洋的な発想だと思います。

stow という動詞を見たことはありますか
安全な場所に置く。という意味を表す stow の前に be がついた形が bestow です。

She found a seat, stowed her backpack, and sat down.
彼女は座席を見つけ、彼女のリュックサックをおろして座った。

ます、 stow という単語を覚えることが条件。

②confer
An honorary degree was conferred on him by Oxford University in 2009.
2009年にオックスフォード大学で名誉学位が与えられました。

大学とかの卒業式をイメージすれば良いです。でも、面白いことに、みんなが知っている会議の意味を表す conference もこの confer からきていることが分かります。

こういうところに、普段気づけるか気づけないか?では英語力にも差が出てくることは覚えておきましょう。

confer を英英辞書でみてみると、、名誉学位のようなものを与える。という意味と、discuss の意味に近い、つまり conference と同じ意味の、話し合う。という意味がある。

He wanted to confer with his colleagues before reaching a decision.
彼は決定に達する前に同僚と交渉したがっていました。

つまり、二つ意味があるということですね。けれども、この二つの意味の概念は同じです。

com = together
ferrer = carry

一緒に運ぶ。

学位を与える=学位記授与式の場面を見たことがある人ならわかると思いますが、誰かが手渡していますよね?つまり、ある人が手渡して、それをある人が受け取る。=一緒に運ぶ

conference 会議も、誰かと誰かが言葉を運ぶから、会議になるわけで、それを動詞にすれば、 confer になり話し合いすると同じ意味になる。

③endow
In her will, she endowed a scholarship in the physics department.
彼女の意志で、彼女は物理学科に奨学金を授与しました

よくビルゲイツなどをはじめとする大富豪の本を英語版で読んでいると、 endow という単語が出てきます。まさに、大富豪しかできないことですね。

日本語には、 endow に相当する単語がない。英英辞書の説明を見ても

to give a large sum of money to a school, a college, or another institution to provide it with an income
学校、大学、または他の機関に多額の収入を与えて収入を提供する。

古フランス語で、 douer はギフトとして与える。という意味を持つ。その語頭に、 en- がついたのが、endow なわけで、やはり日本語にはないニュアンスである。

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」
2017年06月01日更新



授与する? bestow / confer / endow 意味の違いと語源 授与する? bestow / confer / endow 意味の違いと語源 Reviewed by よこいりょうこ on 11月 02, 2016 Rating: 5

0 件のコメント:

MULTILINGIRL. Powered by Blogger.