多言語を操るマルチリンガールりょうこが世界の情報やお得なお仕事情報などをお届けします♩

概要、要約、摘要?summary / overview / outline / abstract / digest / synopsis 意味の違いと語源




お仕事中に翻訳をしていたら、いつも私の口から出てこなかった "outline とか overview" という単語。そもそも、

out
line

そとに線を引くという意味でしか覚えていなかったことが判明!また overview に関しては、なんとなくわかるという風に完全に知ったかぶりでした…。

概要と言えば、必ず私の頭の中から出てくるのは summary なのですが、そもそも私自身、summary だけで済ませていた感がある。なので、改めてこれら概要を意味するであろう単語の整理をこの記事でしてみようと思う。

①summary (OXFORD3000単語)

定番。英語がある程度できる人なら誰でもわかる単語。1番先に覚えなければならないものです。幅が広く、とにかくこれを使えば問題なし。けれども、色々違うニュアンスを持たせたければ、以下の4つを覚える必要がある。

その前に、summary を知ったかぶりしないように気を付けること。というのも、summary という単語はよく見たらわかると思いますが、
sum から来ています。エクセルとかでも、sum ってありますよね?
sum はそもそも古フランス語からきていて、お金の量などというイメージです。

なので、フランス語では、 sum のことを somme と言いますし、
けれども、 summary のことは、Résumé となる。(笑)

②outline (OXFORD3000単語)

https://www.template.net/business/outline-templates/sample-program-outline/

動詞にすると、概説するともいえるこの単語。①②は動詞にはならないのに対して、③は動詞にもなるというのがポイント。

また、下のURLでネイティブが答えているように、 outline というのは、リストになっていることが多いのです。なので、この写真のように、数字やABCが割り当てられているようなものが、 outline と思えばいいかもしれません。

③overview
summary よりもアカデミックなニュアンスがあります。ニュースや、マガジンなどでは頻度は多くありませんが、報告書などに頻出の単語。OXFORD3000 / Academic Word List には指定されていません。

Overview also refers to a restatement of the main points of something but has a more general connotation than summary. It tends to be used in academic contexts more than summary and has less general use in newspapers and magazines than summary does. But it is not formal: it also appears in spoken English more often than summary does.

Overview summary と同じように何かの要点を再び記述する。という意味ではあるが、summary  寄りも一般的な含意がある。学問的背景で使われることが多く、ニュースの記事や雑誌などでは、summary のほうが多く登場する。けれども、 summary がフォーマルというわけではない。というのも、summary よりも話し言葉によく出てくる単語だからです。

Overview vs outline 
https://hinative.com/ja/questions/245644
Overview vs summary
https://hinative.com/ja/questions/233066

④digest
消化するというのがそもそもの意味。
スペースアルクで調べると、要約、梗概などとでてきますが、完全一致はできないようです。けれども、消化と要約はイメージ的に同じだということが分かればOK

⑤abstract
抽象的、具体的の、抽象の意味が本来の意味。なので、そのとおりで考えれば大丈夫。
スペースアルクで調べると、粋、要などとでてきます。


まむ

どちらも abstract の語源に近いので、ほぼ一致ですね。

⑥synopsis
この中で一番頻出度が引くと思われる単語。ラテン語、ギリシャ語などからきているもので、synchronize シンクロするの、 syn という語頭を持つ。
大要、粗筋(あらすじ)
ドラマのあらすじの意味でも使えるようです。
梗概(こうがい)っていう、日本語がなんか一番しっくりくるような気もする。梗概なんて話し言葉ででてこなさそうですし。

こんな記事もオススメです。
「多言語話者、マルチリンガルになるための勉強法とは?」
2017年06月01日更新
概要、要約、摘要?summary / overview / outline / abstract / digest / synopsis 意味の違いと語源 概要、要約、摘要?summary / overview / outline / abstract / digest / synopsis 意味の違いと語源 Reviewed by よこいりょうこ on 12月 23, 2016 Rating: 5

0 件のコメント:

MULTILINGIRL. Powered by Blogger.