財務省とマスコミが隠す、640兆円とは?

財務省。以前は大蔵省という名前でした。

この財務省とは、日本の行政機関の一つである。財務省設置法第3条により、健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務とする。

そういう機関だそうです。

結構知っているようで知らなかった財務省。私は丸の内や銀座を散歩した後、たまに霞が関を通って新橋まで歩いたりするのですが、

財務省というのも、あまり目に留まるものではなかった。(普段考えることでもないので・・)

それくらい、国民が財務省に対して目を光らせているとは言えないのかもしれない。



この財務省。英語にすると、

Ministry of Finance、略称:MOF

また、私たち日本人がいつも比べたがるアメリカにも財務省はもちろんあります。

2016年のいわゆる「国の借金」(国債や借入金、政府短期証券)

国債 (Government bonds)
借入金 (Debt)
政府短期証券 (Financing Bills)

は過去最高の、1053兆円にもなってしまったそうです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H20_Q6A810C1EE8000/

1053兆円という数字は、普通の人にはあまりピンとこないかもしれません。1兆と言われても、1兆の価値ってどんなもの?と思うだけでしょう。

2015年、日本人全員が働いた総額が、532兆でした。つまり、「国の借金」はその二倍。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html

でも、やはりいまいち1兆円という数字がどれだけ価値のあるものなのかわかりませんよね?

私は、1兆という数字をこのように考えるようにしています。

つまり、あの六本木の誕生した六本木ヒルズの総工費、2,520億円の4倍。つまり、1兆円で六本木ヒルズが4つできてしまう。

六本木ヒルズといっても、あの巨大な森タワーでだけではなく、その周辺にできた施設や、マンションすべての開発の総工費なので、つまり、六本木ヒルズが4本もあれば、渋谷駅周辺規模、いやそれ以上の街ができてしまう。それが1兆円という金額ではないでしょうか?



そう考えると、「国の借金」である1053兆円を目に見えるものにしてわかりやすく例えるのなら、六本木ヒルズを4212つ開発できることになる。

言っておきますけど、六本木ヒルズとは、この写真の森アワーだけでなく、左にある二棟のマンションやその周辺にあるテレビ局、施設全部を合わせたものです。

それが4212つできてしまう・・。つまり・・。恐ろしく巨大な、ニューヨークをも超えてしまう大都市が誕生する・・。そういうイメージです。

さてさて、本題に入りたいと思います。

最近、財務省が600兆円くらい隠し持っているというような本を書店で読みました。隠し持っていると聞くと、

私の中では、

山下財宝(やましたざいほう)が頭の中をよぎってしまう・・。山下財宝とは、山下奉文大将率いる日本軍によって、終戦時にフィリピンに埋められたとされる莫大な埋蔵金についての都市伝説。

https://en.wikipedia.org/wiki/Yamashita%27s_gold

実はこの山下財宝というのは、アメリカや中国でもよく知られている話・・。

少し脱線してしまいましたが、話を戻して日本の財務省が、640兆円の資産を持っているということ。これがこの記事の本題です。


http://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/fy2013/20150130gaiyou01.html

こちらのURL(財務省のホームページ)をクリックすると、この写真をもっと鮮明にみることができます。

640兆円といえば、2015年の国内総生産532兆よりもちょっと高いくらいの額。ということは、「国の借金」である1053兆円はあるけれども、それを差し引いた額413兆円が実質的な「国の借金」になるということか?

この赤い部分をよくみると、平成24年度は640兆円。そして、平成25年度は652兆円となっている。なんと、10兆円も増えている・・。六本木ヒルズ40個開発できるくらいの金額です・・(笑)

計算があまり得意ではない私は、やはり六本木ヒルズで考えることにします・・。

以下にも、私と同じようなことを主張している記事があります。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47156?page=2

やはり、こんな記事をみせられると、なぜマスコミがこの部分にはいつも触れないのか、疑問に思ってしまうのです。

もしかしたら、会計に詳しい人には、この手の話はもう常識化しているのかもしれません。



以前、韓国に留学していた時に、日本はギリシャのように借金大国だからとバカにされたことがありました。もちろん、あの当時の私でさえ、
日本の借金はギリシャなどとは違い、日本国民から借金している。一方、ギリシャは外国のお金を借金している。という違いがある。という違い位はわかっていたのですが、財務省のバランスシートに正々堂々と、640兆円が書いてあるとは知りませんでした・・。また、これを誰かに伝えたところで、誰も信じないでしょう。

なぜなら、どこの国でも多くの人がマスコミが言ったことが正しいと勝手に思い込んでいるからです。

そして、自分で情報を取りに行こうとしない。これは本当にどこの国でも言えることだと思います。

以下、参考になる本をご紹介します。

 
(画像をクリックするとアマゾンのレビューがご覧になれます。かなり評価が高い本です)

色々な書店に出向くことが多い私ですが、結構前から左の黒い本は何度も目にしていました。そして、なんとなく650兆円ということは知っていたのです。(その意味はもちろん当時知りませんでしたが・・)そして、最近、右の黄色いほうが出版され、よりこのことを理解したいと思うようになりました。

書店に行くと、かならずこの本に目が留まってしまうので、一度この本の内容について記事にしたかったのですが、それからやっと半年後の今、書いているところです・・(笑)

兆単位のお金の流れがどのように動いているのかわかれば、色々なことに気づくことができるのではないか?と最近思っているところです。


フェイスブックで以下のコメントをいただきました!!

一美 さん
先ず第一に財務省の公表デ-タを鵜呑みにしてはいけません。政府が保有する資産を売却すれば赤字国債の返済は容易であるというのは全くの誤りです。いったんデフォルトが発生すればどの国も助けてくれないばかりか、外国への円借款もリセットされます。債務残高の国際比較(対GDP比)は先進国中最悪です。少子高齢化の日本で税収は減少の一途を辿っています。近い将来財政破綻が懸念されています。マイナンバ-を導入したのは富裕層からの税金徴収漏れを無くすと言うのは表向きで口座凍結が本音です。

にし さん
りょうこさん、ホントに興味の幅が広くてすごいなぁと思います。
若い世代だけじゃなく、どの世代でも国の借金どころか政治に関心のない人が多いですよね。選挙の話でもしようものなら変な人みたいな眼で見られることも少なくないです(^^;
うちもテレビがないのでニュースでやっているかは知りませんが(マスメディアは真実を伝えないですしね)外国のニュースで日本では報道されない日本のことを知ることが多いです。

世界恐慌が起こっても、日本はダメージ少ないんじゃないかって考える人もいますね。

武田 さん
お金の概念ってそれを発行する者と使う者では全く違います。

鈴木さん
世界とのバランスをとるため、お金を刷らずに持っていないフリをしているのでしょう。

Yoshihiro さん
バランスシートの資産勘定は、たぶん(専門外で、自信ありませんが)、絶対に売れない、単に帳簿上の資産です:
 有価証券129兆円: 米国債。戦時賠償として買い続けている国債です。永久に償還されません。売ると言えば、政権交代、強行すれば、2時間以内で、米軍が皇居を占領して、臨時救国政権の誕生というのが、サンフランシスコ平和条約の前提だった気がします。
 貸付金129兆円: 天下りの各種団体、特別会計への貸付です。返済する気はないので、何度も、借り替える種類のお金。

 運用寄託金; 年金の資金です。年金が無しにすれば、財政赤字の穴埋めできます
 有形固定資産117兆円: 古い橋、でこぼこの道路、雨漏りする役所の建物などです。誰が買うのはかは、不明です。特に、橋は維持費が高いので、米国では放棄する対象でした。デコボコ道路は、工事でデコボコが増えるごとに、価値が増えるのが帳簿ですから不思議です。
 出資金66兆円: 天下り団体、独立行政法人へ出資したお金です。もともと、返済不要で、無限に借り換えで回す方式です。天下り団体を買収する外資系企業がいれば、売れるでしょう。例えば、高エネルギー研究所(核開発)は、紛争当事国が欲しがる技術です。でも、中国は、自前で持っています。欲しがるのは、北朝鮮、イラン、シリアなど。金払いは悪い国なのでしょう(パキスタンは、ソビエト連邦崩壊で、ウクライナから技術者を買って、核武装した歴史とのことです)http://www.mof.go.jp/faq/seimu/03.htm

1998~99年だったか、アジア通貨危機の時に、ニュージーランドが、米国のヘッジファンドに、倒産させられた例や、韓国が実質倒産して米国企業に売られた例、2016年に、キプロスとギリシャが続いて倒産した事例を、思い出します。
 ニュージーランドの場合には、水道や電気などの公共事業も、外資に売却せざるを得ず、大幅値上げでした。ギリシャでは、公共事業をドイツ系企業に売却する上に、預金封鎖や年金の切り下げでした。
 日本では、政治家が、繰り返し唱えるように、国内で国債を売っているので、ガイコクと同じことは起
こらないといっていました。
 ところが、自治体の水道事業を、外資に売却が唱えられ始めました。事情は、変わったようです。
 財政債務を、居住者の預金で「中和」するのは、超お金持ち層や高級官僚は、準備済みです。実施は、当然な気がします。財務省のお偉方の名前が、パナマ文書に現れます。預金封鎖する人達が、自分の預金は逃がした跡です: 


寺村 さん

日本円(日本という国が信用を与える貨幣)だけに過度に依存するポートフォリオが危ないというのが本質じゃないかなと思います

中村 さん
日本の財政は やや悪く 最悪でもない、社会保障負担は今後さらに増加しますが、やりようによってはよくはなる と 思います。自動車メーカー◯産の財政回復はマルチリンガルがトップになれは、世界中に商売できる、トップが世界中に知り合い多いですし、そのような単純なロジックが原動力だと思います。これを国家に当てはめると、世界中にに知り合いの多いリーダー、政策立案ができるシンクタンクの整備、海外での効率的な政策をリサーチ、日本向けにアレンジして立法立案できる多言語専門家を採用するなど、いろいろ方法はあると思います。

Tsutomu さん
まず、バランスシート、貸借対照表の見方が少し間違っています。純資産は総資産と負債の差額で、表では債務超過です(表現を若干変更)。おおざっぱに話して、全て財産処分しても借金が477兆も残ります。モフ(財務省)は伝統的に均衡財政が好きなので危機感を煽り、増税したがります。しかし、日本政府が発行する国債は日本人が中心的に買うので、日本人の預金総額が1500兆円超あるので、ギリシャのようにデフォルトにならないという反論があります。ギリシャの国債は外国が中心に買っています。隠し資産という話とは違いますね。本当に財政再建するなら、公務員の人件費、議員の歳費をバッサリ切らないといけません。事業仕分けもありましたが、予算削減には抵抗が大きく、東北大震災で吹っ飛びました。それでも日本人は生きていけます。増税のみで財政再建しようとすると、中小零細企業は消滅します。マイナンバーは色々用途がありますが、超富裕層の脱税を逃さないために有効でしょうね。

『少し脱線してしまいましたが、話を戻して日本の財務省が640兆円の純資産を持っているということ。これがこの記事の本題です。』←この文章は間違ってます。640兆円は資産総額で、マイナス477兆円が純資産額なので、マイナスということは全ての財産を処分しても、477兆円借金が残るという意味です。他の本のタイトルで「隠してある」、という表現はこの640兆円の資産を議論せず、1117兆円の負債金額ばかり強調し将来の破たんを煽っているので議論が片手落ちになっているぞ、という意味だと思います。

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財務省とマスコミが隠す、640兆円とは? 財務省とマスコミが隠す、640兆円とは? Reviewed by よこいりょうこ on 1月 03, 2017 Rating: 5

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