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渇いた、乾燥した dry / arid / thirsty 意味の違いと語源




英語の語彙が多くなってくると気づくこと。それは英語にはフランス語と違って、似たような意味の単語が多く存在すること。

今回私がこの記事で紹介している

①dry
②arid

も、非ネイティブからすれば、②のarid を覚える必要は全くないのですが、ネイティブにとっては ariddry はイメージが違うので、違いを知るだけで少しはネイティブの感覚に近くなるのでは?と思っています。

日本の教育では、 

乾燥= dry 

と学んできたと思いますが、これは完全に間違いではありません。けれども、語彙を吸収していると

arid 

という単語を覚えなければならなくなってくる。これはだいたい英検1級くらいの単語なのですが…。英検1級ということは、それほど会話では頻繁に使われない単語だということ。

なので、この記事では arid のイメージをご紹介したいと思います。


(arid と azalea という花は同じラテン語の aridus から派生)

dry という単語が、古英語で dryge からきていますが、これは barren(不毛な)→不毛な土地=砂漠。という意味で14世紀から使われていたとされています。

一方、 arid は結構新しい単語で、1650年に登場した単語。意味は、 without moisture という意味である。つまり、日本語に訳してみると、水分なし。という意味です。

フランス語では aride と書き、1650年にはじめて登場したこの単語はラテン語の、aridus から派生したと語源辞書では紹介されています。

Nothing grows in these arid regions.
これらの乾燥地域では何も成長しません。

のように、乾燥の意味で使うのです。やはりラテン語系単語は、日本語で言う漢字で構成された単語と似ていて、日本語感覚で考えるのなら、

乾いた= dry
乾燥した= arid 

みたいな感じになると思うのです。

けれども日本語では乾燥した。という単語を頻繁に使うのに対して、英語では arid は土地が乾燥した。という意味などに限定される傾向があるようです。

またan arid discussion といえば、まったくつまらなかった議論。というふうに、つまらないの意味でも使うことができます。

やはりこの意味でも、ラテン語由来の arid はフォーマルな響きになるようですね。

もっと知りたい方は、以下もどうぞ。

乾く、渇く。両方英語に訳してみると…?


日本語って面白いことに、かわく。と言っても、それは漢字の分からない人には理解できないくらい意味があったりする。たとえば、日本人は義務教育で漢字を習っているから、かわく。と聞いても

①乾く
②渇く

どちらとも思い浮かぶと思うのですが、外国人からすると、なぜ、かわく。にそんなに意味があるの?ハテナ?ということになる。

なぜなら、英語ではこの乾く、と渇くを発音上で区別しているからです。

①乾く→ dry
②渇く→ thirsty

①は乾燥したという意味であり、②は喉が渇くときに使う言葉です。日本人でももし

かわく=乾く・渇く。と二つの漢字があるという知識がなければ、いきなり通訳の時に、かわくって英語に訳して!と言われても言えないのです…。

つまり、ここで言いたかったことはいかに日本語の復習が、英語を向上させるための重要な部分であるということなのです…。

最後に、 thirsty の発音の解説をしてみます。

サースティーの発音は、カタカナではあらわせません。
まずは、"third" の赤い部分だけ発音。"s""tea" で、ほぼ同じ発音になります。

"s" とは、つまりエスって発音した時の、”う”の音が入っていない、”す”のことです。

日本語で、”です”っていうときの、”す”と同じ発音で、日本人もよく言っています。”~をする”のときの、”す”とは違う音という事です。

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渇いた、乾燥した dry / arid / thirsty 意味の違いと語源 渇いた、乾燥した dry / arid / thirsty 意味の違いと語源 Reviewed by よこいりょうこ on 7月 01, 2017 Rating: 5

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