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2050年、世界で最も話されている言語と、最も影響を持つ言語ランキングTOP10




フランス政府系のサイトでは、2050年にはフランス語が英語に次いで世界で最も話される言語だというふうに言われている。とはいっても、13億人の人口を持つ中国には中国語(北京語)がある。けれども、中国の人口100%の人が話せる言語というわけでもない。そういうふうに考えると、インドなら皆がヒンドゥー語を話せるわけでもないので、国の人口を予測するだけでは、ランキング化するのが難しいのが現状。

「2050年には約6億人のアフリカ人がフランス語を話している?」

たとえば、スペイン語も今現在世界の多くで話されていて、尚且つ学習者も多い言語ですが、話者人口が多いだけで、実際に2017年現在、スペインや南米などのGDPを合算しても、日本のGDPとあまり変わらない。(アメリカでスペイン語を話す人口は3000万を除いた場合)


なので、マーケティング的な視点で考えると、スペイン語は話者人口は多いものの、何か物を大量に売ったりする市場としては、断然中国語のほうが市場規模が広いことになる。

またスペイン語よりも、フランスのほうが外交や国際機関で優遇される言語であるがために、フランス語のほうが有利という声も聞かれる。

要は、どの言語を勉強したほうがいいのか?ということは、実際にその人によるということであるのですが…。

この記事では、2050年の話者人口が多い言語と、また影響力の言語を比較してみようと思います。

その前に、基本知識として、国際連合による調査に基づいて、2017年現在の世界の人口ランキングをここに書いていきます。

20位 タイ(6900万人)
19位 トルコ(8000万人)
18位 イラン(8100万人)
17位 コンゴ(8100万人)
16位 ドイツ(8200万人)
15位 ベトナム(9500万人)
14位 エジプト(9700万人)
13位 フィリピン(1億400万人)
12位 エチオピア(1億400万人)
11位 日本(1億2700万人)
10位 メキシコ(1億2900万人)
09位 ロシア(1億4300万人)
08位 バングラデッシュ(1億6400万人)
07位 ナイジェリア(1億9000万人)
06位 パキスタン(1億9700万人)
05位 ブラジル(2億900万人)
04位 インドネシア(2億6300万人)
03位 アメリカ(3億2400万人)
02位 インド(13億300万人)
01位 中国(14億900万人)

Reference Site
http://godzilla.wikia.com/wiki/Hong_Kong

これが、2050年には、このように変わると予測されています。


20位 ケニア(9500万人)
19位 トルコ(9500万人)
18位 ウガンダ(1億100万人)
17位 日本(1億700万人)
16位 ベトナム(1億1200万人)
15位 ロシア(1億2800万人)
14位 タンザニア(1億3700万人)
13位 フィリピン(1億4800万人)
12位 エジプト(1億5100万人)
11位 メキシコ(1億6300万人)→日本と同等の人口だったメキシコは増え続け日本は緩やかに減る。
10位 エチオピア(1億8800万人)
09位 コンゴ(1億9500万人)
08位 バングラデッシュ(2億200万人)
07位 ブラジル(2億3800万人)
06位 インドネシア(2億8800万人)
05位 パキスタン(3億900万人)
04位 アメリカ(3億8800万人)
03位 ナイジェリア(3億9800万人)
02位 中国(13億4800万人)→中国の人口は5000万人ほど減ることになっているようです。
01位 インド(17億500万人

Reference Site
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_future_population_(United_Nations,_medium_fertility_variant)






こうやって人口を見ていくと、なにやらインドの公用語でもあるヒンディー語が今後、大活躍するのではないか?と思うのが、一般人の考えです。

確かにヒンディー語の需要も今後、下がることはないけれども、インドでは現状、英語を強く推し進めていますし、インドはヨーロッパ以上に多様と言われており、各地域でヒンディー語がみな話せるわけではない。また今後の政策によってはヒンディー語が広まるかもしれませんが、必ずしもインドの総人口がヒンディー語をネイティブレベルで話せるようになるか?と言われれば疑問も残る。

まず、2017年現在の人口別、言語話者ランキングを見てみよう。

それにしても海外のサイトには、色々な考え方に基づく計算方法があるので、私なりにちょっと整理してみた。

まず、ウィキペディアに掲載のこちらのデータ。ロシア語などを見てみると、周辺国のロシア語話者数をカウントしていなかったりしているので、こちらよりも、

List of languages by number of native speakers

ワシントン・ポストに記載のこちらを採用。
The future of language

12位 イタリア語=(6700万人)
11位 フランス語=(1億1800万人)
10位 日本語=(1億2300万人)
09位 ドイツ語=(1億3200万人)
08位 ポルトガル語=(1億9300万人)
07位 ロシア語=(2億5400万人)
06位 ベンガル語=(2億5000万人)
05位 スペイン語=(3億8900万人)
04位 アラビア語=(4億6700万人)
03位 英語=(5億2700万人)
02位 ヒンディー語(ウルドゥー語含む)=(5億8800万人)
01位 中国語=(13億9000万人)

フランス語の数字は、正直私にも理解しがたい部分があるが…。とりあえずよしとしよう。

ドイツ語
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_territorial_entities_where_German_is_an_official_language

フランス語
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_territorial_entities_where_French_is_an_official_language

この計算方法によると、フランス語が公用語の国を全部合計すると、4億人超えなので、フランス語がスペイン語の上に来てもいい気もするが…。なぜドイツ語と同じくらいの話者人口になっているのか?それ以外は、私の思った通り。なので納得。

フランス語が1億人と、低く見積もられているのは、フランスが公用の国はいくつもあるけれども、実際に使える人がほんの一握りということもあるかもしれません
https://en.wikipedia.org/wiki/Geographical_distribution_of_French_speakers

また不思議なことに、2050年の言語話者数は英語圏のサイトではでてこなかった。

けれども、2050年、世界の言語ランキングなどと英語で検索していると、アフリカの人口爆発が原因で、フランス語話者がスペイン語を凌ぎ、中国語の次に多く話される言語になると予測されている。

Reference Site
The future of language
Want To Know The Language Of The Future? The Data Suggests It Could Be...French
The top language spoken globally in 2050 will be...
Le français, langue la plus parlée en 2050 ?



以下は、2050年の世界で影響力を持つ言語ランキングです。

こちらのランキングは、Power Language Index ranking (2050) というランキングで、地理、経済、コミュニケーション、知識やメディア、外交的な要素をすべて総合してスコア別にしたランキングだそうです。語学マニアの私にとって、この英文を読んでいると、内容的に疑いたくなる部分もあったけれども、だいたい合っているのでは?と思いながら、私の意見も書いてみました。

10位 日本語

日本語は、経済の面で有利になると数字からは読み取れます。というのも、この2050年ころには多くの日本人が英語にもっと慣れているかもしれませんが、日本語というのは英語からかけ離れた言語であり、日本語を学ぶことによってビジネスで恩恵を受ける人は結構いる。

たとえば、西洋の人に日本語が堪能な人がいたとする。その会社で彼しか日本語ができないとしたら、日本とのビジネスに抜擢されるチャンスがかなりあると思うし、そういう点から、日本語はまだまだポテンシャルのある言語だというふうに思われているのかもしれない。

また2050年においても、一応1億人の人口はキープしているので、そういう面からみても、このランキングは妥当な数字かも知れない。

09位 ヒンディー語


上に書いてある通り、ヒンディー語は2050年には5億人の人たちに話されている言語となっている。今現在2017年は、4億人ちょっとというふうになっている。

List of languages by total number of speakers

パキスタンの公用語はウルドゥー語ですが、この言語は文字は違うとはいえ、話し言葉ではヒンディー語とほとんど同じです。

もともと一緒の国だったわけですから…。

インド人みながヒンディー語を話すというわけではないので、5億人ほどの数字となっていますが、

2050年には、アメリカとインドのGDPが同等になっていると予測されているので、ヒンディー語の影響力がこれほどあってもやはりおかしくはない。

けれどもインドはそれ以上に、世界の英語にとって大きなプレゼンスを示す可能性がある。つまり、今まで英語と言えばアメリカでしたが、そのころアメリカではスペイン語話者の比率も増えているし、インドはアメリカと同等のGDPを誇る国になっているので、

英語=アメリカから、
英語=アメリカ・インド

みたいな時代が、2050年ころにやってきている可能性がある。

確実に、英語=イギリスっていうのは薄れていく可能性がある…。
「インドの英語話者人口が今後、急激に増える理由」
「ヒンディー語、ウルドゥー語を勉強するメリット、需要、重要性」

08位 ポルトガル語

2050年、ブラジル・日本・ドイツのGDPはほぼ同等になっていると予測されている。そういう点からも、ブラジルがポルトガル語の影響力を押し上げている要因になっている。

ブラジルがうまく機能すれば、スペイン語話者よりもレアな存在になれるかもしれないと私は思っています。日本ではポルトガル語よりもスペイン語のほうが人気なので。
差別化を図るのも重要と考えています。

「ポルトガル語を勉強するメリット、需要、重要性」

07位 ドイツ語


2050年には、上にも書いた通り、ブラジル・日本・ドイツのGDPはほぼ同等になっていると予測されているが、ドイツはその中でも欧州の中心にあり、またテクノロジーや投資が集中している可能性もある。またドイツの場合、日本と違い、日本よりも人口が少ないにもかかわらず、日本と同じGDPだという点、そしてドイツに優秀な人材が集まりやすい点なども考えると、ドイツとその周辺の小国でしか話されないドイツ語ですが、日本語やポルトガル語よりも影響力が高いと思われます。

「ドイツ語を勉強するメリット、需要、重要性」

06位 ロシア語


アラビア語の次に影響力のある言語だと私は思っていましたがロシア語のようです。ここでは、政治的なロシアのプレゼンスが崩れていないと予想されていると数字から見て取れます。またロシア語が公用語の国は、まだ結構あるので、国の数も政治的なプレゼンスを高める要因になっている可能性がある。

もう一つはロシアの国土という地理的な要因。ロシアの周りにはさまざまな国があるので、政治の転換によって他の国と組める可能性がたくさんある。

ということなのかもしれない。

「ロシア語を勉強するメリット、需要、重要性」

05位 アラビア語


アラビア語は、世界でも最も古い言語であり、それがアラブの国々の共通語として、フスハーといわれる北京語のようなものが使われている。いわゆる、古典アラビア語です。

イスラム系の人口は2050年あたりに世界最大の宗教人口となるので、世界におけるアラビア語のプレゼンスは日々増えている。特に、アラビア語が公用語ではないインドネシアや南アジアであるパキスタン、バングラデッシュ、またインドはヒンズー教の国ですが、数パーセントはイスラム教徒のため、彼らの聖なる神の言語であるアラビア語は、世界中で影響力を持つようになります。

「アラビア語を勉強するメリット、需要、重要性」

04位 フランス語


フランス語は実質的に話者人口においてはスペイン語を上回ると言われている。けれども、特にヨーロッパではフランス語話者が今後伸びることはなく、西アフリカの政治が安定すれば、このエリアは出生率がかなり高いので、爆発的にフランス語話者人口が伸びると予想している。

なので、今フランス語といえば、フランスというイメージが強いけれども、2050年ころにはアフリカの言語というふうに思われているかもしれない。

これは韓国語という言語が発展途上国の言語だったというイメージから韓流の言語と最近イメージされるように、人々がその言語に対するイメージはすぐに変わってしまうものだということからもわかるように、日本でも今後、少しフランス語がテレビの画面に出てきたら、これからアフリカ人が出てくるのかな?って瞬時に思うようになるに違いない。

日本ではこのフランス語話者が今後伸びるということはほとんど知られていなく、私のブログがかなり読まれているくらいなので、ただ単に話者人口でスペイン語を学ぼうとしている人は、フランス語の勉強も視野に入れてもいいかもしれない。

「フランス語を勉強するメリット、需要、重要性」

03位 スペイン語

特に2050年あたりには、メキシコと日本のGDPが同じくらいになっていくと予想されている。メキシコの人口は多くなっていますし、また2050年のアメリカでは、

2050年には、アメリカでは1億3800万人がスペイン語話者となると予想されているくらい。
US now has more Spanish speakers than Spain – only Mexico has more

スペイン語は南米に話者人口が多く、北米・中米・南米を合わせたらスペイン語話者のほうが比率的に高い。2050年には、アメリカ大陸=スペイン語になっていると予想されているわけです。

「アメリカ(米国含む)では英語より、スペイン語を話す人の方が多い?」

そういう点からも、スペイン語の影響力は今後ますます高まっていくと予想されている。なので、単にスペイン語の話者人口が多いから、というのがスペイン語の影響力を押し上げているのではないというのが私の意見。

けれども政治的な観点からすると、多くの国が公用語としているスペイン語は、政治関係の仕事に就くにも有利な言語と言ってもいいかもしれない。例えば、大使館勤務など。

アメリカ(北米・中米・南米)で将来活躍したい、またそれらの国と関わったビジネスがしたい人は、スペイン語を選ぶべきです。

「スペイン語を勉強するメリット、需要、重要性」

02位 中国語


今の成長率を維持していくと、中国のGDPは、アメリカを超える計算になっている。特に日本では中国崩壊論を望む人も多いが、近隣諸国にとってはなくてはならない存在となっている。このまま中国の経済が今のペースで続いていくと、その影響力は大きくなる。

けれども、今のところ中国語というのは、フランス語やスペイン語と違い、いろんな国を巻き込んだ国際言語とはなっていない。そして今後も、国際言語とはならない。つまり、政治経済においてのプレゼンスが、この2位に押し上げている要因です。

またどれだけ中国経済が大きくなっても、科学論文などを各言語としては中国語は向いていないので、それ以外の面で影響力を広げていくだろうと言われている。

けれども、中国が本気で一帯一路を完成させたら、周辺国から物の移動が容易になるし、人の流れが変わる。中国とパキスタンの道路が今後もっと整備されると、サウジアラビアからなどの天然ガスなどもシンガポールのマラッカ海峡を通らなくて済むようになるなど、中国はいろんな国との取引において今後、影響力を伸ばしていく潜在力がある。

日本のメディアでは、崩壊論しか叫ばれていないが、西洋のメディアではそれほど崩壊論は叫ばれていない。

カギは東南アジアと、イラン~アフリカにかけての国々と今後、中国がうまくやっていけるかどうかだというのが私のかんがえ。これによって中国語のプレゼンスも今よりも大きになると予想する。

「中国語(北京語)を勉強するメリット、需要、重要性」

01位 英語

英語の地位は今後変わることはないと予想されている。けれども、さすがに2100年ころの未来まで英語が覇権を握っているのか?というのは疑問かもしれない。

Reference Site
https://www.weforum.org/agenda/2016/12/these-are-the-most-powerful-languages-in-the-world/

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2050年、世界で最も話されている言語と、最も影響を持つ言語ランキングTOP10 2050年、世界で最も話されている言語と、最も影響を持つ言語ランキングTOP10 Reviewed by よこいりょうこ on 7月 08, 2017 Rating: 5

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