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チベットや、スウェーデンも。日本は?男のロン毛の多い国(受けいられている国)TOP9

2017年7月27日

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チベットや、スウェーデンも。日本は?男のロン毛の多い国(受けいられている国)TOP9

2017年7月27日


現在韓国に住んでいる私は、男を観察していても、皆同じような髪形でつまらない。日本でも一時期、ギャル男ブームなどでロン毛が流行った時期があったが、そのころに比べると、ロン毛の人はかなり減ってしまった。

ましてや、ロン毛にするのが時代遅れ(90年代の男みたいみたいな先入観)と思う人も日本には多い。私も日本に住んでいた時は、確かにロン毛の男性に対して拒絶反応みたいなものがあった。

なにがしたいわけ?

みたいなね…。けどね、韓国にずっと住むようになってから、皆同じに見えるアジアの男性は、超ダサいとさえ思えるようになってきた。

なんだか管理された中で生きて、自分らしさの表現を制限されているような、そんな感覚。それは、ヨーロッパやアメリカに住むと、より分かってくる感覚でもあるのだけどね…。

この記事では、歴史的に、また今現在、ロン毛が多い国や、ロン毛が受け入れられている国と、そうではない国などをまとめていきたいと思う('ω')ノ

①日本

この写真は日本のサムライを真似した男性。現在このようなサムライヘアスタイルというのが、西洋で流行っている。日本に住んでいると、ロン毛がそれほど多いわけではないが、中国・韓国などの男性らしさを強く求められる国よりも、日本のほうがまだロン毛がいまだに多い。

日本ではロン毛にできない職業なども多いが、もしそのような制限がなければ、おそらく日本人はもっとロン毛になるだろう。

なぜなら、もともと祖先でもあるサムライが、ロン毛だったのだからね。以下にも載せたけれども、西洋では、日本人でかっこいいと思われているのは、まさに昔のヘアスタイル…。

「日本のハンサムなサムライが、イタリアで順位付けされていた件【イタリアの反応】」

なんだろうね、最近は、塩顔なんていう訳の分からない言葉が誕生して、芸能界をみても、韓流??みたいな系統の顔が増えたけれども、このように、日本でも縄文顔で、なおかつロン毛の男性は、たくさんいたことがわかる。

個人的に、日本でもロン毛ブームがまた戻ってくると思う。それは、2020年以降の働き方の選択がもっと増える時期からだろうか。

 

②インドネシア

https://www.pinterest.com/pin/406098091370425788/

私がインドネシアで生活してみて驚いたことの一つに、このロン毛男性率が、他の東南アジアの国々に比べ多いというのがある。中華圏(東南アジアの一部、韓国含む)では、ロン毛の男性は、気持ち悪いイメージがあると思うのだけれども、インドネシアでは、こういう男性がいても、特別不思議には見えなかった。

インドネシア人は全体的に日本人よりも細く、顔の形も、日本人よりも小さく見える場合が多いので、そういう人がこういう髪形をしていると違和感ない…。

逆に韓国人男性や、中国北方系の男性が、こういう髪形をしていると、ちょっと受け入れられないかも…( ゚Д゚)とは言え、それはただの偏見で、北欧のガタイいい男性も、ロン毛多いからね…。

③スウェーデン(北欧含む)

北欧系にはロン毛のオトコがいっぱいいるということ。以下のユーチューバーも、ロン毛。しかも似合ってる。

SPEAKING SWEDISH!

まず、私がスウェーデンという国のことを考えるとき、女性の社会進出が世界でも飛躍的に伸びた国であり、また男女平等の概念が世界の中でも高い国というイメージがある。

また最低時給2000円や社会制度がしっかりしているせいか、日本社会みたいな会社に縋っていかないとか、日本人同士で協調していかないと社会から見放される。という心配がスウェーデンではあまりないのではないか?と思う。

また教育制度も、個性を大事にすることを教えられ、またハッキリ主張することを教わっているはずなので、そういう意味からしても、日本で一時期ロン毛ブームが流行ったような感覚ではなく、自分がロン毛にしたいからロン毛にする。しかもロン毛で普通に会社員として働く。というのに対して、スウェーデンでは偏見を持たれない社会が気づかれている可能性がある。と思う。

日本なら、ロン毛というだけで他の人から変な目で見られる。という場合もある。

そんな私も、東京の地下鉄で、安室奈美恵と昔結婚していたTRFのサム?みたいなロン毛の男性がスーツを着て、しかも平社員のくせに、よく堂々とロン毛で会社行けるよなー。とか心の中で思ってしまったことがある。

この私の感覚自体、日本に調和してしまった証拠であり、海外から帰ってきたばかりの私とは全く違う自分がいた。

つまり、その社会に溶け込んでしまうと、その標準を人々は求めるようになるのだと思うのだ。

けれども、スウェーデンは、ロン毛だから何?女性だから何?という感じなのだろう。
また日本でロン毛を嫌がる人がいる女性の中には、男性だから男性らしくしなさいよ。って思っている人も多いのかもしれない。

けれども、私が思う限り、ロン毛への偏見の無さだけでなく、やはり北欧国家、その中心となるスウェーデンでは同性愛者の政治家も多かったり、そういう類の人たちがオープンに社会的に活躍している実情から考えると、日本は精神面での改革がかなり遅れているのではないか?とも思わざるをえなかったりする。

一部では日本は日本らしく今のままでいいと主張する人もいるけれども、実際、明治維新はヨーロッパからたくさんのものを受け入れて今の日本があるのよね…。あら、ちょっと話しすぎちゃったわ・・・(笑)

で、以下のページで、

https://www.forums.longhaircommunity.com/archive/index.php/t-55639.html

ロン毛が多い国を調べていると、コメント数から見てもやはりスウェーデンが一番多いという意見が多かった。

けれども、印象的な意見として以下があった。

私はスウェーデンに住んでいるけど、ロン毛はスウェーデンで一般的だとは全く思わないわ。一部のメタルファンはロン毛にしてるけどね…。だって、スウェディッシュ・デスメタルという言葉があるくらいだし、寒いからそういう曲で盛り上がろうとするんじゃないの?

ちなみに、control+F機能で、 Japan と入れてみると、日本がロン毛大国だと思っている人は皆無であったこともわかった…。

 

④チベット

www.backinprc.blogspot.com/2007/06/

チベットは中華人民共和国に組み込まれたが、チベット仏教があるので中華圏とは言えない。東南アジアの多くの国では中華系の割合が多いので、中華圏と見なされることも多いけどね…。

「大部分の国が華僑に牛耳られている?中国人(華人・華僑含む)が多い国 TOP25」

で、チベットは実に、ロン毛大国である。以下で紹介したイケメンも、その多くがロン毛である。特に、チベット人はロン毛であるほど高貴にも見えるのが不思議なところ。これはまた面白い。( ゚Д゚)

「日本人と共通の DNA を持つ【チベット人】のイケメン TOP20」

 

⑤ロシア

ロシアと言えば、LGBTにうるさい国。男性の同性愛者だと思われると、嫌がらせを受ける場合もある。と言われるくらいホモフォビアが多い国として有名。

また韓国のようにスタンダードがあり、皆同じような髪形をしていると言うロシア人もいた。

けれども、ロシアではロン毛の男性=ゲイをイメージさせるものではないようで、ロン毛でいても特別生活に支障がないとも言われている。

そんな私も、先日のウラジオストク旅行で、白人男子がロン毛でサムライスタイルしていたのが、印象的だった。しかも、似合ってるのね…。


「日本人も韓国人のようにロシア極東「ウラジオストク」と「ハバロフスク」に行くべき理由 TOP10」

I'm a man with long hair. Am I likely to encounter harassment or other problems in Moscow?

 

⑥ネイティブ・アメリカン

https://www.pinterest.com/pin/322922235755161293/

ネイティブアメリカンは、インディアンとも呼ばれる。インディアンの男性は髪の毛が長い。それは、現代のインディアもそうなのである。

以下の動画では、現代のインディアンが、なぜ髪の毛を伸ばしているのか?という質問に、答えているものが見れる。

Why Native Boys and Men Have Long Hair

彼らによると、祖先の髪が長かったので、ネイティブアメリカンとしての文化を継承していることや、髪の毛を伸ばすことでパワーが得られ、地球とコネクトしていることが感じられるのだそう。

にしても、ここのインタビューに出てくるインディアンの男子たちは、縛っている髪の毛を下ろすと、女に見えてしまう…。( ゚Д゚)

 

⑦インド人(シク教徒)

https://www.reddit.com/r/FancyFollicles/comments/1hg36q/when_i_get_lazy_i_walk_around_campus_with_my_hair/

この男性はインド人。と推測されている。というのも、彼の写真とともに、彼がスレッドを立ち上げた理由として書かれていたのは、以下のようなストーリーだったからだ。

いつもターバンを巻いて外出しているが、たまに朝寝坊してしまったとき、ターバンを巻かずにこの髪の毛で外に出ると、多くの人たちに見られるんだけど、この髪形っておかしいかな?

みたいな質問に対するコメントに、「あなたはシク教徒よね?」という反応が多かったからだ。そもそもシク教徒はターバンを巻くし、男性は髪の毛を伸ばしている場合が多い。

その理由は、シク教の教えでは、髪の毛や髭は神様が創造したものの一部なので、勝手に切ってはいけない。切らないことによって、神様への尊敬に繋がるだからなのだそう。

インド人かどうかはわからないが、シク教徒はインドに2000万人もいて、特にパンジャブ州(インド北部)の58%を占める宗教なので、彼のコーカソイド的な顔は、インド北部にもいそうなので、ここではインド人ということにしておく。( ゚Д゚)

にしても、イケメンすぎる(;^_^A

 

⑧ジャマイカ

https://www.pinterest.com/pin/149533650104781502/

ジャマイカに関しても、髪の毛が長い男性が多いと言われているが、その理由は英語圏では特に話題になっていなかった。

その他にも南米なんか、長髪の人多いんじゃないの?という意見もあった。

⑨モンゴル

2019年9月時点で、私はモンゴルに短期生活をしているのだけれども、街を歩いていると明らかに、キルギスやカザフ(中央アジア)や、韓国、東南アジアよりも、長髪の率が高い。オールバックしている男性や、髪の毛を結んでいる男性、髪の毛を結ばないでいる男性と、結構豊富。遊牧民にも髪の毛の長い人が多いので、その名残?

「西洋化の真っただ中?モンゴルの「ウランバートル」に1ヶ月住んでみた件」

いずれにしても、モンゴルもチベット仏教なのでその繋がりもあるのかもしれない。髪の毛を縛っている私にとっては、ある意味、日本や韓国よりも歩きやすいことに気づいた。( ゚Д゚)

 

最後に

海外慣れしている私でさえも、日本にいるときは長髪の男性ってなんだか気持ち悪いと思ったことがあったが、日本も昔、ロン毛が多かったことや、このように国によって、文化によってロン毛が多いことなども踏まえると、ロン毛=男らしくない。とはならないし、むしろ、日本ももっとロン毛が増え多様化してもいいのではないかと思った。

1990年代のギャル男や、ロン毛ブームに比べ、現在の日本は皆同じようなスタイルにしか見えなく、韓国人とさほど変わらなく見えるので、もっと多様化してほしいものだ('ω')ノ

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