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英語学習において、関西人が関東人に比べて有利だと思った3つの理由

2017年8月29日

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英語学習において、関西人が関東人に比べて有利だと思った3つの理由

2017年8月29日


マルチリンガールりょうこです。結構前から思っていたけど、ずっと書いていなかったことに、関西人が英語を学ぶと、上達が早いのではないか?というものがある。

これは関西人だから。と言ってしまうと、恰も関西以外で生まれ育った人たちの英語はそれほどうまくない。というふうにも聞こえてしまうので、関西人のような話し方をできる人は、と解釈したほうがいいかもしれません。

またこの記事には関西人に対する私の勝手なイメージも含まれているため、すべての関西人に当てはまるわけではないということも、ご了承ください…。

関西人と言っても、

兵庫
京都
大阪
奈良

といろいろありますからね…。しかも、私には四国の徳島県の人も関西人に思える。ので…。

共通しているのは、関東の人たちに比べて話すときの発声法が違うように思える点や、また関西弁(関東から見た場合)は、韓国語や中国語にちょっと近いのではないか?という印象も受ける。(アクセントかな?)

またオチを知っている関西人は、英語で話を続けられる人が多いのではないか?という点や、

これこそ私の偏見ですが、フレンドリー気質?も英語を覚えるうえで有利なのではないか。と勝手に思っています。

ではでは、以下まとめてみました。

①イントネーション

私が感じるのは、発声法が若干関東の人に比べて違う気がする。以前は、関西に住んでいたこともある私。あのときは神戸に二回ほど住んでいました。

神戸市中心とかではなく、須磨区?明石市と須磨区の間に…。あぁ、海キレイだったな。

で、余談ですが、関西人ってセクシーだなって感じたのは、関西男子(私は男子にしか目がありません!)の声が、私が知っている日本の地域の男子よりも、声が太い?いや、違う、発声法が違う?上に、イントネーションが独特で、かなり素敵だった点。→この記事ではオトコネタは敢えてここで終わりにしておきます!( ´艸`)

ちなみに、関東で話されている日本語が現在は標準扱いですが、この monotonous (単色な)日本語は、英語とはかなり対照的。

英語の場合は、上がったり下がったりを何度も繰り返すのですが、関東の日本語の場合はそれを高低でゆるやかに上がったり下がったりする感じ。

よくネイティブが私に言うのですが、日本語って聞いていてあまりいいものではない。というもの。それは単調すぎて、リズミカルな言語ではないから、聞いているだけで退屈になるのだそうです。→日本語を勉強したネイティブはもちろん居心地がよく聞こえるそうですが。

これって逆に言うと、関東人が中国語の激しい上げ下げを聞いてウザくなる。なんであいつら喧嘩してんの!?みたくなるように、関東人が話す日本語は、ネイティブにとって、大袈裟に言えば、ロボットが話しているような感じに聞こえるのかもしれません。


言葉では表せませんが、関西人が話すような日本語ができる人は、英語のリズムやテンポの習得も早いと思います。

ちなみに言語学では、アクセント、イントネーションなどにも分けられないいろいろな概念を含めたプロソディというものもある。


「プロソディ / 発音 / アクセント / イントネーション (抑揚) 意味の違い」



②オチがわかる関西人と、オチを知らない関東人
私がこの3つの中で一番重要だと思うのがここ。そもそも私は関西人とそんなにたくさん話すということはないのですが、たまにオンラインで作った関西人の友達と話していると、ノリがいいというか、話をうまく誘導してくれる感がある。

たとえば、私によくありありなのが、オチのない話をすることだ。

そもそも私はオチなんていう言葉自体、聞いたことはあったけど、深く考えたこともない。私が英語でネイティブスピーカーや、非ネイティブの人たちと話すとき、必ず沈黙が訪れる。

そんなことをずっと気にしていた私でした。

それは英語だけではなく、中国語でもそうだったし、また韓国語でもそうだった。ましては日本語でも…。

で、オチという言葉を調べたのは、約1年前位くらいだったかな。ヤフー知恵袋のようなところで説明されていたものを見て、なぜ私の英語は、いつも、会話が途切れるのだろう…。という理由がやっとわかった瞬間だった。

私は英語を話すとき、とにかく自分の話をたくさんしようとする。しかも、それが相手には自慢話を一方的に聞かされているかのように思われていることが多々ある。

確かにアメリカ人と話していると、彼らはずっと自分のことしか話していないのだから、私もそうやって自分のことだけを話していればいいと思った。

けれど一つ気づいていなかったのは、彼らの話にはオチがあるのに、私の話にはオチがないことだった。

たとえば、

2年前中国に住んでいたんだよー、あのときは日本語教師してた。私が英語を習いたての時はこんなことばかり言って、あとは相手が質問してくれるだろうと思っていた。

けれど、そこで話が止まってしまう人が多かったり。

オチをつけるには、

2年前中国に住んでいたんだよー、あのときは日本語教師してた。けど、仕事が忙しすぎて、全然中国語の勉強ができなかったから、中国に言っていたのに中国語が全然上手ないのよ。

実際、私はこのようにオチを作ることを日本で一度も教わったこともない。



③フレンドリーな気質
もしかしたらこれは関西人に対する偏見かもしれない。実際私は神戸にしか、住んだことがないし、大阪の2か所でアルバイトしていたこともあるけれども、彼らが特別コミュニケーションが上手か?と言えば、特別そう感じたことはない。

というのも私は特に関西にたくさん友達がいたわけでもないし、仕事中は飲食店のアルバイトだったり、データ入力のアルバイトだったりなので、それほど関西人のコミュニケーションを観察する機会がなかったというのもある。

けれども、多くの外国人が、関西人のほうが面白いと言っているのだから、これは客観的にみて関西の人間力が評価されているに違いないと思う。

「なぜ大阪人は、一般の日本人に比べて失礼でマナーがない人ばかりなのですか?【海外の反応】」

歴史を振り返ってみると、大阪や京都が中心の時代が長かったのだから、その中で多くの文化が継承されてきただろうし、それが今現在の関西人にも根付いているのでは?と私は考える。

そういう部分から、日本というと東京の人たちをイメージされることが多いですが、関西人の他者にオープンな気質?みたいなものが、より英語を話す上で重要になると私は考えている。

関西にはぜひ、独自の独特性を維持してほしいと思う。

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