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TOEICは関係ない?英語の「ビジネスレベル」と、「ネイティブレベル」の違い→求人広告を徹底調査してみた(日常会話レベル付き)





よく求人広告に英語ビジネスレベルとか、英語ネイティブレベルを求む。のような書き込みを見たことがある人も多いかもしれない。おそらくそういう疑問のもとこのページにたどり着いた人も少なからず多いのでは?

一体、ビジネスレベルとか、ネイティブレベルってどういうことなのか。これは思った以上に、書いている側もイメージで書いているところがあるので、人それぞれイメージが違うというのが私の考えているところだ。

つまり、求人広告に書いている側も、読んでいる側も、なんとなく雰囲気で理解してしまっているところがある。

そもそも企業側が求人広告で英語ができる人材を募集する際、その会社における業種によって求める人材の英語力というのはかなり違ってくるのだし、それを一言で、ビジネスレベル。というふうには普通表せないのだけれども、とりあえずネイティブレベルとか、ビジネスレベルって一言書いておいて反応を見てみよう!と思っている人事担当者も多いことをまず知っておくべきだろう。

また最近の現象として、TOEIC高得点というのを必須条件とするよりは、実際に即戦力として英語が使えるか?という部分にフォーカスする会社も増えてきた。

この記事ではもう一度、これらの言葉の定義や、意味について掘り下げてみたい。

①ビジネスレベル(いくつかの求人を調査)




・業務委託/データ運用に伴う問合せ対応案件

こちらの案件は、英語(読み書き)スキルがビジネスレベルというになっていた。その職種は電話応対は一切なく、このプロジェクトで関わるデータベースという概念をきちんと理解しているのか?ということと、英語でのビジネスメール対応経験があるのか?ということが問われることになる。

つまりビジネスレベルと言っても、コールセンターなどで考える暇もなくすぐに応対する仕事と、このようにメールなので仕事中辞書を見ながらできるポジションもあるということだ。で重要なのが、この場合、話し言葉的な英語のビジネスレベルではなく、いかにメールで使う言い回しや、メールでどのように相手に気に障らないように物事をスムースに進められるか?という技を持っているか、つまり経験があるのか?ということが問われる。

また英語力だけでなく、年齢的にまだ若すぎないか?続けられるのか?という部分も見ているので、ビジネスレベルであれば採用されるとも限らない。



・提案書作成担当者

こちらはとある製薬会社の下請け、CROによる求人。こちらの必須条件は、「ビジネスレベルでの英語能力(Reading,Writing,Speaking) ※英文レジュメは必ず添付ください」となっており、おそらくここが一般の日本人がイメージするビジネスレベルに近いだろう。

読み、書き、話す。すべてにおいて、ビジネスレベルであることを面接で証明しなければならないと思う。また英語のレジュメは当然という条件。

また、提案書依頼書に伴う様々な知識などが必要で、限られた時間で速い速度で仕事をこなすには、経験が必要となる。経験があると、大枠の流れや、業界の特徴がわかるので、ただ英語がビジネスレベルな人に比べ、いざといったときの生産性が高くなるからである。


②ネイティブレベル(いくつかの求人を調査)


・優れた外国語能力(日本語/英語ネイティブレベル+韓国語、中国語可能者優遇)→某有名アプリの会社

→まず、日本語と英語がネイティブレベルということは帰国子女ということになる。そこに、韓国語と中国語のどっちかが必要ということになると、かなり人数は限られてくるので、この会社が本気でそういう英語圏の帰国子女で、中国語か韓国語を学んでいる人材を探しているとも思えない。

つまり、ここでは英語で業務をするうえで、戸惑った場合でも、誰に力も借りずに自分で自ら交渉したり、切り開いていく人材であることを条件としているのだろう。

またこの会社は日本の会社ではない部分もあるので、韓国語という文字が中国語の前に来てるのも特徴。やはり主要株主が韓国なので、グループ全体でその国の言語や文化を少しでも理解している人を採用したいのだろう。


・【歓迎スキル・経験】→英語ネイティブの方

こちらは宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのサイトを運営しているサンフランシスコの会社。コールセンタースタッフとして上の条件を提示していた。で、英語ネイティブの方。というふうに書いてはいるが、その下に、

中には早口で話される方もいます!聞き取り能力は特に重要です

という文言も加えてあった。もし英語圏の人材を求めているのならこんな言葉は添えないだろう…。( ´艸`)

つまり、ネイティブの方=英語圏の現地の人ではなく、そのレベルに近い人、もっと言うと、きちんと電話応対でお客様の要望をキャッチでき、お客様の顧客満足度を下げないレベルの人。ということになる。

そう考えた場合、TOEFLで学ぶような、社会科学、生命科学、自然科学、人文科学のような知識が特別必要か?と言われれば、そうではないことになる。

ちなみに日本で働いている中国人の中にも、発音が下手で中国語訛りがきついけど、言われたことに対して返答できたりする場合、日本人が、あ、この人は日本の文化も知っているし、ネイティブレベルよね。といって、採用することがあるのと同じなのである。



③英語のビジネスレベルとは?

ビジネスレベルと言って私がまっさきに思いつく人物と言えば、プレイステーションなどのゲーム機でおなじみの日本企業、ソニー代表の平井一夫さんではないか。

「ソニーの代表執行役社長兼CEO、平井一夫の英語がネイティブよりも上手な理由」

彼の場合は、帰国子女+CEOの立場ということもあって、アメリカ人からはネイティブとは違うよなぁ。と言われる場面もありながらも、その流暢に話す英語は、誰が見ても普段私たちがイメージするまさにネイティブレベルである。

平井一夫さんの英語からも分かることは、普段から英語をビジネスの現場で使用しているということだ。通常、例えば私の場合日本語が母国語だけれども、日本語でもこの速さでは話せる自信はない。

というのも私の仕事はブロガーだし、毎日ブログを書いているのでタイピングは速いけれども、人と早口でコミュニケーションをする場面がほとんどないからだ。(私の動画を見た人は私の英語が結構遅いということは知っているはず)

つまり、彼の場合は、CEOという立場にありながら、ソニー全体のことに精通しており、なんでも説明できる状態にある+毎日英語で話すことをしているため、あれだけの速度で話しても、つっかからないのである。

一方、ネイティブレベルという言葉をそのまま信じた場合、つまり英語しか話せないアメリカ人のように言いたいことを何でも言えるというような意味になる。

ここにビジネススキルは入ってこない。


④英語のネイティブレベルとは?

ネイティブレベルと聞くと、誰もがすべてにおいて完璧な状態と勝手に思っているところがある。けれども本来ネイティブレベルって現地の人たちときちんと話ができるか?とか、現地の人たち同じくらいのスピードで話せるか。ということであり、相手の日常会話を普通にキャッチでき、返答することができれば、このレベルに近くなるということから、日常会話レベルと私的には変わらない気もする。

ネイティブと言っても、学歴の差や、その業界に明るいか、明るくないかの差で、特定の話題について会話をしたときはその速度は変わってくるだろう。

なのでこのネイティブレベルというのは、定義が難しいところでもあると思う。それは簡単に言うと、見る人によって、変わるということでもある。




以下では美人ドイツ人女性が英語を話す動画と、日本語を話す動画をそれぞれ載せてあるけれども、

「英語ネイティブレベルのドイツ人美女が、日本とサヨナラする決意を感情的に表明している動画がスゴイ!【海外の反応】」

おそらく日本人がこの動画を見ると、英語ネイティブなんじゃないの?と思ったりもしそう。この動画は何度もカットしたものを繋げているし、簡単な単語しか使っていないので、果たし彼女がビジネスで英語を使えるレベルかというのはわからないものの、ネイティブスピーカーと対等に話せるのではないか?という印象は与える。

一方日本語で話しているほうの動画は、話す速度も遅いので、日本語よりも英語が上手なのは歴然ではあるが…。

なので、人によってはこの動画を見たとき、彼女の英語のイントネーションはきれいだし、内容も字幕もなくても理解できるし、ほぼネイティブレベルでいんじゃね?と思う人がいたりする一方、使っている語彙が子どもっぽすぎて、ウチではちょっと採用できないわね。と判断する人もいるわけだ。


⑤日常会話レベルの本当の意味

私の英語のレベルは日常会話程度です。と言っている日本人は結構多い。けれども、ビジネスレベルであっても日常会話レベルではない人も結構多い。

というのも、簡単な電話応対で自分の仕事の話の範囲だけを限定するなら英語を話せる人がいる一方、意外にも、

・電車に乗る
・洗濯物を干す
・蛇口をひねる
・彼を見送る
・ご飯の残り物

など、日常必ず出てきそうな言い回しが言えない人が多いからだ。これは中国語の学習者でも同じような現象の人を見てきたけれども、かつても私はこのレベルだった。

つまり、発音や文法が分かっていて、TOEICの点数が高くて、仕事で英語を使ったことがあったとしても、自分が英語であまり使わないような表現ができない人も結構多い。

逆も然りで、帰国子女の場合、日常生活の英語は普通に話せるので日常会話が話せるレベルであっても、会社で電話応対などをするときはドキっとしてしまい、帰国子女なのにもかかわらず声が震えてしまう人も少なくないのだ。

これは、他の記事でも書いたので参考にしてね。

「30社以上で働いてきて気づいた、職場や通勤中によくありがちな日本人の典型的行動パターン TOP15」

なので、日常会話レベルできます~みたいに気軽に言った後に、英語ができる意地悪な人から、はぁ?あんた日常会話レベルじゃないやん!みたいにバカにされたとしても、何も言えないのである…。( ´艸`)

せめて、もっと細かく定義をして、旅行英会話レベルくらいできます。って言っておいたほうが良かったりする。これなら、旅行に行ったとき英語で自分一人でもなんでもできるのね!と認識されるだろう。

けれども、英語を本気でやりたい人は、あえて、ビジネスレベルでもないのにビジネスレベルだよ~!とハッタリをかますのも一つの手。なぜなら、そのプレッシャーにより、勉強する強い動機になることも考えられるからだ。

いずれにしても、どのレベルなのかということを自分自身認識するとともに、どのレベルで満足しようか?というのは、英語学習において一番初めに考えておく重要な部分でもあると思う。




⑥「ネイティブ」でも「ビジネス」でもない第三の領域

これは最近言われているグロービッシュというやつだ。私はグロービッシュというよりも、OXFORD3000単語を完璧に学んでください。と、英語のメンティーさんたちには何度も言っている。

※私自身が10人限定で英語を教えているサービスを3年以上提供していて、生徒さんのことをメンティーさんと呼んでいる。

「スマホ英語、無制限サービス(通話授業つき)/ English Mentor (英語メンター)」

つまり、英語話者が日常的にいろんな場面でよく使う90%の単語だけ覚えれば、あとはそれを応用していくだけという意味だ。

以前以下にも書いたけれども、

「世界では常識?日常英会話の90%以上は、OXFORD 3000単語だけで十分な理由」

これは、ビジネス界でも結構話題になっている勉強法である。つまり、これらの単語をうまく使いこなし、英文法をきちんと復習し、誰が聞いてもわかるよう、英語を使って説明する力を鍛えるということである。

つまり、ビジネスもネイティブも何も意識ない。文法をきっちり勉強して、最低限の単語を理解して、聞く、話すを同時に鍛えるということ。

以下の記事でも紹介したけれども、ここでレディガガの話方は非常に勉強になる。彼女は英語ネイティブだけれども、外国人のファンが多いので、簡単な単語でゆっくりわかりやすく話しているのが特徴だ。

「英語の発音には5種類ある。一般アメリカ語、容認発音、カナダ英語、オーストラリア英語、インド英語」

一方ブリトニースピアーズはネイティブバージョンで話している。

なので、この第三の領域は、たとえば日本人とインド人(インドはヒンディー語もあるので)という非英語ネイティブ同士のものが、なんの支障もなくコミュニケーションとれるレベルで、相手に英語でわかりやすく簡単に説明する力を持っているレベルのことだ。

これからのビジネスパーソンはこのレベルを目指して、英語ばかりでなく、自分の専門職にもっと時間を使ったほうがいい。



⑦日本人が気づいていない日本語と英語の重要な違い

上の続きになるのだけど、現在の英語は日本語のように同じ民族同士でビジネスをする言語ではないため、つまりイギリス人同士が英語でやりとりする言語ではなく現在英語はグローバル言語となっている。そのため、日本人が電話対応するときのような冗長な表現や、形式的な言い回しを省く傾向にある。

これはメール作成の時も同じで、昔はイギリスも日本のように、メール一通に対して、不要な言い回しをたくさん入れていたが、最近は簡素化されてきている。

つまり、日本人が日本語で書くEメールと英語話者が英語で書くEメールの内容は、日本語のほうが形式的なもので溢れているのに対して、英語のほうは結構シンプルにしかもスピーディーにやりとりできるような状態になっている。

電話なんかもそうで、やけにかしこまらずに、正しい文法ではっきり伝えるように努力すれば、必ず相手は理解してくれるだろう。

⑧マルチリンガ―ルの結論

上にも書いたけれども、最終的に言えることは、会社によってその定義は違うし、また人事担当者に英語力がない場合、はっきり総合的な英語レベルを測る方法がないので、このように求人先によってバラバラなのが現状である。


・旅行会話レベル→旅行に行くとき、外国人に話しかけるフレーズのみなどを理解していて、道を尋ねたり、写真を撮ってと聞いてみたり、ホテルを予約したりなど、1人で旅行に行けるレベル。

・日常会話レベル→普段日常で使うような会話。これはOXFORD3000単語で十分だけれども、意外と、できる!と言っておきながらできていない人が多いレベル

・ビジネスレベル→職業によって求められるビジネスレベルは違うけれども、基本的に業務に支障がないレベル。

・ネイティブレベル→会社の担当者側としてはビジネスレベルの上を意味している人もいたり、日常会話程度がペラペラレベルを指している場合があったり、このレベルを提示する人によってこのレベルは変わってくる。

こんな感じではないだろうか。


⑨最後に

日本人は、ネイティブとか聞くとすぐに反応してしまう悪い癖があるが、ネイティブは母語とか意味であり、そもそも反応する言葉ではない。自分の専門職を磨きつつ、英語はOXFORD3000単語くらいにとどめておいて、説明力をきっちりつけられるようになろう。

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