新しいタイプのプロパガンダ!?海外在住、多言語話者でオカマのマルチリンガールりょうこが世界のレア情報を独自の視点から語っていきます( ゚Д゚)//



fairly / quite / rather / pretty 意味の違いと語源




The exam was VERY difficult! = その試験はとても難しかった!
という英語なら、英語の初心者の方でもおそらくわかるようなセンテンスだと思います。おそらく多くの方が、このセンテンスをみて意味をすぐに感じ取ることができたのではないでしょうか。

しかし、このようになってくると、感じ方は人それぞれ変わってくるはずです。

The exam was RATHER difficult. = (quite よりも少し強い意味です
The exam was QUITE difficult. →fairly よりも少し強い意味です)
The exam was FAIRLY difficult. →(平均より少し上といったニュアンス)
The exam was PRETTY difficult.(④は③のくだけた感じ。米国でよく使われます。)

というように、"very" まではいかないけど、というレベルは大きく分けて4つもあるのです。


(Oxford Learner's Dictionariesより)

ところで、みなさん。 "fairly" という単語をなかなか使えていないんじゃないでしょうか。でも、これって上級単語でもないのに、なかなかどういう使い方をしていいのかわからないっていう方が多いと思います。

"fairly" の他にも、"quite" とか、"pretty" とか、"rather" とか、比べられるものがたくさんありますが・・。実際に会話で話すとなると、本当にこれでいいのかな?って迷ったりするものだと思います。


みなさんが知っている "fair" って、おそらく公平という意味のフェアとか、ビジネスフェアーくらいじゃないでしょうか?

そして、単語は変わるけど発音は同じの、"fare" (乗り物の運賃専用)くらいだと思います。
童話やおとぎ話などを意味する、"fairy tale" なんていう言葉もありますね。このように、フェアは色々な場面で色々な意味で使われています。ちなみに、公平という概念は最近できた言葉なはずです。(私の予想)

"fair" を色で例えるとしたらあなたはどんな色が思い浮かびますか?
(この顔・髪のようなものがフェアと思ってください)

(中華人民共和国のウイグル人地区の子供なのですが、まるで白人です。)

さて、

まず、この単語の基本的な使い方は、天気と人の肌の色などについてです。
Oxford Learner's Dictionaries をみてもおわかりのとおり、その部分には鍵マークがついていますね。このイメージを押さえることで、色々なことに繋がってきます。この単語は北欧地区から派生した単語です。この地区には瞳がブルーの人やブロンドの髪の毛の人がたくさんいることで知られています。南ヨーロッパなどの鼻が凄く高い人たちに比べても顔の薄い白人が割と多い地区なのです。そして、このフェアというのはそういうイメージでもあります。薄いような白いような、そういう幻想的なイメージなんです。そのため、おとぎ話の "fairy tale" などにも使われます。

"She speaks English fairly well." 彼女はまあまあよく英語が話せる。平均の人よりはちょっと上というニュアンス)
このフレーズを言える人って少ないのではないでしょうか?もし、あなたが英語が流暢ではないけれど、日本人全員に比べたらマシな程度だとすれば、この表現は自分自身に使えるでしょう。そういう細かいレベルを表現できる便利な言葉なのです。

つまり、
"She speaks English fluently." = 彼女は英語を流暢に話す。
"She speaks English very well" = 彼女は英語をとてもよく話す。
のような誰もが使うフレーズよりも、一歩先を言った表現を作ることができるのです。

でも、どうして平均よりちょっと上というニュアンスを出せるの?
なぜこういった平均より上というニュアンスを"fairly" が出せるかというと、もともと、

①白い
②天気が良い(太陽の光で白いようなイメージ)
③美しい(白いとかブロンドなほど美しいという考え方)
の意味で使われていた "fair" が、



14世紀後半には、船関係の言葉として使われるようになります。船舶が、天気の良い日(白い日)には、風が穏やかで、船の速度は速くはならないが、平均的にゆっくり進んでいくという事で、平均という概念として、使われるようになりました。

ということで、

"She speaks English fairly well."

のようなニュアンスを出せるのです。

その後、近代に入っていろいろ平等化しなければならない必要性に迫られ、公平という言葉とかがうまれて、それも "fair" という単語が公平という概念を吸収したのだと私は予測します。なので、"fair" にはたくさんの意味があるように見えますが、出所やイメージはほとんど同じなのです。
そして、 "fair" という単語を見たときは、これからは公平の意味としてとらえるのではなく、白いイメージを持つことが大切と私は思います。

公平という意味も、まぁまぁという意味も同じではありませんが、ネイティブスピーカーの中のイメージでは同じところにあるという事です。


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fairly / quite / rather / pretty 意味の違いと語源 fairly / quite / rather / pretty 意味の違いと語源 Reviewed by よこいりょうこ on 8月 18, 2015 Rating: 5

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