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アイヌ民族はユダヤ人?それともアラブ人?日本人に存在する地中海沿岸の DNA

2016年1月30日

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アイヌ民族はユダヤ人?それともアラブ人?日本人に存在する地中海沿岸の DNA

2016年1月30日


私のブログにもよく登場するアイヌというキーワード。日本人の祖先の話になると縄文系というキーワードとともにアイヌ民族という言葉も付随してくることがある。

また日本人とユダヤ人は同じ先祖!という、いわゆる日ユ同祖論はどこから来たのか?ということも絡めていきたい。

それはなぜか。ということを私の目線で少し書いていきたいと思う。(つまり、面白い読み物だと思ってみてほしい…)

①日本人の祖先がユダヤ人やアラブ人だと言われている根拠

先日、英語の "costume" という英単語をウィキペディアで閲覧していた時、アラビア語では何ていうのかな?と思って、アラビア語版に切り替えてみたところ、アイヌ民族の写真が出てきた。日本人が思っているより、欧米や中東ではアイヌの知名度が高いのではないか?と思わせる瞬間であった。

またアラビア語や英語で日本について色々検索してみると、アイヌに関する記述が結構多いことも伺える。日本人よりも海外の人たちのほうが、日本生粋の民族に興味があるのかもしれない。と思ってた瞬間だった。

ところで、海外の人たちが日本人のDNA、特にアイヌ民族に興味がある一方、日本人の中にも、日本人は朝鮮人や中国人ではなく、南欧や中東に近い祖先を持っているのだ。と語る人もネット上にはいる。

その根拠とはいわゆるハプログループDの存在である。

こちらの記事ではハプログループDについて詳しく説明したので、参考になるかもしれない。

「韓国人とは違う?日本人にある遺伝子、Y染色体(父系)とミトコンドリア(母系)「ハプログループ」を調査。あなたは、どれに当てはまりますか?」

 

②ハプログループDは日本人、チベット人、アンダマン人にしかない

ここで一つ覚えておいてほしいのは、アイヌ民族のハプログループは、Dが突出して高い点だ。このハプログループDというのは、日本人、チベット人、アンダマン人にしかないと言われている。またいたとしても、中国南部の少数民族の一部にあるとされている。

「日本人は黒人?日本人と同じ【ハプログループ D】を持つ、チベット人と、アンダマン諸島のオンガン人(ジャラワ族、オンゲ族)」

この図は私のブログにも何度も登場してくるのだけれども、アジアでハプログループD(Y染色体)のDNAが多い地区を表している。

Y染色体とは男性の身体からしかないもので、父系の祖先を調べる際のものだ。逆に母系を知りたい際にはミトコンドリアで調べる。

日本人は基本的に中国人や韓国人と同じモンゴロイドであり、東アジア系の顔ではあるのだけれども、それに追加するかのように、ハプログループDが入っている。

特に以下のチベット人のイケメンをみていただきたい。日本にいそうだけれども韓国には少なさそうな顔も結構ある。チベット人は北方系ともまざっているので、モンゴルや韓国っぽい顔の人も結構多いけれど。

「日本人と共通の DNA を持つ【チベット人】のイケメンTOP10」

つまり、中国人と韓国人にはハプログループDは全然入っていないので、明らかに日本人の外見は違うように見えることがある。ということなのである。→人によるけれど。

特にハプログループDの%が多い人ほど、日本人に見られない傾向が強い。というのも、日本人全体の平均よりも、濃い顔に見えるからである。

で、アイヌ民族はハプログループDが濃いという話は上でしたけれども、

そのハプログループDというのは、もともとハプログループE(地中海沿岸の南欧人・アフリカ人、中東人)から分化したと考えられており、つまりハプログループDを持っている日本人、チベット人、アンダマン人は欧米系の血が少し混ざっているのではないか?と解釈されるのである。

これが東アジアで唯一、日本人だけに地中海にも存在するDNAが存在する。と言われたりする理由なのだ。

ちなみにアンダマン人が暮らすアンダマン諸島とは、上の地図の水色が下に下がっていくDの地点である。ここはインドとインドシナ半島の中間地点であり、ミャンマーやバングラデシュの真下にある。現在ここはインドの領土である。

 

③日本人とアイヌ人を比較するとこんな感じ

 

写真は、明治天皇(睦仁)→1852年生まれ。と徳川慶喜→1837年生まれ。

韓国に住んでいた私が、日本好きの韓国人から聞いた、日本人には大きく分けて二つの顔があるという話。これは、以前もブログで紹介した。

「韓国人が思う日本人の顔。弥生系と縄文系」

そして私がこの弥生と縄文ときいて思い浮かぶ歴史的な人物がこの二人である。

弥生系と縄文系を研究する私にとってはこれは貴重な比較かもしれない。というのは、以前から私は昭和天皇の顔がなぜ濃いのか?と疑問に思ってはいたけれども、その時代に生きていた徳川慶喜の顔はとてもあっさりしていることがわかったからだ。

よく時代とともに人の顔は変わると言われるが、明治当時の顔を見ても、現代日本人にもいそうな顔はいくらでもいる。

つまり今と同じように当時も、アッサリ顔と濃い顔でかなり差があったということなのである。多くの日本人は、昔に比べて顎が細くなったとかいう人もいるけれども…。

韓国人だってこのころと今の顔は全然変わっていない。

「李氏朝鮮時代の身分制度。両班、中人、常人、賤民と、人間扱いされなかった「白丁」(ペッチョ)との格差」

人の骨格はそんな簡単に進化するものではないというのがここでわかるかもしれない。

で話は戻って、明治天皇(すり替え説もあるけど)の顔は現在の天皇家の弥生顔とは全然違い、濃い感じである。髭を生やしているからそうみえるだけなのか、それとも本当にすり替え説が正しくて、薩摩とか長州あたりの人なのか…。(;^_^A

明治天皇の顔は一度みると忘れられない顔である。一方現在の皇太子殿下の顔は、一度みても忘れられなくなる顔ではない気がする。

一方、15代将軍徳川慶喜の写真は、モノクロの写真であるものの顔の彫がほとんどみられません。しかも、顔つきは優しい感じ。

私はたまに思うことがある。それは人の顔つきって、日々変化していくものだと思うけれども、たとえば平穏に暮らしている人の表情ってストレスがあまりないせいか、どんどん丸くなっていくと思う。丸くなるというのは顔の骨格が丸くなるのではなく、優しい顔つきになるという意味だ。

 

一方、ストレスにさらされながら生きている人、または仕事にもよるけれども、野生的な生活をしている人は目が吊り上がるわけではないものの、少しこわばった表情になると思う。

つまり、そういうのが重なって遺伝で、顔の変化が起きるのかな?なんていう全く根拠のない想像をしたりもしてしまう。

思い違いかもしれないけれど、よく犯罪者の写真をみると、目が吊り上がっていたりこわばった感じの人が多いと思うのはそのためではないだろうか。

不思議と目が垂れて眉毛が垂れているイメージって、犯罪者の写真をみたときにあまり思いつかない。

こういう意味で、徳川慶喜はとても平穏に暮らしていたのでは?と私は勝手に想像してしまうのだ。

(明治天皇の顔つきはおそらく、列強の中で生き抜いていくために形成されたものかもしれない。それだけプレッシャーがあったのだろう…)

徳川慶喜のような顔は現代の日本にも普通にいそうな感じだと思う。特にハプログループDの比率が少ない関西地区。

それにしても、この当時、天皇は睦仁(むつひと)天皇、将軍は徳川慶喜という時代が変わる節目に存在していた大物二人の顔が対照的過ぎる。といのは、面白すぎる…。

 

④アイヌ民族にも色々種類がある

私は北海道出身なので、たくさんのアイヌ民族を見てきているので、わかるのだけれども、アイヌにはたくさんの種類がいる。

たとえば、ロシア系。本当に真っ白くてロシア人っぽいる一方、東南アジア系というのはほとんどはいなく、どちらかというと中東系やインド系のほうが多いように思う。

また、オホーツクアイヌというのも聞いたことがある。そもそも北海道の先住民族はアイヌだ!と私は勝手に思い込んでいたものの歴史を調べていると、アイヌが歴史に登場するのは、13世紀ころであり、その前まで北海道は、擦文文化やオホーツク文化などがあった。

近年の研究で、オホーツク人がアイヌ民族と共通性があるとの研究結果も出ている。樺太(サハリン)起源とされるオホーツク文化は5世紀ごろ北海道に南下したが10世紀ごろ姿を消している

ウィキペディアにはこのような記述もあり、つまり北海道の一部ではオホーツク人がいたけれども絶滅してしまった。ということが語られている。

簡単に言うと、オホーツク人が絶滅したというよりは、本州から逃れてきた蝦夷(えみし)→日本の歴史上、常に朝廷側から敵とみなされていた日本人が北上してきてミックスしたのではないか?というのが私が勝手に想像するところだ…。

それについては、この記事でも書いた。

「世界に存在していた国 TOP10に、日本の「蝦夷共和国」がランクインしていたことと、東北の蝦夷とアイヌの関係」

で、上の写真は、サハリンに住んでいたとされるアイヌの写真だ。おそらく、濃いには濃いけど、アッサリ型の濃さという感じで、オホーツク人との混血なのかな?とも思ったりする。

サハリンに住んでいたアイヌの写真を見ると分かるけれども、結構彫の薄い顔が多い気がする。

「ポーランド初代国家元首の兄「ブロニスワフ・ピウスツキ」が撮影した、サハリンに住む「アイヌ民族」の写真が意味深すぎる件」

 

日ユ同祖論は、どこから来たのか

イスラエルの失われた10支族の1つが、アイヌ民族ではないか?というような声も聞かれる一方、韓国人が、”我こそがイスラエルの失われた10支族の1つ”だと主張する声も目立つ。

というのもイスラエルという国はユダヤの国であり、世界中から優秀な人たちと認知されているためだ。実際、ノーベル賞の4分の1はユダヤ人であり、世界の富の大部分をユダヤ人が所有しているという事実もある。

ちなみに、日ユ同祖論はイスラエルでも知られている話だ。(ウィキペディアではヘブライ語のものはないが…)

で、上の地図の話をしよう。

この地図は、ハプログループDの親戚でもあるハプログループE(Y染色体)の地図である。いわゆるアフリカ人がこのハプログループEである。

また中東やヨーロッパの一部にも存在する。つまり、アンダマン人をみてもわかるのだけれども、多くの日本人には、黒人的な要素が入っていることになる。

それは意外と韓国人と比較したときに明らかだったりする。日本人って平均的に癖毛(天然パーマ)が多く、顔つきも中国と韓国に比べ南国的な顔が多い。

いわゆる、日本人とユダヤ人はもともとは同じ!という説は、現代では日本人=白人という意味で、むしろ誉め言葉となっている。

が、現在イスラエルに住んでいるユダヤ人の多くはアシュケナージ系であり、戦後ドイツをはじめ東欧などからやってきた、まさに白人のユダヤ人であり、本来は、現在のパレスチナに住んでいるアラブ系の顔の人たちがユダヤ人である。

「青森県の「戸来村」にイエス・キリストの墓がある理由。また日本人のウソ始まったの?【海外の反応】」

つまり、イエスキリストは白人として描かれることが多いけれども、本当の顔が以下のようであることからも、現在のアイヌ民族にかなり外見的な面でも近くなるような気もする。→こじつけすぎ?( ´艸`)

いずれにしても、日ユ同祖論の根拠の一つとなっているハプログループEは、白人というよりも、黒人や中東人に近い感じであるということは押さえておくべきであろう。

以下の記事を見ると、中東系ってこんな感じなのかぁ。とわかる。やはり、体毛が他の人種に比べてかなり多いのが特徴的。

「ラテンアメリカ人と中東人の顔立ちが似ている理由」

ちなみに、おまけとして、以下に外国のサイトから発見したアイヌの画像のURLを張り付けておく。
http://www.fascinant-japon.com/ainou-japon-2/

以下、別の記事だったアイヌ関係の記事を統合したので、おまけとして読んでみてね(^_-)-☆

日本の先住民族でもある北海道のアイヌは、ロシアではどのように思われているのでしょうか?【ロシアの反応】

アイヌ民族。本州ではあまり知られていないかもしれませんが、日本ではいまだに差別の対象となっている場合があります。このアイヌというキーワードが日本人の口から出てくることはあまりない。

むしろ、外国人が日本人を民族的に研究するときにでてくる言葉にもなっている。私はアイヌ民族が多くいる北海道の小さな町で生まれ育ったため、周りにもアイヌがたくさんいました。その多くは、和人との結婚によって、ほとんど顔は平均的な日本人になっていますが、やはり外見のことなどでいじめに遭うケースもいまだに多い。

※アイヌから見ると、一般の日本人は和人です。

けれども、最近は北海道の先住民族でもあるし、北海道人からすると、北海道とは何ぞや?と言われ時にアイヌ抜きでは、語ることはできない。

そもそもこの北海道という土地は、長い間、本州からの和人ではなく、アイヌが暮らしていた場所なのだから。

そういうこともあってか、以前に比べて北海道のいたるところで、アイヌというキーワードを宣伝し始めている気がする。

というのも、北海道には以前よりも多くの外国人が訪れるようになったし、外国や本州から訪れる多くの人たちは、アイヌに非常に興味を持っているという点もある。

こちらに張り付けていた動画は削除されてしまいました…。

そんなアイヌですが、このアイヌという言葉自体は昔はあまり言えませんでした。何か、アイヌというだけで差別用語的に聞こえるからという感覚もあるようです。けれども、アイヌという言葉自体、アイヌ語では人間の意味を表す。

そのせいか、以前はウタリ教会と呼ばれていたものが、現在は

公益社団法人 北海道アイヌ協会と名乗っている点からも、アイヌという言葉自体悪くもなく、むしろ、日本人にもっと知ってもらうべきだと私は考えています。

(私の生まれ育った場所がアイヌにとって重要な場所でもあるので、私自身、アイヌのことを勉強するのがとても好きです→まだ全然勉強できていませんが…)

やはり北海道人の私としてはアイヌの存在無視して自分の存在はあり得ないと思いますので・・。→今後、アイヌ語も覚えていきたいです♪

で、こうやって動画を観てみると、ロシアの番組ってかなり充実しているなーっていつも思ってしまう。日本であまり報道されにくいことが外国では普通に報道されていることもあるって、なかなか面白いですよね。

この記事の一番上の動画よりも、私がもっとも興味を抱いたのが、この二番目の動画です。これはロシアの番組なのにもかかわらず、日本語でのインタビューも含まれていて、楽しめる動画でもある。

動画の最初のほうから、北海道人がみんなで、イランカラプテ―!と挨拶している姿を見て、北海道人の私としては、何とも言えない気持ちになる。(笑)

5:00 あたりから日本語になります。

アイヌ文化を通じて自然を愛する気持ちとか、人を思いやる、命あるものを大切にするという考え方。こういうものを感じてほしいと語るところから始まっています。

確かに北海道にいると、自然と接することのほうがものすごく多く、人の数よりも動物の数のほうが多いということもあって、動植物の命についてはいつも考えさせられるような気もする。

北海道の地方では差別を受けたりすることの多いアイヌなのですが、この動画でも言っているように札幌にある札幌大学では、アイヌ文化を勉強したい和人と、それを教えるアイヌとの交流(一般社団法人札幌大学ウレシパクラブ)があり、

この交流にアイヌが参加することで、今まで自分がアイヌであることに対して不満を持っていたアイヌの人たちが、まったく別人のように変わるのだと言う。

以下、ロシアの反応

01.ロシアの名無しさん
ウチの住んでいる場所には、87000人ものタタール人がいるんだけど、日本の北海道のように、タタール人の文化や、言語を学ぶ場所がないの。本当に無関心なの。

02.ロシアの名無しさん
アイヌは北日本だけではなく、日本全体の先住民族だって言われているよね。

03.ロシアの名無しさん
アイヌの考え方って、日本にしかない日本固有の神道にものすごく似ていると思うの。おそらく古い神道はアイヌと関連していたんじゃない?アイヌのカムイと、神道における神の考え方ってものすごく似ているし。

04.ロシアの名無しさん
アイヌ語って、トルコと同じ、チュルク語族なんだね。

05.ロシアの名無しさん
この動画興味深いけど、もっとリンクを出してほしい。

マルチリンガールのコメント
ロシアとも関係がありそうなアイヌですが、今後、北海道ではアイヌブームが訪れると思います。アイヌブームというよりも、現在北海道人が自分のアイデンティティを探すために、今まで差別していたアイヌを北海道の宝物。のように扱うようになると思います。(札幌では地方ほど差別がない。むしろ札幌ではアイヌを見たことない人が結構いる)

いずれにしてもロシアでこうやって動画作成されていることは私からしてもとてもうれしいです。今後も、各国のアイヌの反応を作ってみますね。

中国人や韓国人とは完全に違う!?アイヌが本当の日本人の先祖なんだって!【海外の反応】

今までも何度もアイヌのことについてはこのブログでも取り上げてきたのですが、今回は80万再生近くある海外の視点からみた、アイヌについて紹介したいと思います。

というよりも、この動画ではアイヌというより、日本の先住民として紹介されているところがポイント。

日本が大好きな外国人ってこういうこと結構知っているのですが、日本人でアイヌのことを知っているのって、あまりいないのではないか?

北海道出身の私はもちろん知っていますし、アイヌの友達もいますが…。けれども、アイヌの人たちはどんどん少なくなってきているのも現状。また私の経験から、アイヌのひとたちも、自分たちの文化について誇りに思わなくなってきている人が多くなってきている。私のおばあちゃんは、よく私に、”アイヌにいつも助けられてきた”と言いました。

なので、家の近くで野菜を作ってはいつも、アイヌの人たちに分けていました。そんな私のおばあちゃんは、かなり変わっていてカラスに餌をやるような人でしたが…。( ´艸`)

さて、この動画では、たくさんあるアイヌの写真を一度に見ることができます。アイヌにもさまざまな顔があり、見ているだけで勉強になると思います。

この動画では以下のような記述がありました。

アイヌは、アジアンとコーカソイド(白人)のミックスのように見えます。アイヌは毛深く、ブルーの瞳を持った人もいます。

アイヌのDNAには、白人との関連性がみつからないのですが、チベットやインドのアンダマン諸島と一致する。

また、

アイヌは、狩猟採集民であり、自然と調和した生活をしていた。アイヌは日本列島に14000年前に住み始めたが、虐殺されたり、奴隷化されたため、北海道に逃げたとされている…。(この英語で書いた人がどこからソースを持ってきたのかわかりませんが・・・。実際にこの説明を英語圏の人たちは見てるのでそのまま訳しました)

で、動画にはいろんなアイヌの写真がでてきます。

で、この動画のコメントをみてみて思ったのは、コメント数がめちゃくちゃある!という点。

日本ではあまり話題にならないようなことかもしれませんが、なぜ海外ではこんなにアイヌについて興味津々な人が多いのだろうか?

といつも思うんですよね。海外からの目線で、アイヌはどういうふうに思われているのか?ということを簡単に知ってもらえたらと思います。

以下、海外の反応

01.海外の名無しさん
アイヌは、古代ギリシャのペラスギ人(Pelasgians)だよ。

02.海外の名無しさん
アイヌ人は平和的な民族なんだよ。大和民族や漢民族よりも。

03.海外の名無しさん(ブラジル人)
日本すごい。ブラジルから。

04.海外の名無しさん
この動画は真実です。アイヌは奴隷になったこともなく、また虐殺もされていない。日本には縄文人が昔からいたが、4000年前に韓国からきた人たちとミックスした。もちろん、縄文人の中にはミックスしない人たちもいたんだ。彼らがつまりアイヌになったんだよ。だから今の日本人(大和民族)とアイヌ民族は同じなんだ。お互いにかかわりあっていたし、しかも平和的に貿易もしていたんだって。

05.海外の名無しさん
私は日本人の友達2人にアイヌのことを聞いたんだけど、ビックリしたことに、2人ともアイヌのことについて何も知らなかったの。おそらく日本の若い世代には、アイヌのことを知らない人も多いんじゃないかしら?

06.海外の名無しさん(中国人)
アボリジニにしかみえないのだが・・・。

07.海外の名無しさん
この動画は真実を伝えていない。日本は、隼人、熊襲、アイヌがミックスした国なのに。

08.海外の名無しさん
少なくてもアイヌには、犬を食べるという風習はない。韓国人よりマシだろう。

09.海外の名無しさん
なぜずっと日本人だけが、中国人・韓国人・ベトナム人とは違って、いろんな顔があるのだろうって疑問に思っていたよ。でも、この動画がみてやっと謎が解けた気がする。ありがとう。

10.海外の名無しさん
なんてことだ!3:43のアイヌの画像、まるでイエメンのユダヤ人の顔にそっくりだよ…。

11.海外の名無しさん
俺には黒人にしか見えなかったな…。

12.海外の名無しさん
アイヌは、日本人・韓国人・中国人よりも、よく見える。

13.海外の名無しさん
ほんと、この動画を観て驚いたよ。インドの北東部のアッサム州の文化にそっくりで驚いたよ。アッサム州には tukari という民族楽器があるんだけど、まさにアイヌの tonkori にそっくりだった。何か関連性があるに違いない。しかも、アイヌの楽器の音は非常に平和的だ。

14.海外の名無しさん(ヨーロッパ系の白人)
俺はヨーロッパ系の白人だ。アイヌはどう考えてもアジアンだよ。はは。それに、日本人で白人のような肌が白い人もいるけど、あれもアジアンだね。エスキモーもアジアン。目がパッチリ大きくない白人は、俺には本当の白人のように見えない。まるで悪魔のようにみえてしまう。

15.海外の名無しさん
アイヌは東南アジア人に見えない??

16.海外の名無しさん
私には日本人と中国人が同じようにしか見えないのだけど…。

17.海外の名無しさん
ヒトラーは、日本人がほかのアジア人とは違うって言ったらしいよ。それは、アイヌがいるためで、白人とアジア人のハーフが日本人なんだって。あれは間違った教義だったんだね…。

18.海外の名無しさん
アイヌの歌は、日本語の音にそっくりだね?

19.海外の名無しさん
アイヌをみてたら、ニュージーランドのマオリ人たちを思い出したよ。非常に興味深い!

20.海外の名無しさん
現在の日本文化は中国や韓国からきたといわれているのが一般的だけど、実際のことは、本当にわからないよね。あと、アイヌってなぜか、ウイグル人とかトルクメニスタン人にも見えるのが不思議。

 

 

マルチリンガールのコメント

やはり、海外の動画でのコメント数はかなり多く、日本人なのに、白人のような、東アジアではない見た目であるということに、まず驚いている人が多いと思います。また、やはりインディアンとの関係や、ロシア人との関係、色々な説があるので、気になる人も多いのだと思います。コメントの中に、今後も、アイヌ関連の海外の反応を追加していきたいと思います。私自身もとても興味深く、勉強になっているので…。

 

FBでお友達にシェアしたところ、以下のコメントをいただきました!

井原さん
アイヌ人の問題は当のアイヌ人達が、本人達が何も言ってないところで好きなことを言われている。また、日本人と民族が違うと彼らが認識しているのに、日本人の祖先だとか、ユダヤ人だとか、外野がうるさくて、本人達の意見が尊重されていない。というか、日本人すげー、中国人韓国人と違う、白人に近いんだ的な主張の道具にされている点が目立つ。
是非、本当のアイヌ人達の声を聞きたい。

アイヌの話になると、ほとんどの人が、民族としてのリスペクトや人間的な扱いをしないで、外見だけ客観的で無機質な人格というものを取り払った単なる研究対象や実験動物、サンプルのように扱っているような印象を受けてしまうのが、私はあまり好きではないです。生身の人間として見ていない感覚が嫌いで、琉球を語るさいとの違いや差がそこにある気がします。

Takedaさん
日本には、ウタリ(アイヌ)以外に、蝦夷、土蜘蛛、熊襲、隼人、琉球等の民族がいました。
ウタリ(アイヌ)が使っている、アイヌ語の母音の発音はギリシア語に近いと聞いた事が有ります。
また、ウタリの人達は沖縄の人によく間違えられたりします。。

北海道の縄文期の遺跡から、南の暖かい沖縄地方でしか採れないイモガイ等の貝輪が見つかったりしています(๑╹ω╹๑ )。

前花さん
縄文と弥生の間で北に押しやられた人々がアイヌであり南へ押しやられた人々が沖縄の人達だったのでは?という説を聞いたことがあり真の日本人の源であることは間違いないと思います。しかし彼の人々もこれまでにも流入してきた人種と交流し交わり現在に至っているのでしょう。日本は単一民族ではなく見事に混血し融合し互いを吸収しつつ文化を積み重ねてきていると信じています。

Daniel
Ryoko, we visited the Ainu village /area when we visited Sapporo region a couple years ago. It reminded me of the “American Indian” history of the USA. A very unique cultural experience everyone both visitors and Japanese citizens should study.

知光さん
日本民族は他の地域から移り住んと思います。
北はアイヌ語の地名なども多く残っている、西日本は朝鮮語の影響も、南宋から移民も入り、複雑な血だと思います。
旧日本民族だけならこの人口になるとは思えません。

移民、難民が渡ってきて文化も入りました。
 

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