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グーグルキャンパスが東京ではなくソウルにある理由




日本、とりわけ東京に住んでいると、日本国内の地方がみえなくなってしまうことがあります。たとえば、韓国や台湾は小さい国とか、中国は大きいけれども、経済崩壊するでしょ?とか、メディアの言った抽象的な概念だけで物事をとらえてしまう傾向が誰にでもあると思います。

ですが、今は国家の時代ではなく都市の時代だと私は思っています。たとえばヨーロッパは移民問題で大変な時期ですが、ヨーロッパは今でも超大富豪がたくさん集まっているエリアです。そして、ヨーロッパにはたくさんの小国があり、その小国の一人当たりのGDPは日本の二倍近くあるところもいくつかあったりします。つまり、メディアではヨーロッパはこうだ。アメリカはこうだ。と抽象的に捉えますが、その細かい部分を見ていくと、また見えてくる世界も違うように思います。

それが、韓国にもいえるでしょう。韓国は日本よりも人口、国家面積、経済すべてにおいて下です。そういうところから、一般の日本人は韓国を少しだけ下に見る傾向があります。これは韓国人が日本人を経済的、文化的に、ほぼ総合点で上に見ているけれども、人種的には下に見ている感覚にも少し似ているかもしれません。(これは私が韓国滞在中に感じたことです)



(ソウルの江南にあるグーグルキャンパスの写真)

This image is from https://articles.informer.com/google-is-going-to-open-a-campus-in-seoul.html

ところで、なぜグーグルキャンパスが東京ではなくソウルに!?という話題に入っていきたいと思います。このことを調べるきっかけになったのは私が横浜・東京エリアのレンタルオフィスを探しているときでした。レンタルオフィスとはスタートアップした人たちが集まってそこで仕事をする場所です。オープンスペースや個室もあり、また会議室もあるので、クライアントと打ち合わせするにも会議室を利用することができたりします。

そんなことを調べているうちに、世界のスタートアップ環境、つまり起業しやすい環境にある都市はどこか?という都市ランキングをみつけてしまいました。

venturebeat.com というサイトからの抜粋です。

ちなみに、以下の動画はアジア初のグーグルキャンパス(ソウル)の開館式の映像です。



グーグルキャンパスの開館式には、パク・クネ大統領も出席しました。英国のロンドン、イスラエルのテルアビブに次ぐ3つ目のグーグルキャンパスとして注目されているのですが、なぜか日本では大々的に報道されていない感じがあります。

それでは、ランキングに移りましょう!

順位   都市名起業環境の点数
Silicon Valley75
Stockholm 67
Tel Aviv 65
NYC 64
Seoul 58
Boston58
Los Angeles 57
Beijing55
London53
Berlin53

http://venturebeat.com/2015/08/29/the-10-hottest-startup-ecosystems-in-the-world/

このランキングをみていると、また違う世界が見えますね。世界の4大都市に含まれるパリと東京はランキングに含まれていません。これはこれらの二大都市が大企業が集まっているということが特徴じゃないでしょうか?実際に東京は世界でも大企業が集中している都市のうちのひとつです。多くの人は起業ではなく、企業で働きたいと思っているというのが特徴だと思います。

またランキングには、国際金融都市の香港やシンガポール、上海もありません。




シリコンバレーは言うまでもなく、創造する場所の中心地とも言えるでしょう。

またストックホルムはスカンジナビア(北ヨーロッパ)の中心都市で、しかもスカンジナビアはITがとても進んでいるので驚きはしません。

3位のイスラエルの都市であるテルアビブも、イスラエルという国力をみても驚きません。

ニューヨークが4位なのも当たり前という感じですね。ここにソウルがあるのはどうして?と日本人だけではなく、おそらくアメリカ人も思うでしょう。

ボストンには有名大学が集結していて、マサチューセッツ工科大学ハーバード大学といった世界の名門大学生を中心に起業するケースが多く、実際にボストンのウォータフロントを再開発しています。


北京は中国の大卒者が就職できない状況を打開するために中国政府がスタートアップしたい若者を支援しています。そのため、北京には簡単に起業ができる仕組みができているそうです。

ロンドンは大都会なので当たり前という感じですが、ベルリンはドイツの首都で、東ドイツだったこともありドイツの大企業はほとんど西ドイツ側のフランクフルトやデュッセルドルフ側にあることからも、ベルリンは起業したい人たちが集まる都市になりました。ここでは英語環境で起業ができるおそうです。

さて、なぜソウルにグーグルが目を付けたの?


ここでは、グーグル本社や、ヤフーといったIT業界の人たちがソウルで起業したい若者へアドバイスしたり、またグーグル関連のコネクションを使った人材を紹介したりと、色々なサービスが受けられるらしいです。

韓国は日本と違って、就職のチャンスがあまりありません。有名大学を卒業しないと大企業に入れない為、もともと日本人より起業精神が旺盛です。個人経営のお店がたくさんあるように、コンピュータに詳しい若い者は個人事業主になりたいと思う人がとても多いのだと思います。

また、日本に比べると韓国では英語ができる人が多いです。(実際はあまり日本とは変わりませんが、日本より多いのは確かです)

以下のURLは、ニューヨークタイムズによるシリコンバレーがソウルから学べる事。という記事です。

またソウルは世界の都市圏人口の中でも東京に次ぐ大規模な都市圏であり、ニューヨークの大都市圏よりも人口が多いです。そして、日本では繋がりにくい地下鉄の中での通信環境もソウルならサクサク動画などもみられます。

それと私がソウルに住んでいて感じたことは、ソウルでは携帯電話を持っていなくてもソウルの各駅に設置されている1分間だけ無料の電話を使えば、誰とでも連絡をとることができます。(ここは余談でしたね)

また韓国ではインターネット販売で商品を購入するとすぐに届くシステムも確立されています。

おそらく、こういうところをシリコンバレーが見習わなければならないと思っているところでしょう。そして、若い者のスタートアップ環境という点では、東京はソウルよりも遅れていると言えそうです。以上の点からも、グーグルキャンパスがなぜ東京ではなくソウルを選んだのかが見て取れると思います。

以下はグーグルキャンパスの公式ページです。

以下、関連記事を統合したいと思います。以下をみると、英語圏から見たアジアでのシリコンバレー的な地位が、分かるかもしれません。



東アジアのシリコンバレーは韓国のソウル。じゃ、アジア全体のシリコンバレーはどこですか?

最近、産業のシフトが著しいと感じるのは私だけでしょうか?以前はほとんど話題にもならなかったクラウドソーシングなどにより、

在宅での仕事が増え続けていたり。

現在アメリカではAIの開発がますます進んできているし、そうなると、今まで肉体労働が機械をやってくれたように、今度は人間の知識産業などがAIに取って代わるようになるかもしれない。

実際に、AIができる分野は幅広いと言われている。例えば会計士や弁護士の仕事もAIができる。とも言われているそうです。→考えてみれば、どちらも人間の感情で決めるものではないので、AIにもできるのかもしれない。

またドイツでは、Industry 4.0 なんていうIoTの普及についてトップダウンで国家プロジェクトとした世界初の事例となる国家的プロジェクトまで動き出している。

AIによって、今後数十年でいろんな職種が消えていくと言われていますが、その分、職種も増えると私は思っている。AIが知識のいる仕事をやってくれている間に、想像して創造することのできる唯一の人間が、

新たな産業を作っていくことができるからだ。

今の忙しい日本では、想像力がある人でさえも資金がなく、創造することができない。今後は、先進国を中心に大量消費ではなく、価値のあるものを提供し合う世の中が訪れると思う。まさに、これは現在のドイツで実現されつつあることなのではないか?とも思う。

これは違う記事で書こうと思いますが…。

で、私が感じるには、やはり日本ではまだ働き方に対するパラダム転換が起きていない。と感じる。

まず、このランキングを見てほしい。

以下は、ベンチャーキャピタリストの投資額が多い国のランキングです。

ベンチャーキャピタリストとは、ベンチャービジネスが発行する株式への投資を行い、資金を提供すると同時に、経営コンサルティングを行う個人。

つまり、ざっくり言うと、まだ育っていない可能性のある小さな会社にお金を出してあげて育てようと思ってくれている人のこと。

1位 アメリカ(52.1%)
2位 中国(15.5%)
3位 ヨーロッパ(10.6%)
4位 インド(5.2%)
5位 イスラエル(1.9%)

なんかさぁ。こういう数字見ると、世界はアメリカだけで動いちゃってるの?って思ってしまう。

アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン。。なんか、これらももともとはベンチャー企業だったのだと思いますが、こういう企業に惜しみなく投資しようとするアメリカ人がいるから、未開拓の分野を広げていきながら、こうやってアメリカの企業が活躍するんですよね…。→アメリカ万歳ではありませんが、こういう文化は羨ましい部分もある。

で、私が注目したいのってね、このイスラエルのことなの。イスラエルのことをよく知らない人からすると、イスラエルってなんか紛争の国なんじゃね?とか、そう思っている人も多いかもしれません。

確かに、第二次世界大戦、もともとアラブの土地だった場所に、ドイツで迫害されていたユダヤ人が一斉に、聖書に書かれていた予言の通りに、ユダヤ人の土地と呼ばれるパレスチナ周辺に大量に渡り、そこにいるアラブ人たちを追い払って、国を作ってしまった。それが今のイスラエル。

なので、イスラエル=戦争とか、ちょっと危ない場所というイメージしかないかもしれない。

ちなみに、今のイスラエルってこんな感じです。



上空から見ると、東京みたいな感じもしますが…。この国のすごいところは、日本のように資源も何もない砂漠の土地に、数十年足らずで国中を緑で潤わしたことだ。イスラエルは、ドイツや日本と並んで技術大国と呼ばれています。また人口は1000万人にも満たないのに、ノーベル賞だって、日本の24の半分である12もとっている。

日本の10分の1以下の人口なのに…。(;^_^A

そんなイスラエルが世界で注目されていることがある。まさに、これが日本では全然伝えられていないことなのですが、

世界のスタートアップ(起業)ランキングでは、堂々の3位

01位 サンフランシスコ
02位 ベルリン
03位 テルアビブ
04位 ストックホルム
05位 シンガポール
06位 ロンドン
07位 ニューヨーク
08位 パリ
09位 アムステルダム
10位 ソウル

Reference Site
https://www.nestpick.com/best-cities-for-startup-employees/




TOP3は、私が思っていたものと同じ!( ´艸`)…。サンフランシスコといえば、twitter がありますよね。シリコンバレーはサンフランシスコの郊外にあります。最近、シリコンバレーの従業員が生活の便利なサンフランシスコに住みながらわざわざシリコンバレーまで通う人が増加中で、シリコンバレーから逆にサンフランシスコに企業が移転するケースが多くなっているようです。

また、ベルリンはヨーロッパのシリコンバレーと言われており、日本人でもフリーランスビザというものを申請すれば、ベルリンで起業しながら住むことができるようです。
        
また、

シンガポール
ニューヨーク
ロンドン
パリ

などは、言うまでもなく、国際金融都市としての顔も持っているので、起業する人が多いのも頷ける。で、

なぜにソウル!?と思っている人も多いかもしれませんが、ソウルではベンチャー起業に対して日本よりもオープンな気がします。特にソフトウェア関連など。

「グーグルキャンパスが東京ではなくソウルにある理由」

この点では、東京とソウルは空気が違うと私は思います。グーグルが目を付けたのも、頷ける。

このランキングを元にしていくと、東アジアにおけるスタートアップ都市は、ソウルだろう。またこのランキングにはありませんが、北京もソフトウェア関連に対してものすごく投資しており、中国におけるITや創造の中心地になっている。けれども、北京の場合、インターネットが世界に開けていないので、その意味では、やはりグーグルが目を付けたように、ソウルが東アジアにおけるスタートアップの中心地となりそうです。

またアジア全体でナンバーワンのスタートアップ都市は、やはりイスラエルのテルアビブ。上の動画を観ても分かると思いますが、かなりテルアビブ自体が、洗練されている…。

ユダヤ人が日本人と違い、何度も考えて考えて仲間と議論をし合って、率直に何でも話し合う民族であるし、また日本人と根本的に考え方が違う。グイグイくるタイプ?と言えばわかりやすい?と言われています。

おそらくこれを読んだら、ユダヤ人の根本的な考えは軽く理解できると思います。
「大富豪を生み出す、ユダヤの教典「タルムード」とは?」

テルアビブ以外にも、インドのバンガロールは南アジアにおけるシリコンバレーと言われているのも確か。インドの真ん中あたりにあるのですが、山の上にある都市なので、夏でも東京よりも暑くならない気候と言われているようです。


なぜ、世界一のGDPを誇る東京が、このランキングに入っていない?


このランキングに東京がランクインされていないことが悪いとは言わない。なぜなら、ベンチャー企業を立ち上げても、90%ほどは失敗すると言われているし、ベンチャー企業また、会社を辞めて自分でフリーランスでやっていく!という働き方が必ずしも、正しいわけでもないからだ。働き方に関しては人によって変わってくるし、またそれは人それぞれでもある。

言うまでもなく、日本人はリスクをとることができない民族かもしれない。また、日本にはお金を持っている人はたくさん持っているという現実がありますが、

「日本の大富豪10人の総資産額は、およそ8兆円。3000万人の日本人よりも多い?」

お金がうまく回っていない?とさえ思ったりもする。一方で、なぜ回らないのか?ということを考えると、他の国に比べて起業精神がなかったり、またサブカルなどのあまり重要ではないものに消費する人が日本にはかなり多いため、逆に貧困層がお金をより使い、富裕層がそれらを吸収していく仕組みができあがってしまっているのではないか?

と、なんとなく思ったことを書いてみました(;^_^A

九州の福岡ではスタートアップとしとして最近認知され始めてきているようですが、やはりまだまだだと思います。

また、今後日本の産業がますますITにシフトしていく中で、現在のITの雇用問題の見直しがでてきて、現在丸の内や大崎などでも、起業する人向けのスペースができているように、

個人の働き方を尊重するスタイルが増えてくるかもしれません。

私も、今までずっと続けてきていることを国境を越えて広げていきたいと思っています。今後のことが、ますます楽しみになってきました♪

以下、参考にしました。
新産業革命による労働市場のパラダイムシフトへの対応

Reference Site
https://www.quora.com/Which-city-in-Asia-is-the-Asian-Silicon-Valley
https://www.quora.com/Where-is-the-silicon-valley-of-south-east-Asia

こんな記事もオススメです。
「スマホ英語、無制限サービス(通話授業つき)/ English Mentor (英語メンター)」
「複数言語を操るマルチリンガルになるためには?」



グーグルキャンパスが東京ではなくソウルにある理由 グーグルキャンパスが東京ではなくソウルにある理由 Reviewed by よこいりょうこ on 2月 11, 2016 Rating: 5

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