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「グーグル・キャンパス」が東京ではなくソウルにある理由と、韓国をうまく活用する方法




韓国と東南アジア(インドネシアが大め)を行き来しながらブロガーとして生活している最近の私は、ソウルや韓国の地方都市、東南アジアの日本人少なめの都市にいくつかの拠点を作ることにハマっている。

私にとって拠点とは、ブログが書ける場所。ということもあるが、日本と同じくらいの生活(日本食材、通信環境、住居環境)が揃う場所、または揃いそうな場所であったり、日本人が少なく他の言語が学びやすい環境だったり様々だ。

で、この記事では、そんな何度も行き来している韓国に存在するグーグルキャンパスのお話と、韓国という場所をうまく活用する方法を書いていきたい。

うまく活用するというのはつまり、最近は嫌韓ブームになっているが、政治的な話は抜きに、そんな韓国を自分の国のようにうまく活用する方法である。嫌韓とだけさけんで感情的になってしまう一部の日本人層にはできない技かもしれないが…w

それは以下に書いていくね。(^_-)-☆


①東京離れできない日本人

東京脱出に成功した私だが、東京に住んでいるときいつも思っていたのは、首都圏に住んでいると、頭の中は山手線周辺だけで世界が回っているような感覚になり、日本国内の地方やアジアの大都市などが、みえなくなってしまうことである。

これは以下の記事でも書いたが…。

「東京がつまらない普通の都市である5つの理由」

たとえば、韓国や台湾は小国だとか、中国は大きいけれども、いずれ経済崩壊するでしょ?とか(何年も言われてるのにいまだにしていない…)、メディアの言った抽象的な部分だけをみて、物事をとらえてしまう傾向が多くの日本人にはあるのだろう。

一方、今は国家の時代というよりは都市の時代というふうにも考えることができる。雇用形態が多角化している中で、一つの場所に縛られる働き方が変わりつつあるからだ。

つまり、日本人の間でも欧州人のように、一つの国だけではなく、オランダ人がベルリンで働くスタイル、逆にドイツ人がアムステルダムで働くスタイルが今後、もっと増えていくだろう。

場所を選ばない働き方のできる業種とそうではない業種があるが、この記事ではパソコンなどを使って働く人向けの記事になっている。ということは先に言っておく。



②韓国に起業希望者が多い理由

私が日本人男性と韓国人男性をみていて気付くことは、日本人男性の場合は、一つの会社で働いていたいという受身的な人が多いのに対して、韓国ではいつか起業するみたいな野望を持っている人が多いことだ。これは、韓国がサムスンのような大手財閥しかない国なので、いつかは自分で稼がなければならない。と思っている韓国人が多いからなのだと思っていたが、これはある意味では正しくて、現在の日本よりも、必ず終身雇用が保証されている空気ではないからだろう。

また一部の人たちしか大手企業に入ることができないため、その大手企業と一般人の年収にも差があるので、自分で何か始める。とか、外国語を覚えて違う国に行く。などしていかないと生きていけないことも関係していると思う。

そういう事情もあり、韓国政府は起業支援を推進していて、グーグル・キャンパス以外にも、政府系の施設で「コンテンツ・コリアラボ」、「K-ICTデバイス・ラボ」、「スマートコンテンツ・センター」、「創造経済革新センター」など、起業支援をしてくれる場所があるようだ。

ここではアイデアさえ良ければ、技術開発や試作品作りを政府が派遣した専門家が助けてくれ、ほぼ無料でビジネスを始められるようサポートしてくれるそうだ。

https://www.newsweekjapan.jp/cho/2015/11/post.php

また、起業する人が多いのは、就職難であることもあるが、「38度線(38歳で部長クラスにならないとクビになる)」、「五六島(56歳まで会社に残る人は給料泥棒、釜山にある地名だが発音が同じなのでこう言う)」と呼ばれ社会からのプレッシャーが多きいことからもうかがえる。


③グーグル・キャンパスは世界各都市にある

現在グーグル・キャンパスのある場所は、

ロンドンマドリードサンパウロソウルテルアビブワルシャワとなっている。ここでアジア太平洋地域なのはソウルだけ。意外にもシンガポールにはない。

マドリードやサンパウロは意外かと思われるが、これらのエリアはスペイン語圏とポルトガル語圏という巨大な市場を抱えているので、起業して成功する可能性も多いと思う。

例えばグーグルの傘下にあるユーチューブ。これは外国語を使いうまく自分を売り込むことができれば、たとえばスペイン語やポルトガル語圏といった莫大な人口を通して広告収入を得ることができる。

「日本語圏 / 英語圏 / 中国語圏 / フランス語圏 / スペイン語圏 / アラビア語圏 / ロシア語圏 / ポルトガル語圏 / 韓国語圏 / インドネシア語圏の比較」

https://www.campus.co/



で、話は戻って、グーグルがソウルに目を付けた理由はおそらく、大阪(近畿圏)よりも巨大な都市圏であり、北東アジアでは東京に次ぐ大都市圏を抱えていること、ソウルに起業精神のある人が多いことなどからも、グーグルは東京よりも、ソウルにキャンパスを置くことにしたのだろう。

「東京、大阪、上海、香港。ソウル、北京、シンガポール。どれが東アジアで1番の大都市圏?」

※ソウルに旅行した人は知っているかもしれないが、ソウルとは日本人が思っている以上に、大都市であり、世界でも有数の大都市圏を抱える巨大都市である。



④グーグル・キャンパスでできること

こちらのサイトを開くと、「https://www.campus.co/seoul/en」右上に赤く、「Become a Member」と書いてあるので、英語で書かれたその記入フォームを入力すると、以下のように、キャンパスのメンバーになりました。という画面になる。

記入欄に会社名などを書くところもあるが、ここは必須ではない。なのですぐにメンバーになることができる。

で、メンバーになったら、キャンパスに行くことができ以下のようなサービスを受けられる。

・キャンパス・カフェ
・コミュニティ・イベント
・スタートアップ・プログラム(グーグル主催)
・コミュニティ

やはり一番嬉しいのはパソコンを持って仕事ができるカフェという場所、そこに集まる人たちと交流しようと思えば交流できるチャンスがあるということだろう。

これは英会話カフェなんか行って毎日同じような自己紹介して自己満足していることを3年も、5年も続けているような人よりも、もっと意義がある。

周りには起業精神あふれる人がいる。というのに人種も国籍も関係ないのである。もし起業したいとか、意識が高い友達を作りたいのなら、日本人だけでなくても、韓国人と英語でコミュニケーション取りながら、増やしていくというのも全然アリ。

韓国はスタートアップだけでなく、英語留学としてもうまく活用することができる点もお忘れずに( ´艸`)

「フィリピンやマレーシアだけじゃない?韓国で英語留学という選択」


ソウルをうまく使う重要性



https://articles.informer.com/google-is-going-to-open-a-campus-in-seoul.html

※写真は、ソウルの江南にあるグーグル・キャンパス

わたしは何度もこのブログで説いているのだけど、日本人はもっと韓国をうまく使ったほうがいいと思う。韓国人がうまく日本を使っているように、簡単な韓国語をまなび、日本にはないものに触れたりコムュニティを広げることである。

東京 大阪 香港 シンガポールとまではいかなくても、東京 大阪 ソウルくらいの大都市を自分は持ってるんだ!ってくらいのノリがちょうどいいと思う。ソウルなら英語も若い世代を中心に通じるしね(^_-)-☆

グーグル・キャンパスに行けば、何を始めて良いのかわからないひとでさえも、何がトレンドなのか、ということを知ることも可能。なんのスタートアップが最近多いのか。なども実際に仲間ができることで分かるようになる。

また、カフェの入り口には夢と情熱があふれるスタートアップの求人広告があり、それを眺めているだけで最近求められているIT技術やサービスは何があるのか、トレンドを把握できたりもするようだ。


⑥ソウルは数年前まで東京よりも、スタートアップとして上だった

私がこの記事を最初に書いたのは、2016年2月だったが、そのころはソウルの都市ランキング(スタートアップがしやすい環境部門)で東京よりも上だった。

けれども最近は東京も力を入れたのか、東京の順位はソウルを上回っている状態である。

https://valuer.ai/blog/top-50-best-startup-cities/

けれども、それでも、東京は20位であり、ソウルは、36位まで下がり、ロンドン、バンガロール(インド)、ストックホルム、テルアビブ(イスラエル)、ベルリンのようなフリーランスが活躍する都市は今だずっと上位であり続けている。

またアムステルダムも上位だ。(日本人は優遇されることをお忘れずにw)

「オランダがスイスと日本だけに「最恵国待遇」を与える理由と、フリーランス(起業家)にとって「ベルリン」よりお勧めな理由」

つまり、スタートアップがしやすい環境というのは、サンフランシスコ南部にあるシリコンバレーのように、IT人材が集まっていたり、そういうインフラが整っているかどうかということなのである。シリコンバレー(サンフランシスコ)に近いのか、近いランキングなのか。と言えばわかりやすいだろうか。

意外なのがボストンが上位に来ていること。ボストンには有名大学が集結していて、マサチューセッツ工科大学ハーバード大学といった世界の名門大学生を中心に起業するケースが多く、実際にボストンのウォータフロントを再開発している。という実情があるのは日本人にはあまり知られていない。


また、北京が東京よりも高いのは中国の大卒者が就職できない状況を打開するために中国政府がスタートアップしたい若者を支援しているからだ。そのため、北京には簡単に起業ができる仕組みができていると言われている。

ロンドンは大都会なので当たり前という感じだが、ベルリンはドイツの首都で、東ドイツだったこともありドイツの大企業はほとんど西ドイツ側のフランクフルトやデュッセルドルフ側にあることからも、ベルリンは起業したい人たちが集まる都市になったという経緯がある。ベルリンでは英語環境で起業ができるのも魅力的な部分。

そして、ソウルは英語圏では意外と評価されている。例えば以下の記事、なんてソウルを褒めまくり。

シリコンバレーがソウルから学べる事(ニューヨーク・タイムズ)

What Silicon Valley Can Learn From Seoul

また、嫌韓の記事ばかりが目立つ韓国だが、意外に他国からはこのように思われているのは、あまり日本人は意識していないかもしれない。

「世界では韓国が優秀!と思われている?海外からみた韓国の評判 TOP13」



⑦最後に

最近、産業のシフトが著しいと感じるのは私だけだろうか。以前はほとんど話題にもならなかったクラウドソーシングなどにより、在宅での仕事が増え続けていたり、フェイスブックやインスタグラム、tiwtterなどのSNSなどで自分をブランド化し、影響力を高めたり、以前と比べ、場所を選ばない働き方が増えたのは確かだ。

またAIの時代によって人間があまり考えないでもできる作業の一部はそれらが代替すると言われている。私自身、そんな未来がすぐそこに来ているという実感はないが、現在アメリカや中国ではAI開発がますます進んできているし、そうなると、今まで肉体労働が機械をやってくれたように、今度は人間の知識産業などがAIに取って代わるようになるかもしれない。という不安は、多くの人が持っているところだ。

実際に、AIができる分野は幅広いと言われている。例えば会計士や弁護士の仕事もAIができる。とも言われている。→考えてみれば、どちらも人間の感情で決めるものではないので、AIにもできるのかもしれない。

またドイツでは、Industry 4.0 なんていうIoTの普及についてトップダウンで国家プロジェクトとした世界初の事例となる国家的プロジェクトまで動き出している。

AIによって、今後数十年でいろんな職種が消えていくと言われているが、その分、新しい分野の職種も増えると私は思っている。AIが知識のいる仕事を感情を入れずにやってくれている間に、想像して、創造することのできる唯一の人間が、新たな産業を作っていくことができると思うからだ。

今の忙しい日本では、想像力がある人でさえも資金がなく、創造することができない。今後は、先進国を中心に大量消費ではなく、価値のあるものを提供し合う世の中が訪れると思う。まさに、これは現在のドイツで実現されつつあることなのではないか?とも思ったり。

私が感じるには、やはり日本ではまだ働き方に対するパラダム転換が起きていない。と感じる。

そういう、今ってものすごく転換点にある時期だと思うのだけど、一人一人が自分の得意なことを生かして、新しいものを創造することによって、新しい人生を楽しんで言ってもらえたらと思う。

その一つに、こういうグーグル・キャンパスの存在が知っていることで何か違うものに繋がるのかもしれない。

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「グーグル・キャンパス」が東京ではなくソウルにある理由と、韓国をうまく活用する方法 「グーグル・キャンパス」が東京ではなくソウルにある理由と、韓国をうまく活用する方法 Reviewed by よこいりょうこ on 2月 25, 2019 Rating: 5

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