韓国の慶応義塾大学、高麗大学校の学生がなぜか日本人の私に親切だった理由




韓国に行くまで、私は大学とか、学歴とか、そういうことを一切考えたことのない人間だった。私が高校を卒業した当時は、2005年くらいだったが、海外に行けばなんとか幸せな生活を送れると思っていたし、また夜の世界で働いていれば、死ぬことはないだろう。と思ってもいた。つまり、田舎で育った私には、学歴が意味するものは何もわかっていなかったことになる。

私には学歴はない。いつもそのようにして生きてきたのが正直な気持ちだ。そんな中、私は韓国の大学に入学するために、韓国語の能力を少し身に着ける必要があり、高麗大学校に行くことになった。

※延世大学よりも、高麗大学のほうが、真面目な人が多いとか、延世大学の近くは学生の遊び場になっているなどと聞いていたので、高麗大学を選んだ。

この記事にたどり着く人であれば、高麗大学が、韓国でも3本の指に入る総合大学であることはご存知だろう。

①ソウル大学校
②高麗大学校
③延世大学校

これらの大学を卒業する人たちは、韓国の大企業などにそのまま就職してしまうため、韓国でも、かなりの格差が生まれているという事実がある。なので、たとえ高麗大学校の語学堂で韓国語を勉強したよ。と私が韓国人に言っただけでも、”すごーい!横井さん頭いいの?”なんて言われたりもする。

つまり、高麗大学自体ブランドになっていて、とりあえず高麗大学に行っとけば、うわべだけの友達は簡単に作れるということになる。(笑)→韓国人って有名大学とか、大企業といういわゆるブランド名に弱いのでね…。

上にも書いたが、私が通っていたのは高麗大学校のキャンパス内にある語学堂(韓国では韓国語を学ぶ学校を語学堂と言う)なので、実際にそこの現地の韓国人学生とたくさん交わるということはなかったのだが、高麗大学校の図書館などのパスを持っていたため、彼らがいつもどのように勉強しているのか?どのようなものに興味があるのか?ということは垣間見ることができた。




また、私は高麗大学の学生ではないのに、私もこの大学の学生よ?みたいな気分にさえなってきたりしたこともあった。

そんな高麗大学校では、高麗大の学生と、私のような外国人で韓国語を学んでいる人たちの交流を促進するために、高麗大の学生が、外国人の韓国生活をサポートするというトウミ(韓国語でヘルプの意味)制度というものがあった。



(韓国に多い普通の韓国人顔。ミスコリア系とは違い、こっちのほうがナチュラルでいいと思う)

なので、私にはなんでも聞ける韓国人のトウミが一人いた。彼女は、私よりも3歳~4歳くらい若い普通の韓国人女性。

どちらかというと日本人女性が理想とする物静かな感じで、スラっとしていて気が遣える、あまり目立たない感じの女性だったのだけど、幼児期は東京の三鷹に住んでいたらしい。なので日本語はちょっとしか話せない。というふうに言っていた。

けれども、彼女とは恐ろしいくらいに波長が合うのにびっくり。しかも、勤勉で頭がいいだけでなく、色々相手の考えていることを察することができるのか、私が当時、金銭的にかなり貧しかったのだけど、自ら率先して、家庭教師募集中の掲示板などで、仕事を探してくれた。まさに、英語で言えば、sensible というような女性。

彼女のおかげで、3人くらいに日本語を教えることができて、実際私は救われた側だ。

またトウミ制度だったので、1週間に1,2回カフェとかで会ってお話しなければならなく、私はカフェ代に400円(韓国のカフェは結構高い)とか毎回払っていられないので大学のキャンパス内にあるフリースペースで話さない?と言ったら、私が払うから!とか言って払ってくれた。

通常、韓国では女性が男性(私は外では男装)に奢るっていうことはあり得ない。しかも、彼女は私よりも年下なのでなおさら…。

そういうのもあってか、私は奢られるたびに、大変申し訳ない気持ちでいっぱいだった。





どうやら、彼女はソウルでも高級住宅街とされている、イチョンに住んでいるというと言っていた。ちなみに、このイチョン(二村)には、日本人も多く暮らしている。

彼女のお父さんは、裁判所の判事で、彼女自身もすごく控えめでおとなしいタイプ。一緒にカフェで将来のお話をしたりとかした時間がとても楽しかった。彼女は、毎日勉強していそうなタイプなのだけど、ある日、カフェで彼女の夢を語ってくれた。

本当にただの漠然とした理想だけど、もし働かなくてもいいなら、勉強しなくてもいいなら、オシャレなカフェを経営したい。

それを聞いた私は、こんなに頭良くてずっと勉強してきたような人が、こういう普通の人が考える夢を持っているのだね…。と思った(;^_^A

彼女も相当な現実主義者だと思うので、もし働かなくてもいいなら、自分が経営するカフェで、質素にゆったりした生活を送りたいと思ったのだろう。

また、オトコについて全く知らなさそうな彼女に、私からオトコ話をしてあげたりとか。(笑)そういうふうに過ごしていた。

たとえば、私がバレンタインデーの日にたまたまKAISTという韓国でもエリート大学と呼ばれている大学を卒業した男性とデートをしたのだけど、彼女は張り切って私に、このチョコレート買ってあげたら!?と熱心に進めてくれたり…。(笑)

こうやって2か月くらいの間会っていた優秀なトウミの女性だが、週2回くらい会っていたので、毎週1000円くらい私に使っていたのかも?と思うとやはり申し訳なく思う…。

上にも書いたが、

韓国では、女性が男性に奢る。

っていうことは、普通に考えるとあまりあり得ない光景なのだけれども、私の場合このように何度も助けられてきた。

また、彼女が日本語関連の掲示板で探してくれた、仁寺洞(インサドン)というソウルでも小さい京都みたいなエリアがあるのだけど、そこで日本人の観光客をメインに古い韓国式建造物を改造して作ったレストランで働いている代理(社長の次に偉い人)の女性は、日本語レッスンの謝礼金とは別に毎回会うたびに、そのレストランの普通は5000円くらいするような韓国料理のコースをごちそうしてくれた。

彼女は30代後半の、これまたおしとやかな女性なのだけど、日本が大好きで1年に2回くらい行っているのだそう。

私が日本に帰ってきてからも、この二人とは今も関係が続いていて、これからも大切にしていきたいと思っている。





このように、私は韓国にいるといつもよくされているのである。もちろん、これが私がベトナム人とか中国人だったら?と思うとちょっと違う気もする。

なぜなら韓国人は基本的に東南アジア人や中国人に対しては冷たいことが多いからだ。これは韓国に長く住んでいれば感じることができる感覚である。

「なぜ、多くの韓国人は東南アジア人や黒人、イスラム教徒(ムスリム)を見下すのか」

つまり、日本人だから優しくしてくれた。というのも少なからずあるだろう。また、言わないだけで韓国人は基本的に日本人が大好きである。男性なら毎日日本のAVを見たり、日本で放送された政治のニュースを韓国語の字幕で見ているし、女性も女性で日本に旅行にやってくる。

けれども、日本好き。なんて恥ずかしくて言えない。そんな風潮があるよね。

なぜならこの高麗大学時代に住んでいたコシウォンでも体験したけれども、日本の統治時代を経験した韓国の老人でさえ、若者がやってくると、日本語をピタって止めてしまうんだから…。

「ソウル南部のコシウォンに住んでいたとき、80歳の韓国人に聞いた日本統治時代の真実」

これは日本人の外見が韓国人と似ていて良いとか、そういう問題ではなく、日本が統治時代に作り上げたもの、また戦後、韓国の経済に貢献したこと、戦後の世代の人たちの多くが日本語を一生懸命勉強し日本に近づこうとした(最近は英語ばかり)ことなど、韓国全体で、日本はなくてはならない国だからである。

と思うのだよね。

そんな高麗大学校では、私が担当する高圧的な先生とバトルになり、校長先生に返金を要求する事態に発展したのだけどね…。( ´艸`)

ま、校長も日本語ペラペラだったんだけど、返金要求する際には、絶対に日本語を話してくれなかった。なので、高麗大学校で日本語がペラペラな韓国人女性の学生が、私の通訳となり、校長に宣戦布告したからね( ゚Д゚)//

「高麗大学校(韓国語学堂)に入学するが、先生とトラブルになり、宣戦布告する」


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