東京(関東)は何位?世界の都市(エリア)別購買力ランキング TOP20
購買力?と聞いてもピーンとこない人もいるかもしれませんが、本当にざっくり言うと、その国の物価の中で、どれだけものが買えるのか?というようなものです。→ホントにざっくりで申し訳ない・・。つまり、それぞれの国をGDPで比較してしまうと、日本円のほうが価値があるのだから、日本のほうが高い!ってなってしまいますよね?
けれども、そういうのを無しにして、ものを買う財力がその国においてどのくらいあるのか?という部分を見ている。
本当に分かりづらい説明かも知れませんが、私が、日本と中国に住んでいた感覚で言うと、
中国南京のタワマン(25階)のワンルームは40平米くらいで日本円で4万円程度でしたが、これは東京だと15万円くらいするはずです。そうすると、
中国人は4万円しか使ってないけど
日本人は15万円も使ったことになる。
同じ条件の部屋なのに!
なのでこれじゃ比較にならない。つまり名目GDPで計算してしまうと、このように物価のずれが生じてしまう。なぜなら日本は物価が高いし、中国は物価が安いのだから。
なので、その国の物価でどのくらい財力があるか?というのを基準にしているのが、購買力平価というそうなのです。(私、結構説明下手なのよね・・・)
つまり、このランキングは1人当たりの消費する人が多い都市ランキングとなり、消費をたくさんできること=財力がある。というようなランキングになります。(その国の物価でどのくらい財力があるか?)ということです。。
01位 ワシントンD.C.

さすがアメリカの首都ですね。ワシントンDCってニューヨークやロサンゼルスよりも影が薄い感じがありますが、購買力が高い理由は、政治家や大使館などが密集しているからかもしれません。あまり観光地としては日本ではなじみがないかもしれませんが…。
02位 カンペチェ州
なぜ、メキシコの州が2位?と思われた方も多いかもしれない。って私もなんで?と思いながらこの記事を書いているからだ。
現在調査中です。
03位 ルクセンブルグ
もうね、ここは人口58万人の国家なので・・。人口が少ない分、また金融に特化したくになので、高所得者が多いことは言うまでもないだろう・・・。
04位 ノースウエスト準州(カナダ)
こういうカナダの目立たない州ってあまり注目されていないのではないでしょうか?ここってカナダの真ん中あたりにある、最北部の州なのですが、面積がなんと日本の3倍~4倍くらいあるにもかかわらず、人口がたったの4万人程度…。
もちろんオーロラが見える場所です…。アラスカと同様に、資源が豊富な場所と思われます。
05位 アラスカ
アラスカも、ノースウエスト準州(カナダ)と同じような理由で収入が高いようです。でも、都市ではなく、エリアになっていますね…。サンフランシスコのベイエリアよりも、全然大きい・・・。ま、人口が、71万人しかいないからね・・。
でも、ノースウエスト準州(カナダ)の4万人に比べたらめちゃくちゃ多い!でも、6位ってくらいだから生活がかなり豊かなのかもしれない。
06位 ワイオミング州
ワイオミング州の鉱業生産物としては、石炭、天然ガス、炭層メタン、原油、ウランおよびトロナである。と言われているとおり、こちらも資源が豊富な模様。
07位 ノースダコタ州
やはり背景にあるのは、エネルギーのようですね。
08位 ブリュッセル
ブリュッセルと言えば、ロスチャイルド系グループ・ブリュッセル・ランバート本部、北大西洋条約機構、欧州委員会の本部などがあることからもわかるのですが、ヨーロッパの中央部にあり、各大国から近く交通の要衝にあるので、ヨーロッパ全域にまたがる国際機関の本部が多く置かれている。
つまり、ここではお金持ちの人もその分多いと判断できるので、なるほどと思ったり。
09位 西オーストラリア州
西オーストラリアといえば、パースでしょうか?オーストラリアの人口のほとんどがオーストラリア東部に集中しているので、西オーストラリアの人口はすごく少ない。
また西オーストラリア州政府のHPをみると、
世界資源への大きな貢献今日、総輸出額の70%を占める資源分野はWA州経済を牽引しています。
というふうに書いてあったので、いかに資源に依存したエリアなのかが分かる。
西オーストラリア州政府
10位 ハンブルグ

ハンブルグは、ドイツの中でもとっても裕福な都市と言われている。またJETRO(日本貿易振興機構)のチャンネルでみましたが、ベジタリアンも多いようです。
この街を見ても分かる通り、きれいな建物が密集しているのが分かる。高層ビルはないけど、整備されていそう。(行ったことがないので、なんとも言えませんが…)
11位 ニューヨーク州
おぉ。日本人が大好きなニューヨークはこんな低くランクイン!?でも、ニューヨーク州となっているので、州全体でみれば、貧困層もその分多いわけだから、妥当。。東京とニューヨークの違うところは、ニューヨークには東京よりも桁違いの富裕層が多いという点だろうか。
12位 コネチカット州
やはり、アメリカの中でも東海岸は購買力高いですね…。コネチカット州って、ボストンとニューヨ―ク(マンハッタン)の間位にある州なのですが、日本人が知っているような大都市もないため、あまり印象に残らないのですが、
「世帯年収1600万円以上の人たちが集うアメリカの町 TOP5」
ウェストンという富裕層の町が存在する州でもある。この州は私の勝手なイメージですが、堅実派が多そう…。
13位 アルバータ州
14位 チューリッヒ(スイス)
15位 マサチューセッツ州
なんと、白人が83%と、アメリカでも白人率めちゃくちゃ高めの集です。
16位 アントファガスタ州(チリ)
17位 ブラチスラヴァ(スロバキア)
この動画は、ブラチスラヴァの景観がみれる公式の動画らしいです。なんか、ドイツっぽい雰囲気も感じる。小綺麗で古い建築を残しながら自然に囲まれているのがまたカッコイイと思いました。
スロバキアなんて名前すらなんとなく頭の中に入っていたくらいなのに、そんなスロバキアの首都が、東京よりも購買力が高いなんて聞いて、私はまだまだ世間知らずなのだなぁ。とツクヅク思いました…。( ´艸`)
18位 デラウエア州
この州は、ペーパーカンパニーが多いということでとっても有名ですよね?
19位 グレーター・ロンドン(ロンドンの郊外まですべて含む=関東のようなイメージ)

以前私がロンドンの中心部を観光していた時に、あえて住宅街に入っていったことがありました。古いようで洗練されたような住宅がたくさんあるエリアにはあまり人通りがなく、お金持ちそうなおばあちゃんがいたのを覚えています。
ロンドンといえば、アラブ人の大富豪を思い出す。
「アラブ系大富豪の息子たちがロンドンで、スポーツカーを乗り回してウザがられている件」
また、宇多田ヒカルさんをはじめ、ロンドンで生活する日本の芸能人が多いのも特徴。世界各国から大富豪が集まっているので、人脈形成にも、ロンドンは素晴らしいところかもしれない。( ´艸`)
「イタリア人男性と結婚した宇多田ヒカルが、イタリアや東京ではなくロンドンで子育てをする理由」
ロンドン中心部を限定すれば、かなり購買力ランキングでは上位に上がるはずですが、やはり郊外も含めたグレーターロンドンだとこの程度なのでしょうね。
それにしても、ロンドンには世界の富裕層が集まっているせいか、その一部の人たちがかなりお金を使っていることが、これだけ上位に来ている(関東よりも上)な理由なのかもしれない。
20位 オスロ

オスロもノルウェーなので資源ですね…。ノルウェーって、一人当たりのGDPが世界でカタールと並び、TOPクラスなんですよね‥。
けれども、ノルウェー語のHPをみると、資源に頼らずもっと技術を磨きたい的な人の意見もあったので、今後の動向が気になりますね…。
ごめん東京 OR 関東は、無かったわ…。
ウィキペディアで調べたところ、関東エリアみたいなくくりでありましたが・・。もしかしたら、東京の都心(港区、中央区、千代田区)あたりはもっと高いかもしれませんね?また日本人は貯蓄好き!だからとも思ったのですが、
現在日本の貯蓄率はフランスやドイツよりも低いというデータもあり、日本では貯蓄ができない人口もかなりいるので、それは違うだろう。と個人的に思った。
このランキングでは、南関東エリアは、80位くらいになっていました…。
やはりお金がない人が増えている証拠ではないだろうか?
以下おまけ。。
ベイエリア(サンフランシスコ、オークランドなどIT産業の中心)

アメリカではすっかり、若者のあこがれの場所となっているベイエリア。ベイエリアって言われると、湾のエリア?とも思ってしまうかもしれないのですが、
bay area = San Francisco というように最近は定着している感があります。
サンフランシスコ自体は非常に小さな街なのですが、高層ビルが密集していてアメリカには珍しい日本型の都市でもある。で、このサンフランシスコ湾には、
サンホセ
オークランド
サンフランシスコ
というそこそこの大都市がある。これらをひっくるめて
bay area というのです。
また、サンフランシスコとサンホセの間の一帯が、いわゆるシリコンバレーと呼ばれる地区で、若者に非常に人気があり、サンフランシスコはアメリカでもニューヨークよりも家賃が高いと言われているくらい不動産の価格が高騰している。という現状があります。
この一帯も、購買力ランキングで上位なのですが、私が調査したランキングでは、カリフォルニア州に組み込まれていていたので、カリフォルニア州として順位が下がってしまっていました…。
それにしても、東京エリアが80位くらいだということを考えると、本当に日本の時代(経済における)は終わってしまった感がありますね・・・・。
Reference Site
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_OECD_regions_by_GDP_(PPP)_per_capita
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Reviewed by よこいりょうこ
on
10月 29, 2017
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