この記事を一番初めに書いた時は、2018年3月。つまり、トランプと金正恩が2018年6月12日にシンガポールで2018年米朝首脳会談を開く前のことだ。
トランプ大統領はこのとき、北朝鮮に具体的な行動がなければ会談はせずとキッパリ発言。けれども、それから月日は経ち、2019年2月にベトナムで行われた2019年2月米朝首脳会談。
また大阪サミットの帰りに板門店で、金正恩と会うというパフォーマンスまでした。本当にどうなるかわからないのが北東アジアの情勢である。
そう。今後、どうなるかわからない北東アジア情勢。すべては、アメリカに委ねられているということは間違いないだろう。
また、アメリカという国は非常に多様な勢力がいるので、いわゆる北朝鮮と敵視することで軍事産業を潤わす、軍産複合体的なものもあれば、北朝鮮を開国させることで、資本化・投資家が既得権益を狙うというシナリオもあると言われている。
現に世界三大投資家とも言われるジム・ロジャーズはそのようなことについて言及していた。(日本で語られていることと全く逆のことが書かれていて面白い本だった)
というように、日本人が一番関心のある北東アジアでは今後、大きな動きが見られるかもしれない。一方、2019年7月に日本政府が、韓国への半導体材料3品目の輸出を制限したことと、8月に決定されたホワイト国からの除外によって、これまで続いてきた日韓関係はまた違う形へと変わる過程に入っている。
そう。米国が中国に経済戦争をしかけ、これに続くかのように、日本も長らく調子に乗っていた韓国をついに見捨ててしまったのだ。
もちろんこれにはアメリカの了承があるのかもしれない。
で、この記事では世界で戦争を始める可能性のある国 TOP10を紹介し、私自身も現在衝突のある国々などを考慮しながら、分かる範囲で書いていきたいと思う。
①日本は何位?世界で戦争を始める可能性のある国 TOP10
TOP LISTS というサイトでは、戦争が始めそうな可能性のある国がランキング化されていた。それによると、以下のようになっていた。
10 Countries Most Likely To Start WW3
予想通り、日本や韓国はこのリストには入っていない。なぜなら日韓はアメリカの子どもちゃんだからね…( ゚Д゚)
とうことで以下、TOP10に入った国々の事情を解説していうこう。
②アメリカは介入主義者
アメリカに関して言えば、戦後、戦争に関与しているので、1位なのだろう。アメリカはまさに介入主義国家でる。
・イラン(1953年)
↓
・グアテマラ(1954年)
↓
・コンゴ(1960年)
↓
・ドミニカ共和国(1961年)
↓
・南ベトナム(1963年)
↓
・ブラジル(1964年)
↓
・チリ(1973年)
↓
・イラク(1992年/2003年)
↓
・シリア(2011年)
↓
・ウクライナ(2014年)
と、あとは残る「北朝鮮」だけなわけなのだけどね…( ゚Д゚)このことにつ以前もブログで書いたことがあって、なぜかネイバーまとめで紹介されていた( ゚Д゚)
にしても、最近私のブログを丸ごとコピーしたりユーチューブで音声として流したりしている人が目につく…。自分で訳してください。と言いいたけどね(^^;
③ロシアは現在、核開発資金が不足
ロシアに関して言えば、冷戦以降アメリカと敵対関係となっており、ロシアでも、一般市民がアメリカという悪に立ち向かう自分たちは偉い。と信じているものさえいる。
そんなロシアは、グルジア、ウクライナなどで問題を衝突を起こし、経済制裁を課されているわけだ。また、2019年8月に、INF(中距離核戦力全廃条約)が失効した。
これは1987年12月8日に当時のアメリカとソ連が結んだ条約。お互いに中距離の核弾頭などを廃棄することを約束したものだ。これによって米ロの新冷戦がはじまると言われていたりもする( ゚Д゚)
現在ロシアは財政難である。ピーク時は、160万円(2013年)だった1人当たりのGDPが、87万円(2016年)まで減る現象が起きていることからも分かるように、ロシア全体を見ると、経済が衰退しているのが分かる。
このためロシアは貧困層や、ストリートチルドレンも多い。つまり、もし新冷戦時代がやってきたとしても、アメリカは核を沢山作れるが、ロシアは資金難なのであまり作れないということにもなる。
また、現在ロシアは密かにトルコや中東のカタールなど友好関係になっており、中東やアフリカの防衛を任されるかもしれない。という噂まである。(アメリカがロシアに中東を任せようとしているという噂)
ま、何が本当かわからないけどね( ゚Д゚)
④イスラエル問題は消えることはない
イスラエルが戦争を起こすかもしれない。と思われているのは、パレスチナ問題があるからだ。そもそもイスラエルが現在ある場所はパレスチナという国であったにもかかわらず、ユダヤ人がイスラエルという国を勝手に作ってしまったということが原因である。
この問題が分かると世界情勢、特に宗教が関わっている部分がより分かりやすくなる。パレスチナに関しては以下にも詳しく書いた。
「なぜなの!?日本と国交がない、または外交関係を一切有さない国 TOP9」
⑤イランはアラブ全体に嫌われている
あの中東のボス、サウジアラビアもイランのことをものすごく恐れている。それくらいイランはバカにできない存在。
戦後、イランに存在していた王室とアメリカは仲が良かったが、イランがアメリカに利権を持ってかれると気づき、イランアメリカ大使館人質事件が起きて以来、イランとアメリカの仲は悪い。
⑥中国は、必ず台湾や尖閣諸島を取りに来る
中国をなめてはいけない。私は先日、新疆ウイグル自治区のウルムチ市に行ってきたが、ウルムチ市は非常に整備されており、そこは私がイメージしていた新疆ウイグル自治区ではなかった。中国はこのような辺鄙な都市さえ、すぐに変えてしまうほどの力を持っている。
「新疆ウイグル自治区の「ウルムチ」にイケメン・美女が多かったことと、超監視社会になっていた件」
中国政府は、共産党100周年記念にあたる2049年までに計画的に事を遂行しようとしており、台湾併合もそのうちの一つだ。
China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」
中国には現在、香港問題、台湾問題、尖閣問題、南沙諸島問題、また国際的に批判されている新疆ウイグル自治区問題や、チベット問題など色々ある。けれども、よっぽどのことがない限り、中国は戦争を始めないと思う。
彼らは賢い方法で領土を奪っていくだろう。というのも日本人が気づかないうちに、中国はアフリカで信用を得ているのだから。(西側のマスメディアが報道するものとは違い、アフリカでは中国が評価されている部分もある)
「勤勉、信頼、尊敬?アフリカ人は中国人についてどう思う?【アフリカの反応】」
また日本人に気づかれないように、次々と日本の土地を買ったりとか、台湾国民を中国で起業させ優遇する政策など、お金で中国化を進めていくと個人的には思う。
⑦2050年、日本とトルコが同盟を結び、アメリカに宣戦布告!
上にランキングにはトルコが入っていたがまさにトルコという国は戦争を起こしそうな国なのかもしれない。というのは、トルコと聞くと日本人には、親日の国というイメージしかないが、トルコ人は非常にプライドが高い。
というのもトルコはかつてオスマン帝国だったとき、現在のサウジアラビアやエジプトあたりまで支配していたくらいの巨大な国だったからだ。
また、米国の著者で、「影のCIA」の異名をとる情報機関ストラトフォーの創設者ジョージ・フリードマンによって話題になった、
100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2014/6/6
では、2050年、日本はトルコと同盟して再びアメリカに戦争を仕掛ける。のような、ことが書かれていて面白い。
⑧インドとパキスタンは結構やばい
インドとパキスタンに関しては、パキスタンという国がもともとインドから宗教的な理由で分離したこともあり、非常に複雑な関係だ。
現在パキスタンで話される公用語でもあるウルドゥー語とインドのヒンディー語は、表記する文字はアラビア文字と、デヴァナガリ文字で違うが、話し言葉になるとほとんど同じとも言われているように、人種的には同胞的な側面もある。
それが宗教によって国が分かれてしまっている。なので、日韓よりも更に激しい愛憎関係となっている。
しかも、この二ヶ国は核を保有。以下の記事でも書いたが、
現在、インドの航空機はパキスタン上空を飛べないため、中央アジアに行くには迂回しなければならない。
日本と韓国ではまだここまで対立は激化していない。
以下、海外の反応
■
みんな知らないの?黒幕はバチカンだよ!
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北朝鮮とイランが今後戦争を一番引き起こす可能性のある国なんじゃないかな?
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インドが戦争始めるわけないだろうが…。
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ロシア、中国、イラン、北朝鮮は戦争を始めたりしないって俺は信じてるぞ。一番信用できないのはアメリカだ!
■(ロシア人)
アメリカが一番悪い!ロシアがなぜに第三次世界大戦を引き起こす必要があるの?ロシアは領土が広いし、俺たちは何でも持ってるんだぞ?もうこれ以上何も要らないぜぃ。
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この中で一番戦争を引き起こす可能性が少ないのはインドだね。
■
トランプはテルアビブのアメリカ大使館をエルサレムに移転するって言いだすくらいだから、絶対に戦争を始めちゃいそう。
■(中国)
台湾は国じゃないし。
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世界地図からアメリカとイスラエルを消してしまえば、世界は平和になるだろうにね。
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トルコとロシアはいったん仲悪かったけど、今は同盟国だよ。
マルチンのコメント
アメリカとイスラエルはいつもセットで出てくるのが面白い。またそこを陰で間接的に支援している日本という構図になっているのだろうか?いずれにしても、現在の日本はアメリカがいることで平和を保てているということは、事実であり、避けられないのだろうね。近い将来、戦争に巻き込まれないことを祈るばかりだ…。
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