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知らないと恥ずかしい。国際人として知っておきたい、黒人の偉人 TOP15

2018年6月17日

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知らないと恥ずかしい。国際人として知っておきたい、黒人の偉人 TOP15

2018年6月17日


日本には海外好きの人も多いだろう。とりわけ私のブログにたどり着くような人は、私のように海外好きの人が多いはずだ。

けれども、考えてみれば、海外と言うと、いつも西洋人とか、欧米人とか、アメリカ人とかいうくくりで、どうしても白人のことをイメージしてしまうし、考えてしまう。

この間のブログでも書いたけれども、考えてみれば、現在の70億人くらいいる地球人口の半分以上は、率直に言ってしまえば、肌が黒い人たちだ。


「黒人には10種類ある?ネグロイドと、オーストラロイドの違いと、世界に散らばる黒人」

つまり、東アジア系の日本人や、ヨーロッパやアメリカに多く住んでいる白人は、肌が明るいという点で、実は地球上ではマイノリティということにもなる。

・インド(12億人)
・アフリカ(12億人)
・パキスタン(2億人)
・中南米(6億人)
・インドネシア(2.5億人)
・バングラデシュ(1.5億人)

これだけざっくり私の思いつくエリアを書いただけでも、40億近い人口になる。地球上の大部分が、肌の浅黒い人たちなのにもかかわらず、特に、偉人として紹介されることが少ない。

歴史を勉強しても、白人ばかりがでてきて、黒人には全くフォーカスされていない。(以下のようなものに皆惹かれる傾向があるからね…)

「アメリカの名門一族、名家(王朝・王家)TOP15」

さて、上にあげたような国は、人口増加が著しい国であり、今後数十年でこの差はもっとはっきりしてくるのではないか?

この差。とはつまり、肌が黒い人の人口がもっともっと多くなるということである。この視点を持っている日本人は少ない気がする。

日本人の中には、外国人はみな同じ。と綺麗ごと的なことを想いつつも、黒人について全く無知の人も多いからだ。(実際にまだまだ黒人に対する差別(性的差別服務)は続いている)

「欧米諸国における「性的人種差別」について。日本人は下位グループ?」

なので、私自身もこの記事を作り、黒人の偉人を紹介していくことで、より黒人に対する歴史を理解していけるようにしたいと思う。

日本人が、日本人の偉人の話をされて喜ぶように、特に歴史上、長年虐げられていた黒人は、黒人の中に偉人がいるということを黒人以外の人から聞くだけでも、喜ぶと思うので、是非、黒人とのコミュニケーションに、この記事を役立ててほしい。

15位 弥助

日本人として弥助の存在を知らないのは非常に恥ずかしい。

弥助とは、戦国時代の日本に渡来した黒人で、宣教師所有の奴隷として、戦国大名・織田信長への献上品とされたが、信長に気に入られ、その家臣に召し抱えられたとされている人物で、

日本好きの外国人、特に黒人の間でも最近は広く知られるようになってきている。

「日本史では語られない「日本人女性の性奴隷」がポルトガル人の間で売買されていた史実と、豊臣秀吉との関係」

もともとは南蛮貿易の際に、スペイン方面から連れてこられた黒人奴隷。(当時、アフリカから奴隷をブラジルに連れていったり、と奴隷貿易が盛んであった。

そんな時代に、日本人のお偉いさん(織田信長)が、気に入ったというので、一般の黒人からすれば、ずっと虐げられてきた側なのに、日本ではそういう扱いはされなかった。ということになる。

弥助に関する海外のちょっとした記述は上のURLに書いた。

ちなみに第一次世界大戦後の当時の日本は(大日本帝国)は、パリ講和会議の国際連盟委員会において、人種差別の撤廃を明記するべきという提案をした。


https://en.wikipedia.org/wiki/Racial_Equality_Proposal

国際会議において人種差別撤廃を明確に主張した国は日本が世界で最初である。と言われている。

 

14位 トゥーサン・ルーヴェルチュール

もしハイチ人と会うことがあれば、この人物の存在を知らないとものすごく恥ずかしいだろう。彼ははフランス革命期のハイチの独立運動指導者であり、ジャン=ジャック・デサリーヌ等とともにハイチ建国の父の一人と看做されている。

もともと奴隷だった彼は幸運に恵まれる。農園の管理者ベヨン・ド・リベルタが、比較的、人間的で親切な”管理人でトゥーサンに読み書きを奨めたからだ。

そのためトゥーサンはフランス語の基礎と、ラテン語を自由黒人(当時奴隷ではなかった黒人)の司祭ピエール・バティストに学んだ。とされている。

その後、奴隷廃止になり、彼の復習が始まった。

 

13位 フレデリック・ダグラス

1818年
1895年2月20日

元奴隷である。

彼の奴隷所有者は白人のアーロン・アンソニーで、アンソニーの死後、ほかの奴隷所有者の元に引き渡された。またそれが転機となったのか、そこでは女主人から文字を習うことができた。

1838年、奴隷の境遇から脱出を図ることになる。船員服に黒人仲間からもらった身分証を携えて列車に乗り込み、ペンシルベニア州フィラデルフィアを経由してニューヨークに辿り着く。

その後、アイルランドに渡る。

晩年には、コロンビア特別区(首都ワシントン) の裁判所執行官、駐アメリカ占領下ハイチ共和国合衆国総領事をつとめる。

当時、黒人の奴隷がここまで上り詰めたストーリーは非常にみる価値のあるものだと思った。

 

12位 シャーリー・チザム

1924年11月30日
2005年1月1日

1968年末、米下院選挙に当選してアフリカ系アメリカ人女性として初の米連邦議会下院議員となり、1969年から1983年までの7期14年間議員を務めた人物である。

1968年の10年前くらいと言えば、いまだに白人の優先席があるという時代だったので、その10年後に女性で、しかもこの地位につけたのは、そうとう努力が必要だったのではないだろうか?

 

11位 ジョージ・ワシントン・カーヴァー

1864年1月1日
1943年1月5日

彼が生まれた当時は、米国では黒人は奴隷として働かされていた。そんな彼や彼の兄弟、母親は一緒に奴隷として、ミズーリ州でドイツ系移民のモーゼス・カーヴァーに所有されていた。

そんな奴隷のジョージは、幼児期にジョージの母親とともに誘拐されそうになり、モーゼスは犯人を追いつめたが、ジョージは発見されたとき瀕死の状態で、母親は行方不明であった。とされている。

このことが原因で彼は呼吸疾病に罹患し、労働が困難になり、奴隷として働けなくなってしまった。そして、その間、ジョージは野原を歩き回り野生植物の品種に引きつけられたり、植物の知識を蓄えていった。

その後、ミズーリ州で奴隷制度が廃止され、モーゼスは彼を奴隷としてではなく、自分の子どものように、ジョージを育てることになる。

けれどもモーゼスは経済的に困窮し、ジョージはある契約を結び、他の一家のために料理を行って報酬を受け取り、学校に通った。

とされ、ジョージの人生そのものが、また面白い。

 

10位 クリス・ガードナー

アメリカ独立宣言には、「幸福の追求(The pursuit of happiness)」という記述がある。彼の人生はまさに、その幸福の追求を代表するかのような人生であり、それが映画にもなってしまった。

幸せのちから。という映画をご存知だろうか。幸せのちから。では、ウィル・スミスが、クリス・ガードナー役を演じている。

ストーリーは、以下の英語版予告編を見るだけでいいと思うけれども、

The Pursuit of Happyness Trailer [HQ]

彼の人生は、黒人だけでなく、アメリカ人全体に知られている。

 

9位 ラルフ・バンチ

1950年、黒人として初めてノーベル賞(平和賞)を受賞した人物。当時、アメリカでは白人専用および優先座席設定があったりなど、黒人への差別はまだまだあった時代で、その時代に、黒人が初のノーベル平和賞を受賞したことは、多くの黒人に夢や希望を与えたのではないか?

また、国際連合の創設・発展にも尽力し、1963年、ジョン・F・ケネディ・アメリカ合衆国大統領から大統領自由勲章を授与された。ことからもわかるように、相当凄い人だということだ。

ちなみに、ノーベル平和賞受賞に

パレスチナ和平調停に尽力し、アラブ諸国とイスラエルの停戦交渉に貢献したからだ。

 

8位 W・E・B・デュボイス

アメリカ合衆国の公民権運動指導者の中でも、一番権威のある人といえばいいだろうか。

・公民権運動
・汎アフリカ主義
・ブラック・ナショナリズム

これらのすべての先駆者であり、全米黒人地位向上協会の創立者でもある。そんな彼は、毛沢東とも、面会している。

父がハイチ出身であるためハイチ系アメリカ人でもあるので、名前のデュボイスというのは、フランス語で、「Du Bois」といい、意味は、森の。という意味である。本人もこの名前が好きだったようだ。

ちなみにアメリカ国籍を放棄し、ガーナ国籍を取得している。

彼のことを話題に出すとき、せめて名前の由来がフランス語で「森の」を意味する。ということだけでも知っていれば、喜ばれるだろう。

 

7位 コンドリーザ・ライス

ジョージ・W・ブッシュ(ジュニアのほう)が、大統領だったときに、国務長官だったのが、ライス氏だ。

今でこそ、ドイツのメルケル首相が経済誌などで、世界最強の女性と称えられているが、フォーブス(2005年版)では、世界最強の女性ランキングで、1位となっている。

"体制の中にある不平等を克服するには、人の二倍優秀でなければいけない。"と語ったとされるライス氏のこの言葉は、考えさせられる。

こんな言葉を聞くと、私ってなにも頑張ってないんだなぁと思えてしまうほど、彼女が努力してきたことに対して感心してしまう。

ちなみに、ライス女史は、ブッシュ夫人公認の「愛人」であるという噂もあったくらいに、ブッシュ前大統領とは仲が良かったという話しもある。

 

6位 コフィー・アナン

前国連事務総長のコフィー・アナン氏。彼もまた、ノーベル平和賞(2001年)の受賞者だ。アメリカ人だと勘違いされている節のあるアナン氏だけれども、ガーナ人である。

話せる言語は、

・英語
・フランス語
・クル語 (Kru)
・アカン語 (Akan)
・他のアフリカ諸言語

などに及ぶという。国連事務総長であることから、黒人の間でも知らない人は絶対にいないというレベルであり、言うならば、韓国人が、韓国人初の国連事務総長、潘基文(パン・ギムン)氏を誇りに思っているのと少し似ているかもしれない。

以下の動画は、よく聞いています(^^♪

Kofi Annan: The World I'm Working To Create

 

5位 ローザ・パークス

1955年当時、日本では考えられないような人種差別がアメリカでは行われていた。当時のアメリカでは、白人しか座れない席があった。

日本では考えられないようなことが、つい最近まで行われていたのだ。もっとわかりやすく言うと、公共交通機関で人種隔離政策が行われていたのだ。

パークスは、それを無視して白人優先席に座った。その後、運転手が、のちに乗車した白人のために席を空けるように指示したが、パークスはこれに従わず、それが理由で逮捕されてしまう。

その後、キング牧師らが、バスへの乗車ボイコットを呼びかけ、多くの市民がこれに応じ、市のバス事業は財政破綻の危機に直面。

結果、1956年、連邦最高裁判所は、地方裁判所の判決を支持する形で、モンゴメリーの人種隔離政策に対して違憲判決を下した。

とされている。

この勇気ある女性の行動は、黒人の間でも知らない人はいない。というレベルである。

 

4位 マルコム・X

https://ja.wikipedia.org/wiki/マルコム・X

非暴力的で融和的な指導者だったキング牧師らとは対照的に、アメリカで最も著名で攻撃的な黒人解放指導者として知られているが、彼が活動中に暴力行為にでたことは一度もない。

とウィキペディアで説明されているとおり、マルコムXも公民権運動活動家であり、キング牧師と同じくらい知られている。

また彼の人生そのものが、波乱万丈で面白い。イスラム教に改宗したりするのも、面白いし、モハメド・アリとの関係も、興味深い。

 

3位 バラク・オバマ

米国初の黒人大統領として有名な、バラク・オバマ大統領。広島にも訪問してくれたり、天皇陛下に敬礼として、90度のお辞儀をしたり。やはり、完全な白人ではないという点で、有色人種側に立った行動もできるのが、オバマさんだと思う。

けれども、オバマ大統領は完全な黒人ではない。白人と黒人のハーフである。父親のバラク・オバマ・シニアは、オバマ大統領にソックリだけれども、母親のアン・ダナムは普通の白人女性である。

ちなみにこの写真はウィキペディアからもってきたものだけれども、

2011年3月17日、在アメリカ合衆国日本国大使館にて東北地方太平洋沖地震の犠牲者に弔意を表し記帳。アメリカ合衆国駐箚日本大使藤﨑一郎(左奥)が臨席。

と書かれてあった。

 

2位 ネルソン・マンデラ

南アフリカのマンデラ元大統領である。よくよく見ると、黒人なのだけれどもアッサリ顔なので、一瞬、もしかして南アフリカにも存在するコイサン人かと思った…。

「黒人には10種類ある?ネグロイドと、オーストラロイドの違いと、世界に散らばる黒人」

という話しはさておき、ネルソン・マンデラ氏は、27年間の投獄後、アパルトヘイト体制を平和的に終結させて新しい民主的な南アフリカの礎を築いたことにより、1993年に、ノーベル平和賞を受賞している。

また、国葬(こくそう)が執り行われた際には、

・皇太子徳仁親王(日本)
・チャールズ皇太子(イギリス)
・デーヴィッド・キャメロン首相(イギリス)
・バラク・オバマ大統領(アメリカ)
・ビル・クリントン元大統領(アメリカ)
・ジミー・カーター元大統領(アメリカ)
・ジルマ・ルセフ大統領(ブラジル)
・ラウル・カストロ国家評議会議長(キューバ)
・福田康夫元首相(日本)

など、各国の国家元首もしくはそれに準ずる人物が出席した。これは、一国の国王並みの待遇とも言えるかもしれない。

 

1位 マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

キング牧師の名で知られ、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動したことによる、1964年、ノーベル平和賞を受賞している。

受賞理由は、アメリカ合衆国における人種偏見を終わらせるための非暴力抵抗運動。

キング牧師は、マルコムXとよく比べられるが、この二人の違いは、おおざっぱに言ってしまえば、

・キング牧師(非暴力的)
・マルコムX(攻撃的だけれども非暴力的)

よく、この二人はライバル関係にあると言われているが、マルコムXが非暴力的だったことを考えると、ライバルというのは間違っているという声もある。

アメリカではキングの栄誉を称え、ロナルド・レーガン政権下の1986年よりキングの誕生日(1月15日)に近い毎年1月第3月曜日をキング牧師記念日(Martin Luther King, Jr. Day)として祝日としている。

アメリカにおいて生前の業績から祝日が制定された故人は、他にクリストファー・コロンブスとジョージ・ワシントン、エイブラハム・リンカーン(誕生日2月12日は1892年に連邦の休日と宣言されたが、後にジョージ・ワシントンの誕生日と併せて大統領の日とされ毎年2月第3月曜日に制定されている)の3人しかいない。

というように、事実上アメリカの黒人の中で一番偉い人とされているということになる。

 

まだまだ他にもいるけれども、私の知識だけじゃ到底追いつかない…。内容は今後も拡大してきたいと思います(^^♪

・Shaka

・Charlie Sifford
・Willie O'Ree
・Bayard Rustin
・Matthew Henson

・Jesse Owens
・Johnny Bright
・Wendell Scott
・Maya Angelou
・Nina Simone

・Percy Julian
・Adam Clayton Powell
・Jr.-Hank Aaron-Sam Lacy
・Wendell Smith
・Oprah Winfrey

・Satchel Paige
・Marian Anderson
・Bessie Coleman
・bass reeves
・Josephine baker

・Doris Miller
・Benjamin O.Davis.Jr.
・Joe Louis-Larry Doby
・Langston Hughers
・Thurgood Marshall

・William Hastie
・Wilt Chamberlain
・Harriet Tubman
・Jackie Robinson
・Elijah McCoy

・Jan Matzeliger
・Lewis latimer
・Fred Jones
・Lloyd hall
・Charles Drew
・Eartha Kitt
・Macon Bolling Allen

・Daisy Bates

・Jean Baptiste Point du Sable

・Matt Baker (Comic artist)
・Henry Louis Gates Jr.
・Dorothy Height
・Claudette Colvin
・Amelia Boynton Robinson
・Irene Morgan
・Rebecca Lee Crumpler (Physician)

http://www.who2.com/list/black-history-month-biographies/
https://www.biography.com/tag/black-history
https://www.history.com/topics/black-history
https://www.nbcnews.com/news/nbcblk/14-individuals-who-made-black-history-n722051
https://www.msn.com/en-us/lifestyle/smart-living/20-important-leaders-to-know-for-black-history-month/ss-BBIzYY3
https://www.biographyonline.net/people/famous-black-people-changed-world.html

https://www.biographyonline.net/people/famous-black-people-changed-world.html

最後に。

私の調べたい黒人の偉人があまりにもありすぎて、1日、2日だけではこの記事は完成できないことに気づいた。今後も少しずつ知識を吸収しつつ、偉人の写真を追加していきたいと思う(^_-)-☆

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