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教えてみて気が付いた、英語とフランス語が違う部分(文法、発音など)TOP15





この記事では私がフランス語のコーチをはじめて気づいたことをメモ代わりに書いていきたいと思う。ランキングは印象が残りやすいように振っただけで、特別な意味はない。私のメモ代わりであるのと同時に、私がフランス語を教えるときのノートとして書いたものであり、英語とフランス語の違いで気づいた部分をごちゃ混ぜに列挙させた記事だと思ってもらえたらそれでいい。( ´艸`)/



15位 所有形容詞の次が母音だと、変化する謎

Sa femme actuelle est son ancienne secrétaire.

このフランス語文は、His current wife is his former secretary. の意味で、つまり、彼の現在の妻は、彼の以前の秘書です。という文なのだけど、secrétaireは、男性名詞でも女性名詞でもあるが、ここでは女性を表す形(なぜなら、femmeというのは女性だからである)になっているにもかかわらず、それを形容しているのが、son(彼の)になってしまっている。

一見、日本語訳をみると、son(彼の)であっているような気もするが、フランス語では、秘書が女性だった場合、それを形容する部分も、sa(彼女の)としなければならない。

けれど、この文では、son の次に、ancienne という、母音から始まるものがきているので、sa ではなく、son となってしまうのだ。


14位 英語には鼻母音ない上に、フランス語の鼻母音の発音は、ここを抑える

英語には鼻母音がない。IPAで表記すると、フランス語には、以下3つの鼻母音が存在する。

①bon[bɔ̃]
②en[ɑ̃]
③train[tʀɛ̃]
④un [œ̃]

まず、①は、英語のオーと同じなのだけど、喉のほうでこもったようなオ+鼻母音にするのがコツ。②は、IPA上、アの発音にも思えるのだが、日本人が発するようなオの音+鼻母音にするのがコツ。③は、英語における、bed[bɛd]にでてくる音だが、英語のエというよりは、エとアの中間音で、どちらかというと、アに聞こえるので、ア+鼻母音と考えれば大丈夫。

④は、③とほぼ同じと見なされることが多いので、鼻母音は3つあると覚えておけばOKである。



13位 フランス語と英語の舌の位置

フランス語は、前の方に舌を基本的に置きながら話すと、話しやすい感じがする。一方、英語は喉の、つまり後ろのほうを中心に意識したほうが話しやすい気がする。

その理由は、下にも書くが、フランス語の場合、Lの音がハッキリしているため、前歯の裏にしっかりつくように発音するので、舌が前にきやすいのかな。と思う。

英語の場合、前歯の裏ではなく、前歯の裏の上にある歯茎にくっつけて発音するライトエルと、喉のほうでウのように発するダークエルがあり、ダークエルのほうが多いことや、Rの発音、英語特有の喉から出るような伸ばすアーという音などもあり、喉周辺で話しているように聞こえるのだろう。

けど、どちらの言語も話してみて気づくのは、やはりフランス語は口元で話したほうが滑りが良い感じがする。


11位 Rの音は、アメリカ英語とは違う

英語のRは、中国語のように舌を巻くのではなく、下の根っこを後ろに引っ張り、その振動で喉が響くような音だが、フランス語は、口蓋垂(のどちんこ)を震わせるだけでいいので、非常に楽なのである。またこの音は、ドイツ語にも存在し、最初はハヒフヘホのように発音することから心がけ、少しずつ口蓋垂を震わせることで習得できる音。

けれども問題は英語のRの音で、こちらはアメリカの子供たちでも、最後に習う発音と言われている。(American Accent Training の説明によると)

またたとえばベトナム系アメリカ人だったりした場合、家庭でベトナム語を話すような人は、たとえアメリカ英語が話せても、Rの音がネイティブスピーカーのように聞こえない場合がある。

これはおそらく、舌根の筋肉と関係しているのではないか。と私は思っているのだ。

「英語の "R" は、ほかの主要言語には存在しない。舌根の筋肉が関係?多言語を学んで気づいた7つの発音 ɹ / r / ʁ / ʀ / ɻ / ɾ の違い」



10位 en は、英語の in ではない?

フランス語の前置詞には完全なイメージはないの?それをつかめないと、できないよね。けれども英語にも、In April と、on Friday のように、完全にイメージとはかけ離れている、つまり昔、勝手に相性よくくっつけられたものはいくつもある。ということを考えても、ある程度の部分は最初暗記するしかないというのが私の結論だ。

https://www.thoughtco.com/learn-essential-french-prepositions-4078684

また、フランス語を教えていてよく、質問されるのが、

Je veux aller au Japon.(私は日本行きたい)
Je veux aller en France.(私はフランス行きたい)

この違いだ。どちらとも、日本に行きたい。とか、フランスに行きたい。なので、英語で言えば、au(à と le の縮約形)のように、to のような前置詞を置いているわけだけれども、フランスの場合は、en になっている。

これは単に、France(女性名詞)が、Japon(男性名詞)とは違い、女性名詞だからという不思議な決まりなのである…。

ちなみに、アメリカ合衆国(United States)のStates はいくつもの州という意味で複数形なので、

Je suis aux États-Unis.(私はアメリカいます)

となる。

これら、au, en, aux などは、英語の to をイメージさせるものもあれば、in をイメージさせる使い方もあるので、英語の前置詞に慣れている人にとっては、非常に扱いづらい部分がある。


9位 前置詞+方位副詞が、フランス語にはないはウソ?

英語には、take + away(動詞+方位副詞)で構成されるような、いわゆる句動詞というものがある。英語を覚える人が、結構こういう句動詞(idiomとも呼ばれている)を覚えるのが面倒って思っている人結構、多いんじゃないのかなぁ。

フランス在住者のあるブログによると、

「(人)を連れていく」場合も、「(物)を持っていく」場合も”take”で表現し、これに”away”を付ければ「連れ(持ち)去る」というニュアンスになります。フランス語の場合は、「(人)を連れていく」が”emmener”、「(物)を持っていく場合」は”emporter”です。このように目的語によって違う動詞を覚える必要があり、「持ち去る」の”away”というニュアンスがあるかどうかは文脈で判断するしかありません。

フランス語と英語はどっちが難しい?フランス語が圧倒的に難しい理由6つ(MADAME RIRI)

と紹介されてあったが、まさにこれは正しいと言える。けれども、これは動詞+方位副詞の場合であって、たとえば、フランス語にも、句動詞(Phrasal Verb=コロケーションとしてもう勝手にくっついてしまっているもの)も、少数ながら存在する。

その一覧を簡単に紹介すると、こんな感じである。

・donner sur=overlook(見落とす)
・avoir peur de=be afraid of(~を恐れる)
・courir après=run after(追いかける)
・mettre bas=give birth(出産する)

The 15 Most Common French Phrasal Verbs Every Learner Must Know

けど、注目してほしいのは、動詞の次が、前置詞になっている点である。英語学習者の仲にも、

①動詞+副詞
②動詞+前置詞

の塊を同じものだと思っている人もいるが、これは形が似ているのでそう見えるが、イントネーションなどのつけ方も違ってくるので注意が必要。

こういうものをまとめて、句動詞と呼ぶことがあるので、非常に紛らわしいのである…。この部分をまず英語で理解することが必要で、私が英語学習者に勧めている大学JUKEN新書 英熟語ターゲット1000〔4訂版〕では、きちんとイントネーションのつけ方まで細かく書いてあるので、英語レッスンで教える際にも、重宝している。


8位 英語ではリエイゾンと言うが…



フランス語を教え始めたとき最初に戸惑っていたのが、英語にはリエイゾンがあるが、フランス語にはリエゾンとアンシェヌマンがあるということだった。

リエゾンとアンシェヌマンの違いを言葉で説明するのに2,3週間寝かせる必要があったくらい…。

で、英語の場合、特にアメリカ英語の場合は、in a way が、インアウェイではなく、イナウェイとなるように、in a way n と a がそのままくっついて話される。これを音声学ではリエイゾン(liaison)という。けど、英語におけるリエイゾンというのは、ウィキペディアのページでも探せないが、liaison にリンクしているように、確かに英語における単語を繋げる行為は、リエイゾンというのである。

でも、フランス語の場合は、英語におけるリエイゾンと思っていたものが、アンシェヌマンの意味であり、フランス語では、リエゾンという違うものがある。つまり、リエゾンというものは、名前こそ同じだが、英語におけるリエイゾンとは違うのだ。

・アンシェヌマン(フランス語)=リエイゾン(英語)
・アンシェヌマン(フランス語)=英語にはない

たとえば、例を挙げてみよう。

mes amis [me.z‿a.mi] メミ=これがフランス語におけるリエゾンである。

mes は、通常、メとだけ読むものである。(mes の s は、単独では発音されない子音)なのに、次の名詞に母音が来ると、s の音が、ザとなってしまう。英語にはそもそも、mes ならメスと読むのが普通なので、リエゾンという概念がないのである。

アンシェヌマンは英語の、イナウェイ(in a way)と同じように、Il avait l'air très triste.(イラ)と読むように、il は、単独でもイルと読むので、そのまま次の母音と繋がって、イラとなった形である。

このように英語学習からすると、一度頭を整理させなければならない部分なので、フランス語学習者の多くが、この部分で躓くことになる。


7位 言語系統は同じだが、その下位グループが違う

英語とフランス語は、インド・ヨーロッパ語族に分類される。その中でも、英語はゲルマン語派(ドイツ語、オランダ語、北欧の言語など)であり、フランス語は、ロマンス諸語(イタリア語、スペイン語、ポルトガル語など)である。

けれども、英語とドイツ語が文法的にものすごく似ているか?と言われれは実際レベルではそういうわけでもなく、むしろ、英語とフランス語のほうが、文法と言うよりも語順が似ているので覚えやすいというメリットはある。


6位 日本語と同じ語順と思えるものがある


Je le jette ou tu le gardes?

これは、英語にすると、I throw it or do you keep it? になるわけだが、フランス語の場合、日本語と同じように、

私がそれを捨てる、もしくは、あなたがそれを捨てる?という語順になっている。

ポイントは、le =それを(直接目的語)の部分であって、英語の場合は、主語の次にこれが来ることはない。

なので、英語に慣れているものがフランス語のこの語順を話そうとするとき、最初は少し戸惑う。というのは、フランス語を教えていていつも感じることである。

※I love her.=私は、愛する、彼女を。が、フランス語では、 Je l'aime.=私は、彼を、愛する。→日本語と語順一緒でしょぉ~!?(^_-)-☆

ちなみに、これには仕掛けがあって、通常は、フランス語でも、J'aime Marie. =私は、好きです、マリーが。という、英語と同じ語順なのだけど、この直接目的語が、it などの(フランス語では、le など)人称代名詞になると、日本語と同じ語順になるのである。


5位 形容詞の位置は真逆

Ç'est une histoire ordinaire.=これは普通の話だよぉ。を英語に直すと、It's an ordinary story. になる。

つまり、ここでのポイントは、英語と日本語は同じように、普通の(形容詞)+(名詞)という語順である。

一方、フランス語は、(名詞)+普通の(形容詞)というように、後付け形容詞なのだ。けど、これは英語にもあり、That is something good. や、It was a surprise for the members present. のように、形容詞を後に置いているものもあり、英語学習者の間では、TOEICの点数が高くても、話すときに、後置修飾ができていない人は非常に多い。

※こういうのを英語の文法では後置修飾(こうちしゅうしょく)なんて言ったりもする。


4位 部分冠詞というものがある

英語にも数えられない名詞(不可算名詞)というものはある。たとえば英語でも、water は数えられないので、a glass of water というように、a water というふうにはできない。と言えばわかりやすいだろうか。

フランス語の場合は、不可算名詞の前に、a glass of のような英語のナガーイものをつけるのではなく、

男性名詞の場合は、du→du café, du lait
女性名詞の場合、de la→de la bière
・男性・女性名詞に関係なく、母音の場合は、de l→de l'eau, de l'argent

で、これ(部分冠詞)をどのように英語で解釈したらいいのか?と考えたとき、私は、some café, some beer, some water, のように、英語の some に訳すようにしている。



3位 否定の場合は、de

de といえば、~の。という意味だったり、英語の不定詞における、to の役割だと覚えているフランス学習者は多いが、それは間違っていない。

けれども、私は車を持っていない(I don't have a car)と言いたいとき、基本的には、Je n'ai pas de voiture. と言う。

これを英語に直すと(グーグル翻訳で)、I don't have a car とでてくるが、実際は、I don't have any car, のようなニュアンスだと思う。

で、I don't have any car. をグーグル翻訳でフランス語に変えてみると、やはり、 de voiture がでてきた。


2位 国名に定冠詞がつく

私が英語を教えているとき、the Japan! とか言わないで!と厳しく言うのだが、逆にフランス語を教えるときは、le Japon! って言ってちょうだい!と、真逆のことを言わなければならないことになる…。

最初は戸惑うが、誰かに何度も注意されると、直ってくるものである…。


1位 pas を使わない否定形がある

フランス語で否定形と言えば、 ne ... pas というふうに、ne と pas の間に動詞をはさむわけだが、

Je n'aime pas le Japon.

pas がつかないものもある。そういう類のものは、以下のように、もう~ない。のような表現のときにでてくる。

Il n'est plus(jamais) jeune. =はもう(決して)若くない。

今後も、発見したことがあり次第、追加していきますね(^_-)-☆

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