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縄文人のように平和的な空気?スンダ人と、バンドンに住んでみて発見したこと TOP7




バンドン会議。と言えば、アジア・アフリカ会議(1955年4月)のことである。これは、日本人にとっても、当時、欧米の植民地化から独立したばかりだったアジア・アフリカの国々にとっても、意味のある会議であり、是非覚えておいてほしい。

この会議では主に、「反帝国主義(反植民主義)民族自決の精神」、「アメリカ(西側諸国)、ソビエト連邦(東側諸国)のいずれにも属さない第3の立場を貫こうとする基本的指向」によって、第三世界の存在を確立することなどを採択した。

つまり、アジアとアフリカで協力し合って、白人の言いなりになるのはもう終わりにしよう。というようなもの。

この会議には、アジア・アフリカから、合計29ヶ国が参加したが、韓国や北朝鮮(対立していたため)、台湾(中国と敵対であったため)、モンゴル(ソビエトの傀儡であったため)などは、参加しなかった。

と、この記事には全く関係のない歴史的なことを先に語ってしまったが、バンドンと言えば、日本人がイメージできるものは、この会議くらいしかないのではないだろうか。

またこの会議は歴史的にも重要なイベントだったので、ついでに覚えていてほしかったわけ…。(;^_^A



そんな日本人にはほとんど知られていないバンドンに、私は2019年2月の始めくらいに1週間ほど滞在してみていた。なので、この記事では、バンドンに関して、様々な角度から語っていきたいと思う。

この記事の目的は、東南アジアにもこのような、避暑地だけれども、大都会、そして普段のインドネシアとは一味違ったスンダ人を感じてもらうことだ。

さあ、はじめよう。

①私がバンドンに目を付けた理由



そもそもバンドンという場所を知ったのは、数年前から目をつけていたインドネシア第二の都市スラバヤよりも、もっと最近である。つまり、つい最近までバンドンを知らなかったということだ。

インドネシアで、どこに住むのが快適なのか。ということをずっとネットで調べていると、バンドンという都市名が何度も上がってきていたので、興味は持っていたが、ジャカルタから電車で3時間半くらいにあるこの場所は、特に私の頭には強く残っていなかった。

ジャカルタから近いし、どうせジャカルタと変わらないんじゃね?みたいに頭の中で思っていたのかも…。

けれども、マレーシアに住んでいた時に、ジャカルタに行くついでに他の都市も行ってみたい。という強い希望があり、スラバヤにも行ってみようと思ったが、スラバヤはジャカルタから結構離れているので、行く気にはならず、バンドンに行って見ることにしたわけ。


その強い動機が、ある人のブログに書かれていた以下のようなことだった。

バンドンにはスンダ人という民族が住んでおり、彼らは縄文系の日本人が持っているような、平和的な空気を持っていて、世界にもこんな平和な場所があるなんて知らなかった。

また、バンドンとは、標高 768 m にあり、軽井沢周辺の標高、1000メートル前後に近く、年中常夏のインドネシアなのにも関わらず、エアコンが要らないくらい夜は、涼しい。という情報も、私をこの地に運ぶ強い動機となった。

だって、東南アジアなのに、北海道のカラっとした夏、夜は涼しい風が気持ちいい、みたいな場所があるなんて、絶対に行ってみたいし、日本人が全然行ったことのない都市なら、なおさら行ってみたかったからだ。おまけに、スンダ人という縄文人に似ている平和的な空気。という、言葉はより一層、私をバンドンに運ぶ強い動機となったわけ。



②スンダ人は縄文人に似てる?彼らの特徴

バンドンはスンダ人の国。バンドンは都市名なのに、なぜに国?って思ったかもしれないが、ここはスンダ人という民族がとびっきり多い。その数字は明確には示されていないが、バンドンの大多数が、スンダ人の子孫と言われている。

なんでも、スンダ人は民族意識が非常に強く、自分たちの故郷とも言えるバンドンという山の上からは降りたくないのだとか…。

ハンサムな男性、美女などが多いことでインドネシア人の間でも特別視または嫉妬されることも多いスンダ人だが、その理由に、顔の形がジャワ人とは若干違い、面長で顎が割とシャクレているという傾向があげられるかもしれない。

私はジャカルタに2日ほど滞在してから飛行機で40分くらいかけてバンドンに行ったので、人々の平均顔が違う。というのは、すぐに分かった。

私がざっくり見た感じだと、スンダ人のほうがやはり面長。また目がキリっとしている人も多い気がした。(あくまで全体的な印象)

ジャワ人は丸っこい人も多い気がする。けど、何とも言えない。何が違うのかは分からないが、インドネシア人が、スンダ人のほうが、オシャレで、芸術性に溢れ、など、褒めるのが何となくわかるような気がした。

「日本人とも関係がある?多民族国家「インドネシア」の民族 TOP20」

また、ジャカルタでは感じなかったが、なぜかバンドンに来てからは、ここに住んでいる人たちって、なんか反応が日本人に似てない?と思う場面によく遭遇した。

明らかに、中国人や韓国人にはなく、日本人にはあるような挙動。なんていうのだろう、例えば、交通に関して言えば、バイクの量が多いのだけれども、皆歩く人がやってくると、スピードをきちんと落としてくれる。

これが、台湾とかだと想像できるよね…?人の性格にもよるけど、韓国の大邱に住んでいた時も、基本的に車が優先で、車を乗ると性格がガラっと変わってしまうような人は多く目についた。

またスラバヤでも、たまに速度を落としてくれない人がいる。やはりバンドンとは違うのだろう。

そういえば、私が最初、スンダ人が日本人に似ていると思ったのは、タクシードライバの運転の仕方や、そういうバイクに乗っている人たちの挙動(立ち居振る舞い)である。

彼らには、人が考えていることを先に察知して行動する力が優れているのかしら。と思う場面が多かった。

また、ホテルのスタッフ。何人かの女性スタッフの挙動を観察していたが、日本人女性が謝るときの感じと似ている部分があったり、言葉では表せないけど、彼女たちがもしも日本語で接客していたら、普通に日本人に見えてしまうのではないか。という場面を何度も想像してしまうくらい、何か似ているものを感じたのだ。

明らかに、ジャカルタやスラバヤにいるジャワ人とは何か雰囲気が違うというのは確実である。おそらく、ジャワ人も、スンダ人も、イスラム化される前は、ヒンドゥー教の影響を受けていたが、その中でも、スンダ人は彼らの本来の信仰などを守り抜いてきたからなのかもしれない。と思う。

けど、なんとなくだけど、スンダ人の国でもあるこのバンドンは、なんというか、商人的な気質を全く感じないのが印象的だった。

例えば、お店で何かを見ていても、現代的な勧誘っぽく近づいてきて売りつけようとする人をあまり見なかったためか、何か気高いものを感じてしまった。

また、実際に、インドネシアの歴史をこの記事で掘り起こすつもりはないが、スンダ王国(669年–1579年)というものがあり、彼らが長い王朝を持っていたことが分かる。


③バンドンの気候と、人々のファッション

バンドンはカラっとしていて、ジャカルタやスラバヤのような生ぬるい湿気がない。なので夜は少し注意したほうがいい。というのも、夜は結構肌寒い。ということもあってか、男女問わず、昼間から皆、長そでを着ている人のほうが多い。

長袖を着る理由は、男女問わず美意識の高いスンダ人が、肌をこれ以上焼かないように気を遣っていることや、夜になると肌寒くなるので、その対策としてだろう。

半袖の人を探すほうが難しいと思う場所も結構多い。逆に私が、半袖で目立つと思った場面もあった。

ジャカルタのことは良く知らないが、バンドンは盆地で北部が富裕層の多い土地で、坂道のようになっている。つまり、山のほうは地価が高いという感じで、バンドン駅周辺は大気汚染が酷いようなイメージがあるが、北部の山の上は、割と空気が綺麗で、オシャレなカフェも多い。

そのオシャレ度なのだけど、やはり山なので、自然に囲まれた少しヨーロッパ的なものを彷彿させる空気がある。

ここがかつてオランダの植民地だった時に、「ジャワのパリ、Paris van Java 」と呼ばれていたことも納得できる。


④バンドンの楽しみ方は、山と温泉



バンドンという街は、なかなか日本人の間では話題にならないが、巨大な都市圏を持っている。

以前、以下のランキングでも書いたけれども、

「バンコク・ホーチミン・クアラルンプール・シンガポール・ジャカルタ・マニラ・ヤンゴン。どれが東南アジアで1番の大都市圏?」

インドネシア第二の都市スラバヤとも都市圏人口は近く、バンドンにあるホテルの高層階から街を眺めていると、もう果てしなく市街地が続いている。

それはなぜだろうか。このバンドンが、高層ビルをあまり建てないため、横にどんどん広がっていく現象が起きているからだと思う。

インドネシア第三の都市にしては高層ビルが少なく、ある意味こだわりなのかな。とも思ってしまった。けれども、ショッピングセンターなどは充実していて、高層ビルがなくても、シンガポールのような空間は街の至る所に点在している。

また、バンドンは温泉が湧き出ていることでも有名。バリ島のような島で温泉に浸かるのもいいが、高原で温泉ライフを送るのもよさそう。まさに軽井沢だ…。

以下、いくつもの温泉施設をまとめた記事を発見した。

11 hot springs around Bandung where you can soak in


⑤1ヶ月3万円あれば、コンドミニアムに住める





Lungs Parahyangan Residence Cozy Studio Apartment

私がバンドンに来て驚いたことは、平日だとお客が少ないためか、スイートの高層階が4000円という破格の安さで泊れたことだ。しかも、快適。けれども注意しなければならないのは、バスタブがあるような部屋は、値段がもっと高くなる。私のスイートはバスタブがなかったが、30階の高層階で窓が広かったので、部屋の真下にあるバンドンのスラム街っぽい地区をずっと見ることができた。

で、上の写真は、バンドンの普通のコンドミニアムで、1ヶ月どのくらいかかるか。Airbnb.com で探してみた部屋。この程度の部屋で、3万円も行かないくらい…。しかも、こういうコンドミニアムには基本、富裕層ばかりなので、英語が通じる人も多く、長期滞在でも、色々な出会いがあることは間違いない。

このコンドミニアムが、3万円以下ということは、コンドミニアムではない一般のインドネシア人が住んでいるような部屋でもいい場合、1万5千円くらいのもあるということ。


⑥富裕層が集まるデパートはここ



Photo: “PVJ - there's SOGO here @ Lvl 1”

※Paris Van Java MallにあるSOGO

バンドンという街は外に出れば、それこそ貧しいエリアばかりなのに、場所によっては、高級地区があったり、また、バンドンにあるいくつかのショッピングモールは、いきなりシンガポールにでも飛んだかのように時代が一気に変わる。客層も違えば、清潔さも違う。特に、トイレに関して言えば、マレーシアにある、中間層以上の人たちが集まるショッピングモールよりも綺麗だったりしたところには驚いた。

あきらかにマレーシアよりも、インドネシアのトイレのほうが綺麗と感じるのは、マレーシアの場合、イスラム教徒とヒンドゥー教徒がどちらともティッシュを使わず、シャワーみたいなホースで、左手を使って流すからだろう…。

特にインド人がいる場所は、汚い。というのは、今までもネットで見てきたが本当にそうだと改めて感じた。

①Paris Van Java Mall
②Trans Studio Mall
③Festival Citylink

色々なショッピングモールに足を運んでみたが、私がまた行きたいと思ったのは、この3つだった。特に①は、高層建築ではないのに内装がシッカリしていて、客層がシンガポールという感じだったのに衝撃。この中で一番高級感を感じた。

②は、バンドンで一番大きなショッピングモールでホテルも併設されているので、高級感があるが、Paris Van Java ほどではない。けれども、ここには、スーパーマーケット、フードコート、なんでも揃っているので、暇をつぶせる。またスタバもあるので、wifi もキャッチできる。

③は、②よりも一つグレードを落としたような感じだが、それほど差はない。②が、バンドン東部にある中心地だとすれば、②は、バンドン南西部にある中心地という感じで、①は北部の中心地(富裕層のための)という感じかもしれない…。



⑦日本食材は揃ってるが、日本人は少ない

バンドンに行く前、私はバンドンに関するあらゆるブログを調べていた。というのも、長期滞在をする場合、日本食材の情報が一番重要になるからだ。

まさか、インドネシア料理を屋台で毎日食べるなんて私にはできないので…。もともと、ジャワ島とバリ島に展開する日本食材スーパー「Papaya」がバンドンにもあるということは知っていた。

けれども、Papaya が、単なる日本食材スーパーというよりは、高級スーパーみたいな、いわゆる富裕層が集まる場所だとは実際に行ってみて初めて体感した。

スラバヤの Papaya と同じように、顧客の大部分が中華系インドネシア人や、富裕層のインドネシア人だけれども、日本人が好むものがほぼ揃っていて、日本人のためのスーパーであることは変わらない。



日本からの輸入品もあれば、Papaya オリジナルのものもある。オリジナルのものはインドネシアで生産しているものも多く、日本の味とは少し変わってくるが、ほぼ再現されている。豆腐や納豆は、Papaya オリジナルのほうが美味しい。と思えるものも多かった。

こんな街に、こんなにも日本食材が売っているなんて、誰が想像していただろうか。とさえ思ってしまうほど、充実していた。まさに、新天地を発見した気分。

けど、難点なのは、Papaya が、バンドンの北部、Setiabudi という高級住宅街にあるという点である。この周辺に住んでいれば問題ないのだが、この辺はものすごく物価が高く、この周辺には、こんなにも小ぎれいな人たちがバンドンにいたの?というくらい集まってくる Paris Van Java Mall という、バンドンの富裕層が、集まる場所もある。

地図上でみると一見、平凡なショッピングモールに見えるのだが、実際に行ってみるとかなり巨大で、地下空間も広く、エアコンはガンガンで、歩いている人に中華系インドネシア人が多く、飲食の値段もほとんど変わらない…。

しかも、ここで働いているものの多くが英語が流暢という、カルチャーショック…。

ここに、SOGOも進出しているわけだが、ここだけやはりシンガポールのように突出していた…。

※バンドンのPapaya情報
以下、グーグルマップから、この店舗の写真がいくつも見れる。まだ店舗に行ったことのない人は、ここからまずじっくり館内の写真をみて、自分が欲しいものがあるのか、確認すると良いだろう。(もの凄い数の写真が出てくる…)

Papaya fresh gallery bundung


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縄文人のように平和的な空気?スンダ人と、バンドンに住んでみて発見したこと TOP7 縄文人のように平和的な空気?スンダ人と、バンドンに住んでみて発見したこと TOP7 Reviewed by よこいりょうこ on 3月 14, 2019 Rating: 5

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