新しいタイプのプロパガンダ!?海外在住、多言語話者でオカマの「まるちりんがーる」りょうこが言語や国際事情を独自の視点で発信していきます( ゚Д゚)/



論語を残した「孔子」の故郷「曲阜」に行って感じた40万人都市、中国のド田舎の雰囲気と、人の感覚




2回目の山東省。今回は、河南省と新疆ウイグル自治区も見てきたのでどっと疲れてしまった。去年と言えばまだ日本に住んでいたので、気分転換に夏の間、山東省の済南を自分の住み心地良い街とするべく、色んなショッピングモールを回ったりしてきたが、今回は中央アジアに行くときの寄り道に過ぎなかったので、ホステルでかなりゆったりした時間を過ごしていた。

中国って1年経つだけでガラっと変わるね…。経済成長6%というのはこういうことなのか。と考えさせられる。

ちなみに済南で宿泊していたホステルのスタッフは前回と全然変わっていなく、QQを交換していた人たちがまだ4人も残っていたりして、かなり快適なステイだった。

そんな私は、ホステルで色んな中国人と交流しているたびに、「曲阜には行った?」と、特に山東人から聞かれることが多かった。「曲阜?んなもん知らへんよ」と心の中では思っていたが、時間もあったし、高鉄で40分もかからない場所にあったので、行ってみることにしたのだ。

なにせ、済南にずっといてもつまらなく感じたときだったので…(;^_^A

ではでは、曲阜のことや、中国の哲学者として有名な人物なども絡めて、書いていきたいと思う。


①孔子の存在をまず知ってほしい(現在の日本人にかなりの影響を及ぼしている)



孔子といえば論語を残した人物である。ものすごく簡単に書くと、将来1万円札の肖像画になる渋沢栄一が心の拠り所にしていたとも言われているのが、この論語なのである。

論語は漢文で書かれているので現代版を読んだほうがすんなり理解できるので、まさに渋沢栄一氏が書いた、

渋沢栄一「論語」の読み方(2004/10/1)

を読むことをお勧めする。この本はなんとamazonのレビューで5つ星(17レビュー)。読んでみるだけで、日ごろの行いを変えるのに役立つことだろう。

論語というのは、人間の生き方、人との付き合い方、人生で成功する方法がこの本の中に詰まっていて、同時に、この現代版の本は、 資本主義の父ともいわれる渋沢栄一から学べることも多い。

これまで読んできた本で一番良かったと感じました。

とレビューが残るほど、内容が濃く、格安で良質な本。ヨーロッパでは聖書やタルムード、東洋では中国古典、その中でも論語。が、ビジネスや人間関係で成功する上で必読とも言われているので、間違いないはずよ('ω')ノ

また、東南アジアによく行く人は、現地の華人を理解するためにも、論語は読むべしw彼らは物凄く賢いからね…。

「プラナカン、トトック、苦力。東南アジアの華人(華僑)について日本人が知っておくべきこと TOP10」




②孔子の故郷、曲阜への行き方

曲阜東駅は高鉄が通っている。なので、青島や済南からでも行ける。多くの人は北京から向かうだろうけど、北京ー上海間の高鉄の中に、曲阜も含まれているので北京からも上海からも簡単に行ける。

ちなみに、曲阜は、山東省済寧市の中に組み込まれた都市なので、以下の地図上では済寧市の位置にあるということを理解しておこう。



けれども高鉄の切符は売り切れが多発しているので、早めに買いに行ったほうがいい。少なくても、12時に切符売り場に行って、1時、2時の高鉄に乗れるとうことはないと考えたほうがよく、一日前くらいに確保することをお勧め。

※日本のクレジットではネット決済はできない


③孔子/老子/墨子/孟子/荘子/韓非子の違い

中国の哲学者の中には、~子のつくものがたくさんいる。思想の違いをグダグダ書くつもりはないが、せめて、誰が一番古いのか。ということ、そしてこれら似た名前を時系列に並べてみるとどんな感じになるのか。とうことを以下に書いていく。

これを知らずには、なぜ孔子がこれほど注目を浴びているのか、理解すらできないと思うので、この際お浚いしてほしい。

老子(紀元前6世紀)→河南省鹿邑県
孔子(紀元前552年~紀元前479年)→山東省曲阜市
墨子(紀元前470年~紀元前390年頃?)→山東省滕州市
孟子(紀元前372年? - 紀元前289年)→山東省済寧市
荘子(紀元前369年頃 - 紀元前286年)→河南省商丘市
荀子(紀元前313年? - 紀元前238年以降)→山西省新緯県
韓非子(公元前280年~公元前233年)→河南省鄭州市

このような順番になる。私が訪れた鄭州市が、中華民族の中心である。と言った意味も、これで少しわかるのではないだろうか。鄭州を知らない人が多すぎ(´;ω;`)勿体ない…。洛陽、開封、少林寺もあるのに!w

「中華民族発祥「中原」の中心に位置する、河南省最大の反日都市「鄭州」に滞在して感じたこと TOP10」

まさにこれら6人の哲学者は、山東省南部~河南省鄭州市にかけての場所で誕生しているのである。ちなみ日本が神道だとすれば、中国は道教であるが、その道教の祖が老子とも言われていて、老子の故郷が国の最上級観光地に 河南という記事からも分かるように、老子もかなり中国で尊敬されている人物だということが分かる。

以下、これらの違いを詳しく解説した記事を発見。私も勉強しなきゃ。

諸子百家の思想まとめ(孔子、孟子、老子、墨子、韓非子など)|高校世界史・倫理の解説と問題(Irohabook)


④論語で有名な言葉

よくできた人物は何をなすべきかを考え、つまらない人物は何をすれば得かを考える 
ある事に知識のある人であっても、その事を好む人には及ばない。また、その事を好む人であってもその事を楽しむ人には及ばない。
そのような生活の中にも楽しみはある。自分がなすべきでない事を行って財産や地位を得たとしてもそれは浮雲の様にはかないことに思える。
学んでも考えなければ、ものごとははっきりしない。考えても学ばなければ独断におちいって危険である。 
わたしは三人で行動したら、きっとそこに自分の師を見つける。善い人を選んでそれに見ならい、善くない人にはその善くないことをわが身について直すからだ。  
過ちをしても改めない。これを本当の過ちというのだ

Reference
https://www.taikutsu-breaking.com/entry/koushi-rongo
https://hinemoto1231.com/reading/rongo_meigen

以下、twitter で論語をつぶやいているアカウントもあるので、本が買えない人は、論語の教えに触れるようにしよう。

https://twitter.com/bot88689777
https://twitter.com/EasyRongo_bot


⑤曲阜は樹木が非常に多く、ゴミが少ない



http://www.sohu.com/a/128794735_119283

中国といえば大都市に行く人がほとんどである。私も大都市ばかりに浸かっているので、曲阜の田舎っぽさと、建物が古いのにリノベーションされた感じでヨーロッパの古都のように工夫している感に魅了された。

また1人当たりのGDPは済南の半分以下(40万円くらい)で、若干やはり済南よりも更に田舎っぽさを感じた。

上の写真が市の中心部だが、城壁都市といようになっていて城壁の中に入ると普通に人々が生活しているエリアになる。

また観光都市だからか、ゴミが一つも見当たらなかった。町の至る所に、「文化●●」などと書かれており、ゴミを捨てようとするものはいなかったのかもしれない。

たまたま私の歩いていた場所が市の中心だったからなのかもしれないが、中国ではゴミがあると、ゴミを片付ける専用のスタッフ(大抵おばちゃん)みたいな人がササっと捨ててしまうという仕組みもできている…( ゚Д゚)

また、街は小さいが中身はぎっしりしているのが特徴。済南西駅のインフォメーションセンターの女性は私が切符を買って駅構内に入るまで見送ってくれた。彼女は、曲阜は町が小さいけど、中身がギュッと詰まっていて飽きないよ。と言っていた。

で、実際に来てみると、下手な大都市よりも、ここに長期滞在したいと思えるような街だった。



⑥やり手のおばあちゃんにボッタ食られるところだった

自転車でこぐタイプのタクシーがある。田舎に来るとよく見かけるのだけど、この自転車は電動自転車なのだけどね…。

私は2km くらいの距離を20元(320円)もとられるところだった。最初は10元でいいということで乗ったのだが、乗っているうちに、あそこはちょっと遠いから20元と言った来たのだ。

けど、私は彼女が運転している最中に「不会把=あり得ないでしょ!」「我知道这边的物价=私はこの辺の物価知っている」などと連発して、10元に戻させた。

なぜなら河南省の鄭州では、タクシー2km で、8元というのに、なぜそれより田舎で、しかもタクシーでもない電動自転車の後ろにつけられた椅子に座ってこんなに高いの?と思ったし、またおばあちゃんだからいっか。などとも思った。しかも、私のおばあちゃんに似ていて同情したくなったが、これは同情でもなんでもない!と我に返る…w

中国にいると、こういうことの連発なので、妥協していたら積もりに積もってお金がどんどん無くなっていく。

終いには、「日本人はすんなりうんって言ってくれるから扱いやすいよね」という中国で言われているような日本人像になってしまいかねない。

なので中国では間違っていると思ったら、大きい声でしつこく何度も言わなければならないのだ。




⑦人の感覚が、やっぱり遅れている(トラブル発生)

さすが曲阜だ。街並みは非常に綺麗。観光地ということもあってか中心部は小ぎれいにされているのに、英語はほぼほぼ通じない。もちろん人口40万人の都市、しかも1人当たりのGDPが40万円規模の都市に、英語を期待するのもおかしな話なのだが…。

何よりも驚いたのが、泊ったホステルの対応だった。ホステルで一番英語が話せると自称する40代以降くらいの女性とトラブルになった。

そもそもこの女性は、私が最初に予約した部屋(6人部屋?)に私が入ったとき、エアコンをつけているにもかかわらず不快なほど暑苦しく、エアコンが作動していないのでは?と言ったときに、「大丈夫大丈夫、後で涼しくなるから」と根拠のないことを言って、結局私が1人部屋に変えるというときに起こった。

部屋を変える際に受付で、追加の料金を払うときに、私が彼女に金額を書いてと頼んだが、なんの意地だか分からないけれども、ずっと書いてくれなかった。ということが発生した。私が後でトラブルが発生しないように必ず金額は書いてもらっている。お互いに口頭だけでお金のやり取りをしても、分からなくなる場合が少なくないからだ。

けれども彼女は私の態度が気に食わなかったのか、差額の●●円を頂戴!と言うだけ…( ゚Д゚)

彼女に悪気はないだろう。けれども、規模の小さいホステルということや田舎だったということもあり、やはりその女性には自分がサービスしているという自覚はなかったのかもしれない。と思った…。

なので、今回のことから、中国といっても中国人皆=上海や北京の人たちと同じように考えてはいけないのだなということを改めて感じた。

また、今回私は中国語が全くできない人間だったら、どううまくやっていたのだろう。とさえ思ってしまうと少し怖くなった…( ゚Д゚)




⑧外国人観光客=中国語上達者が多い

中国には外国人観光客が多いが、大都市にやってくる欧米人は中国語が話せない人が多い。けど、私が感じたのはここにわざわざやって来る外国人は中国語が堪能だということだ。

私はそのホステルの女性と口論していたときにやってきた米国人の男性も流暢な中国語を話していたし、ホステルのバーカウンターで隣にいたサウジアラビアの声がエロティックな男性も、現在北京で中国語を勉強していて、サウジアラビアに帰ったら中国語の先生になるのだと、話してくれたように、中国語がある程度できる人だった。

そもそもこんな田舎に、中国語の知識なしで来ようなんて考える人のほうが少ないのかもしれない。

同時に、日本では中国語熱が冷めているような気もするが、欧米や、アフリカ、中東、東南アジアでは中国語を学んでいる人の数が増えているような気もする。

特に欧米人や黒人が中国語を流ちょうに話すと、自分の中国語って何なんだ。と思ってしまうほど、やられた感がある( ゚Д゚)

「中国語(マンダリン)が話せる世界の有名人(日本人以外) TOP20」


⑨論語、孔子好きは一度来てみるべき場所

論語を読んで人生の生き方を考えさせられた。と思った人は少なくないだろう。私もかつて、論語の本を読んでたくさんの知識や知恵をもらった。

なので論語好き、孔子好きの人はこの街を訪れるべき。と言いたいところだが、実際はそういうわけでもない。孔子に関する建物を見て回るだけになってしまうだけの旅行でいいのなら、来たほうが良い。

もっといいのは、この街に住んでいる人たちが孔子の教えに少しでも精通しているかどうかだと思う。

これはタルムードが好きな人がイスラエルに行ったけれども、タルムードの内容すら知らない人ばかりだった。というようなことと同じ感覚で、実際に来てみて思っていたのと違った感覚を覚えるかもしれないからだ。

けれども、上にも書いた通り、山東省と河南省、つまり済南~鄭州(徐州経由)までいく道のりに、これら哲学者の誕生地はほとんど見ることができるので、山東省+河南省を一緒に旅行することがお勧め( ゚Д゚)/


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