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夏のシベリアでプチ生活計画。長期滞在なら、どの都市や共和国が一番最適?

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夏のシベリアでプチ生活計画。長期滞在なら、どの都市や共和国が一番最適?

現在ウクライナから帰国中のマルチリンガールりょうこです。いろいろ準備してロシアに旅立とうと思っているのだけれども、どうもモスクワやサンクトペテルブルクにはあまり興味がないようだ。というのもウクライナのキエフは全然楽しくなく、逆に第三の都市オデッサのほうが楽しかったという経験や、あまり日本人が多くいる、つまり外国人が多い都市よりも、その国をもっと深く知れるような地方都市のほうが人生勉強にもなるとも思っているからである。

またロシアの場合は、もともとスラブ人圏ではなかったシベリアの少数民族や、あの広大な土地に非常に興味がある。

そもそもシベリアはロシアの領土ではなかったが、ウクライナやモスクワ周辺のスラブ人が領土を東に拡大していく形で、そこにいた原住民なども融合して広げていった。これは、ある意味ニューヨーク州あたりから始まったアメリカがインディアンを虐殺しながら西に拡大していったのと似てはいるが、アメリカの場合、西海岸は非常にリベラルな土地柄になったのとは反対に、シベリアはものすごく保守的な人たちの集まり。といった感じになっている。

とはいっても、シベリアで生活したことのある日本人の情報は少ないし、私がオデッサに住んでみて感じたように、見聞きしてきた情報と全く別の物が見えるかもしれない。どうせならそういうところにお金を使いたいと思っている私はこの記事で軽くシベリアについて分析してみて、実際に行った時のために、残しておきたいと思う。

かつて数年前にロシアの民族記事も書いたが、このような記事を書いている人は少なく、私もウクライナのプチ生活中に自分の記事を読んでいたくらいである。

「ロシアの少数民族の人口順位 TOP57(イケメン、美女写真付き)」

つまり、あとで自分が書いた記事が自分自身の中で役に立つことがあるということだ。さて、シベリアの人口からまず始めよう。

 

 

①シベリアの人口と面積

まず、シベリアとは、ヨーロッパロシア以外のエリアを言う。この地図の中では一番ヨーロッパ側のグレー色になっている部分。で、シベリアにもいくつもの州があり、そこにシベリアと名前がつく州もいくつかあり、それらがシベリアだ!と思っている人もいるかもしれないが、ロシア人からすると、シベリア=ロシア連邦領内のおよそウラル山脈分水嶺以東の北アジア地域と定義づけられている。

さて、ヨーロッパに近い西側からウラル、シベリア、極東と大きく三つに分けることができる。それぞれがいくつもの州や、自治管区、地方、共和国などを持っている。

人口は、3376万人(2017年)で、面積は、13,100,000 km2

つまり、一つの国ができてしまうほど。しかも、国として独立してしまった場合、世界で一番面積の広い国になる。参考までに中国の1.4倍の広さ。

 

②この記事で対象とする「シベリア」の対象エリア

この記事では、シベリアの中でも一番西側のウラル地区を除外する。ウラルエリアで最大のエカテリンブルクなどは除外するということである。以下の地図を見てもわかると思うが、ウラル地区というのはどちらかというとヨーロッパロシアである。またこの地区にはフィンランドと同じように、ウラル語族の言語を話す民族がたくさんいるので、こちらはモスクワとセットで旅行に行くのがいいかもしれない。

ヨーロッパ・ロシアの隣にも位置し、最大の都市エカテリンブルクを抱えるこのエリアはウラル経済地区と呼ばれ、1800万人も住んでいる。

つまり、上の地図、のヨーロッパ・ロシア以外のシベリアから、このウラルを除外すると、人口は1500万人ほど。この記事で対象とするシベリアは、ウラル経済地区を含めないロシアの東部全体。と考えればいいかもしれない。

とはいってもエカテリンブルクにお気に入りの部屋を見つけたので行った際には別に記事を書くことにしよう。ちなみに、以下の中のいくつかの部屋もエカテリンブルク。

③シベリアの都市人口ランキング

順位 都市名 人口
1 ノヴォシヴィルスク 162
2 オムスク 115
3 クラスノヤルスク 109
4 バルナウル 63
5 イルクーツク 62
6 ハバロフスク 61
7 ウラジオストク 60
8 トムスク 57
9 ケメロヴォ 55
10 ノヴォクズネツク 54
11 ウラン・ウデ 43
12 チタ 35
13 ヤクーツク 32
14 コムソモリスク・ナ・アムーレ 24
15 ブラゴヴェシチェンスク 22
16 ブラーツク 22
17 アンガルスク 22
18 ユジノサハリンスク 20
19 ビイスク 19
20 ノリリスク 18
21 ペトロパブロフスク・カムチャツキー 17

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_cities_and_towns_in_Russia_by_population

北海道の首都、札幌に匹敵する人口を抱える都市はないようだ。とはいっても、都市の魅力、充実さは人口だけではない。その部分を旅慣れした私はしっかりとわかっている。

この中で私が狙っている都市は、まずシベリアの中心地ともいえるノヴォシビルスク。そして、モンゴルのウランバートルからずっと北に行くと日本人のルーツ?かもしれないとも言われるバイカル湖のそばにあるイルクーツク(ウラン・ウデ)、またサハ共和国というシベリア内でも最大の地区の首都ともいえるヤクーツク。ここはサハ人と呼ばれる韓国人に顔が非常に近い人たちが住んでいるので、ロシアにいながらも東アジアにいるかのような体験ができる。

「イケメンや美女も多い?ロシアのヤクート人(サハ共和国)やチュクチ人は、日本人はなぜ似ている?」

また、北海道出身なのでサハリン最大の都市ユジノサハリンスクや、北海道よりもさらに東に位置する、最極東カムチャッカ半島最大の都市ペトロパブロフスク・カムチャツキーにも行ってみたいのだが、シベリア滞在の第一弾では、これら3つの都市を抑えて、地理的な、距離的な、いろいろな意味での違いを理解してから小規模都市を回る第二弾に行きたい。

 

④シベリアで最もリベラルな都市

英語圏でロシアについて調べている記事を見ていると、リベラルな都市はどこか。的な質問は結構多かった。

私はLGBTに分類されるため(自分からはどうでもいいことなので主張はしてはいない)、何か攻撃に合わないためにも、保守的な土地柄なのか、そういうものに対して理解度のある土地柄なのか確認はするようにしている。というのも、私のような人間が受け入れられにくい土地柄では何かトラブルにあったときに誰も味方になってくれないこともあるので…。

さて、シベリアでリベラル、この記事でのリベラルの意味は、LGBTのみならず、古いやり方に固執しない人という意味で、そういう人が多い都市は、ウラジオストクか、ノヴォシビルスクである。ウラジオストクの人口はノヴォシビルスクの3分の1程度であるが、サンクトペテルブルク、オデッサ(ウクライナだけれども完全なロシア語圏)、ムルマンスク(北極圏最大の都市でフィンランドに近い)、サンクトペテルブルクのように昔から港町だったため、日本で言えば神戸のような雰囲気があるためだそう。

またウラジオストクは私も1週間ほど訪れたことがあるが、彼らは完全にモスクワを向いている一方、若者の間では韓国色が強かった。そういう意味でロシアにありながら、東アジアを強く意識した土地柄というのもあり、他のシベリアの都市の中でもリベラルな人が多い土地柄なのだと思う。

「日本人も韓国人のようにロシア極東「ウラジオストク」と「ハバロフスク」に行くべき理由 TOP10」

そしてノヴォシビルスクの場合、やはりシベリア最大の都市なので西洋の影響を受けた若者もその分多いと思われる。シベリア制覇するためにはまずはやはりシベリアの首都ともいえるノヴォシヴィルスクに行くのがいいのかもしれない。

https://www.quora.com/What-are-the-most-liberal-cities-in-Russia

ノヴォシビルスクといえば、私が愛してやまないキルギスやカザフスタンなどの、割と真上に位置するので、これら中央アジアのイスラム圏と、どのように違ってくるのかを体感するのが楽しみ。

「カザフスタンの2大都市「アルマトイ」と「アスタナ=ヌルスルタン」に行って感じたこと TOP10」

 

⑤家賃の相場(マシな部屋の場合)

窓を開けても隣の部屋がない環境、割と上階のほうで、5.3万円くらい。もちろん光熱費込み。夏の7月の間ずっと借りた場合での値段。イルクーツクにしては外の景色もよく見える部屋。夏に涼みにイルクーツクに行くにはいいかもしれない。明るい照明と、ブルーに統一された感じが気に入った。

 

⑥家賃の相場(最低限格安にしたい場合)

こちらの部屋は、2.5万円くらい。もちろんさっきの部屋と同じくルームシェアなどではなくアパート貸切で光熱費込み。家具など全て揃っている。イルクーツクの部屋だが、上の部屋の半額くらい。控えめに暮らしたい場合こういう部屋もいいかもしれない。ロシア語留学に行く人なんかには最適な部屋ではないだろうか?

ちなみに、部屋探しをしていたら気づいたことの一つ。それはこの記事では対象としていないウラルのエカテリンブルクにはおしゃれで機能的な部屋が多かったので、そちら別で数ヶ月住みたいとも思い始めてきている(笑)

 

⑦シベリアのフライト事情が非常に複雑

シベリアを旅行するとなると、シベリア鉄道に乗り、シベリア鉄道沿いの都市を楽しむのが主流なのだと思うけれども、私は自分の仕事もあり、そのスタイルは難しい。もちろんシベリア鉄道に乗ってゆっくりといろんな街を散策したいとも思うのだけどね。

土日以外はレッスンもあるので移動が厳しく、1ヶ月単位で部屋を借りることが合理的。

そうなると飛行機を駆使しなければならない。よくありがちな極東二大都市だけの場合だと、ウラジオストクとハバロフスクという感じでほとんど考える必要はないくらい簡単に行けてしまうのだけど、ウラジオストク、イルクーツク、ノヴォシビルスク、ヤクーツク、カムチャッカ半島も行きたい。となると、計画を立てるのが非常に難しい。

特にサハ共和国のヤクーツクは、シベリア全体を回るときに一番ネックになる。片道の料金も割と高く、直行便もノヴォシビルスクやイルクーツクなどと限られている。それかモスクワなどに一旦乗り換えていくなど…。

 

⑧シベリア鉄道の料金

2021年8月1日で検索した結果(コロナ渦なので安くなっている可能性もあり)

シベリア鉄道の料金の相場を知るために、ウラジオストク→イルクーツクで調べてみた。だいたい2万円近い料金。

つまり、飛行機とほぼ変わらない。ウラジオストク からイルクーツクまで飛行機でそのくらいの料金である。またさらに遠く離れたモスクワまでも片道2万円であることが多い。(乗る人が多いから?)

https://www.russianrailways.com/routes

シベリア鉄道は電車内で話し相手を見つけたり、広大な大地を見ながら過ごせるのでそれ自体はものすごく価値があるので、いずれ乗ってみたいな。。。。

 

⑨最後に

ざっくりとした記事になってしまったが、今のところはこういう感じで予定を立てている。とはいっても各国の状況がコロコロと変わってしまうコロナ渦なので予定変更でメキシコ辺りに行く可能性もあり。随時追記していく。

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